
冒険者になって10年経ったものの、未だに初級クラスから抜け出せない青年(25歳)が主人公。
いつものようにダンジョン探索をしていると本来いるはずのない龍と遭遇、なすすべもなく喰われて死んだ… と思いきや何故か魔物である「スケルトン」として復活していた。
その姿では街に戻ることはできないためダンジョン内で人目を避けて暮らすことにした彼だったが、ある日ダンジョン内で魔物に襲われている少女(ポニテ美少女)に出会った。スケルトンになったとはいえ正義感あふれる彼は少女を救う。
助け出した彼女の協力を得て街に戻った彼は、以前からの知り合いである女性学者(24歳、美人)のもとを訪れ、魔物の実験台として研究対象となることを条件に共同生活をすることになった。
更に新人冒険者として1から始めようと考えた彼は、付き合いの長いギルド受付嬢(美人)に相談する…
シナリオが上手くスムーズに読み進められるためあまり気にならないが、結構ご都合主義的な内容である。
まず主人公が出会った龍、なんで本来いないものがダンジョンにいたんだ?で、喰われたらなんでスケルトンに変わるのか?作品内では「存在進化」という便利な設定があるが、なんで魔物は進化できるのか?身元を隠すために買った銅貨三枚の仮面って有能すぎるのでは?
今後これらが伏線回収されるのか、それともこのまま押し通すのか興味は尽きない。
またご都合主義とは異なるが、上記でも分かるように女性の比率がかなり高い。主人公は下っ端冒険者で女性にももてないと考えているようだが、無自覚で女たらしな気がする。まぁ個人的には好きな設定だ…
画力は高く見ていてとても気持ちがいい。作者(漫画家:中曽根ハイジ)あとがきでは「原作の面白さを伝えるのはもちろんですが、途中で終わらせないというプレッシャーも感じております」とあり、責任感のある方だと感じた。
原作の最後までコミカライズが続くよう祈っている。
サンキュー
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