亡き父の思いを遂げるため、主人公の堀口元気がボクシングの世界チャンピオン関 拳児に挑む物語です。
物語は元気が5歳のころから始まります。さえない父は二流のプロボクサーでした。
父は息子のヒーローであり続けるために関 拳児に果敢に挑みます。
だが、奮戦むなしく敗れます。
その後、安静にしていなければいけない体なのに、父は元気を連れて遊園地に行き、脳内出血で亡くなります。
元気は関 拳児を恨んだりはしません。ただ、父が勝てなかった相手に挑みたい。
それを目標に彼は努力を続けます。
その頃、関 拳児は、既に世界チャンピオンになっていました。
元気は中学を卒業すると、実家を出て東京で一人暮らしをします。
関 拳児と戦いたい。彼の目標はそれだけでした。
決して彼は世界チャンピオンを目指していたわけではありません。
だが、彼は、ボクサーとしては、心が優しすぎる少年でした。
自分が殴られる痛みよりも、相手が殴られるときの痛みを強く感じてしまう少年でした。
サンキュー
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