まず心に残ったシーンを挙げていくと重苦しい印象を受けたところばかりになるし、そもそも純粋に爽やかで幸せなシーンっていうのがほとんどない。この漫画は障害者と健常者の微笑ましい恋愛、というテーマではないというのが大前提だと思います。
あくまで私自身の感想ですがこの漫画は学生同士の葛藤を描いたものだと受け取りました。表現がありきたりですけど。つまり、主役の二人がたまたまいじめっ子といじめられっ子で、たまたまその一人が障害を持っているだけだったんじゃないですかね。
なので障害者が出る漫画を読みたい！という方にはオススメできないと思います。どちらかと言えば加害者に手を差し伸べるような展開ですし、障害者ではなく西宮硝子という少女がメインなので。あと、私はこの漫画を読んで障害を持つ方のために行動を起こそう！という気には一切なりませんでした。
どうしてこのキャラはここでこういう行動に出たのか、を考えるのが好きな人にはすごくオススメしたいです。そういう漫画です。
サンキュー
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