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イギリスのわらべ歌や川原泉のコミックの『バビロンま...

3.5

投稿 : 2023/08/15 22:45

状態 : 読み終わった

イギリスのわらべ歌や川原泉のコミックの『バビロンまでは何マイル?』に似たタイトルだが、どちらにも関係はない。
本作品はSF小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』にインスパイアされたナンセンス・不条理系のSFコミックであり、第51回星雲賞のコミック部門を受賞している。

もっとも内容に関して『銀河ヒッチハイク・ガイド』と直接関係があるのは、銀河アウトバーン建設予定地の惑星とか程度であり、個人的にはその惑星で居残り続けた異星人の名前が「ミンゴ=ス」っていうところに惹かれた。
他にも、ヒロインの名前が「オーバーロード人のカレルレン」(←『幼年期の終り』)とか、ツッコミどころ満載なのが気に入った。

改めてあらすじを記すと、地球が消滅したあと唯一生き残った記憶喪失の地球人が、2人の異星人とともに宇宙を旅する話。最初の頃は意味不明なショートストーリー的なイベントが続くがだんだんと話がまとまっていき、最後は綺麗に終わるストーリーが見事だった。

※このレビューがネタバレしてると思ったら...?

サンキュー

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