でも 愛し合うことだけが どうしてもやめられない
マンガ原作のア二メの改変は、原作のファンには気に入られないことが多いのですが、数少ない成功例です。個人的にはこちらのマンガ版のストーリーの方が、好みではあります。マンガ版の方がより哲学的、精神的でしょうか、すくなくともマンガ版は、愛の物語。これだけの上質なストーリーを、宮沢賢治へのオマージュをちりばめながら、宇宙と言う舞台で繰り広げる。これだけで十分にすばらしい出会いでありました。いろいろな意味で人生と人とを見つめなおす物語。私は基本的に蔵書をしないのですが、プラネテスはいつか自分の子供たちが読んでくれることを祈って、本棚においているマンガです。
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