
佳作。
主人公♂、16〜17歳ほど。青森出身。津軽三味線の天才。ムラが多い。祖父を尊敬。
兄、19〜21歳ほど。見た目がめちゃくちゃ老けてる。津軽三味線で大会優勝を目指す。穏やかで弟を何に付けても優先する。祖父を尊敬。
祖父、故人。盲人で津軽三味線の孤高の存在。余り表に出ず世に知られなかった。
その他漫画のようなあり得ないキャラが多数。
佳作なのは全部通過点に見えるから?
高校甲子園しかり、大会優勝しかり、ユニット活動しかり。
最終的には主人公ソロで表に出るんだろうな〜て想像できる。
総じて、主人公が何かを掴んではまた思い悩むの繰り返し。
三味線の音の表現は伝わりにくいなぁ。
心象風景でなく、過去語りに移行してしまうからかなぁ。技術的な描写ももっと欲しいんだよ。
特に現代の孤高の奏者、神木清流(名取名)のバックグラウンドを大分組み立てたのに楽曲表現が何か物足りなく、その後の作品はキャラ自体ほぼ触れてさえいない。ほったらかしな状況。
要所要所でその楽曲の持つ表情が伝わってこない。
民謡で難しい言葉なら現代語で簡易なのも併記したら良いのに。
そうそう、しょっぱなから青森弁の解説なくずっと方言喋りっぱなしなのは面食らうけど、なんとか慣れてきた。
まあそうは言え、1巻20分程で読む漫画じゃないと反省。一気読み駄目。
もっと民謡の歌詞とか噛み砕いて時間をかけて読むべき作品なんだろう。
本当に時間がある時に推奨。
サンキュー
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