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1巻  終末世界に生き残っている二人の少女チト(...

4.5

投稿 : 2015/12/18 11:47

状態 : 読み終わった

1巻
 終末世界に生き残っている二人の少女チト(ちーちゃん)とユーリ(ユー)が,半装軌車ケッテンクラートに乗って旅をする。何故終末になってしまったのか,どういった経緯で二人が生き残り一緒に旅をすることになったのか,立派な愛車はどうやって手に入れたのか等々の詳細は不明。
 背が小さくて黒髪ツインテールの子がちーちゃん,大柄でおかっぱ頭の子がユーリ。ちーちゃんは車の運転ができて字の読み書きができて頭が良い。薄れる記憶を記録するために日記をつけている。でも高いところは苦手。ユーリは気楽な子で貴重な本を燃やしてしまうようなお馬鹿。「記憶なんて生きるジャマだぜ」はちょっと名言かもと思った。身体動かすの担当で銃を使える。
 過酷な世界でのサバイバル生活だが,二人は特に絶望しているわけでもなく,助け合って楽しそうに,でも淡々と今日を生きていく。生きると決めたら落ち込んでいる暇もないのかもしれない。

 古い施設を利用しながらその日の宿や食べ物を探して旅をする。昔の人が作った階層型の都市で,二人は上層を目指している。文明が廃れて久しいので人々は過去の遺産を利用しているだけ。地図を作りながら旅をするカナザワと出会ってひととき一緒に旅をするけど,電気が生きている上層階へ着いたら淡々と別れちゃう。「意味なんかなくてもさ たまにはいいことあるよ」ってお馬鹿なユーリの名言。

 
2巻
 電気がある上層階でも旅は続く。電気も水もあるのにやっぱり人はいない。
 別れ際にカナザワがくれた写真機で二人は色々撮ってみる。石像と寺院。屋根のある部屋。家で暮らすのはあこがれだけど,食料を求めて旅は続けなければならない。雨の日の雨宿り,ヘルメットに落ちる水の音。そしてケッテンクラートの故障。チトはスパナを持って修理しようと頑張る。そこで見かけた試作飛行機と,その飛行機を作り「歴史の末端に刻む飛行」を試みる女性イシイ。
 イシイが住む元空軍基地には部品が豊富,食べ物も残っていてイモが美味しい。ケッテンクラートは無事修理され,イシイの飛行機も完成。イシイの飛行を見届けて二人はまた旅へ戻る。


3巻
食べ物工場に墓,ワイン,水槽の中の魚。


4巻
チトとユーリは列車に乗ってたくさん移動。ようやく空が見える場所へ出る。そこで出会った,ネジや砲弾を食べちゃう謎の生物「ぬこ」としばらく一緒に旅。ラジオからたまに流れる悲しい音楽。ラジオの電波が発する位置を「ぬこ」がつきとめ,「ぬこ」の成体たちと出会う。少しだけ「ぬこ」の成体が世界のことを語る。

5巻
身体は勝手に治るけれど服は勝手に直らない。美術館。第6基幹塔の人口知能。おじいさん。

※このレビューがネタバレしてると思ったら...?

サンキュー

2

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