1 四月は君の嘘
完結済 巻数 : 11
あらすじ・ストーリー
かつて指導者であった母から厳しい指導を受け、正確無比な演奏で数々のピアノコンクールで優勝し、「ヒューマンメトロノーム」とも揶揄された神童有馬公生は、母の死をきっかけに、ピアノの音が聞こえなくなり、コンクールからも遠ざかってしまう。
それから3年後の4月。14歳になった公生は幼なじみの澤部椿を通じ、満開の桜の下で同い年のヴァイオリニスト・宮園かをりと知り合う。ヴァイオリンコンクールでかをりの圧倒的かつ個性的な演奏を聞き、母の死以来、モノトーンに見えていた公生の世界がカラフルに色付き始める。
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読み終わった後に余韻が残る名作でした。 最初はどんな漫画か知らずに読んだのですが、ピアニストを目指す主人公の物語で、 かなり悲しいけど心に残る名作だったと思います。
クラシックをテーマにした青春漫画。 非常に完成度が高い作品で、1話として無駄な回はなし。 伏線は全て回収されますし、謎めいたタイトルの意味も最後に明かされます。 「いちご同盟」という小説がベースになっていることもあって 恋愛小説ですでに書き尽くされたような構成・展開ではありますが、 今まで経験したことがないほど感動しました。 漫画を読みながらボロボロ泣いてしまったのは初めてです。 好き嫌いの分かれる作品だとは思います。 泣かせようと狙っているようなシーンや台詞が多く そこで素直に作品に入っていける人もいれば拒絶してしまう人もいるでしょう。 ですが私のように、この漫画が「一生の宝物」になる方もいらっしゃるはず。 是非多くの人に読んでもらいたいです。 ちなみにアニメ版も素晴らしい出来で、音楽があると感動が倍増します。 原作以上に泣いてしまいました・・・
かつて正確無比な演奏から数々のピアノコンクールで優勝した神童、有馬公生は、指導者でもあった母が死んだことがきっかけでピアノの音が聞こえなくなってしまい、以降、ピアノの演奏から遠ざかってしまう。 それから月日が流れて、中学3年生となった有馬公生は、同年のバイオリニスト、宮園かをりと知り合い、再び音楽の道に戻ってゆく。 別冊で短編集1冊、小説版で別エピソードがありますが、本編は11冊完結で、公生たちが中学3年生の間、1年間の話になっています。 アニメの評判がいいとよく聞きますね。 マンガではちょっと引き込まれたというレベルですが、確かに、これに音と動きがついたら涙腺が緩むかもという内容でした。 ピアニストが成長する姿を描いた作品なので、作中クラシックの名曲を、時には独創的に、あるいは完成度を高く、または感情的に奏でる描写が多々あって、マンガでもその表現が伝わるのですが、やはり音ありで見ると印象が変わると思います。 アニメ版未視聴なので、そのうち見てみようかなと思います。 本作スタート時点でラストまでのプロットがあったのかはわからないですが、11巻で無駄なくきれいにまとまっています。 世界デビューをせず、コンクールも国内のみ、恋愛要素にも比重が置かれているという意味で、ピアニストが主役のマンガとしては珍しい部類な気がしました。 3,4巻くらい(かな?)までは若干読みにくかったですが、以降はどんどん面白くなります。 ラストが悲しいですが運命的でした。 ただ、散々正確無比、ヒューマンメトロノームと揶揄されたかつての主人公の演奏に感銘した、背中を追いかけ始めたというキャラが多いことに少し違和感を感じました。 あと、ドラスティックに言ってしまうと、何故か女の子にモテモテな主人公を、みんなで励まして成長させる話とも読み解ける内容のため、人によっては苦手に感じる可能性があります。
2 ノラガミ
連載中 巻数 : 27
あらすじ・ストーリー
社を持たない無名の神、夜ト。たった5円の賽銭で水道管修理やらコンビニのアルバイトなどなんでも引き受けるデリバリーゴッド。とある依頼を遂行中だった夜トは不注意から、壱岐 ひよりを交通事故に遭わせてしまう。ひよりは一命を取り留めたが、幽体離脱しやすい体質になってしまい、その体質改善のために夜トと関わるようになる。
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魔と神 これはやばいね!ww 戦いが面白い ひよりちゃんがベリぐなヒロイン 早く次回見たい!!
最初は強引な展開だと思って読んでたけど、読んでる内に慣れてくる。
画風が俺はすき。日本の神明と古日本語もたくさん勉強になりました。セリフかっこよすぎるですよ。 小福ちゃん一番カワ(・∀・)イイ!!と思うよ。見るときずっと豊崎愛生さんの声が湧いてきて、テンション上がっちゃう。 アニメもマンガも素晴らしいと思うから、星5にしておく
3 BECK
完結済 巻数 : 34
あらすじ・ストーリー
決して彼らの音楽が鳴っているわけではない。しかし、あれ?なにか聞こえてくる。あ、BECKだ。私は漫画で音楽を聴いた!
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音楽マンガといえばBECKで間違いなし‼︎ この漫画に影響されてギターを始めましたが、マイナーコードを覚えてやめちゃいました笑
バンド音楽物。 主人公は天才と出会って人生をも変えていく。 主人公は素人からギターを始めて、ボーカルで異色の才能を発揮していく。 主人公が高校生からスタートするが、自主退学し音楽一本の道へ。 ハチャメチャな展開ながら、毎回次巻が気になる構成は素晴らしい! 音楽の力を感じられるのはいいね。 全てのバンドマンが憧れる生き方してるよ。
「ゴリラーマン」、「ストッパー毒島」に並ぶ、ハロルド作石氏の代表作。 バンドを題材としたマンガとしては金字塔的作品で、アニメ化、実写映画化している、有名作品です。 ごく普通の中学生「田中幸雄」、通称「コユキ」が"BECK"というバンドグループに入り、様々な困難を乗り越えてナンバーワン・ロックミュージシャンになる物語となります。 当初、コユキは、そもそもロックミュージックに興味がなくて普通のポップスくらいしか聞いておらず、開始時点ではギターもろくに演奏できない、本当にどこにでもいる少年でした。 一方で、天才的なギターの才能を持つ「南竜介」は、ニューヨーク帰りの帰国子女で、ロックスターを目指してバンド活動を行っていましたが、常に衝突してしまい夢に届かないままでいます。 とても交わりそうになりこの二人が、ツギハギだらけの犬"ベック"を介して出会ったところで、ロック・バンド"BECK"の物語が開始します。 ストーリー漫画で、BECKたちメンバー同士が衝突したり、認められたり、妨害にも遭うのですが、圧倒的な実力と少しばかりの奇跡で前に進んでゆく展開となります。 楽器演奏を初めて、バンドを組んでステージで演奏する、そしてそれからどうなってニューヨークで認められたかが描かれているので、今、バンド活動をしている、バンドを始めたいと思っている方にはおすすめの作品です。 私自身ドラムを叩いていたので、バンド演奏側からみたオーディエンスの様子やバンド演奏シーンは懐かしくあり、また臨場感があって盛り上がりました。 読んでいる方も一緒に盛り上がれるマンガであり、バンドは色々あるけど楽しいものだというリアルな雰囲気を感じられる作品だと思います。 結構、ご都合主義的な展開も多く、序盤、特出する取り柄もないコユキが、ちょっと歌ってみるだけで誰しもが驚愕するような奇跡的な歌唱力の持ち主であることが判明するのが唐突に感じました。 また、ドラム担当のサクは、中学時代いじめにあっていたコユキの唯一の友達になるのですが、サクがコユキに近づく理由がわからず、さらに幼い頃からドラムをやっていたという設定も唐突に出た感じがします。 その後も作中では、大物ミュージシャンや著名人が現れてBECKを助けるなど、上手くいきすぎると感じる場面があります。 ただ、それ以上にBECKを厭う存在による妨害でせっかく決まったビッグイベントが壊されかけたり、とても勝てそうにない賭けに乗らないといけなくなったりする場面があり、その上で、大物がBECKの実力を買って行動する展開には説得力があり、またカタルシスを感じました。 長期連載で巻数も多いですが、バンドシーンの描写は見事で読みやすいです。 ロック好きははまれる作品だと思います。
4 ボールルームへようこそ
連載中 巻数 : 11
あらすじ・ストーリー
平凡な中学生、富士田多々良は何の目標も見出せず、無為な日々を過ごしていた。そんなある日、不良に絡まれているところを謎の男に助けられる。 男が多々良を連れて行った先はなんと、社交ダンスの教室! 同じ学校に通うダンサーの女の子、花岡雫や、そのパートナーで天才ダンサーの兵藤清春らに触発されながら多々良のダンススポーツにかける青春が幕を上げる!!
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あまりメジャーではありませんが競技ダンスを取り扱った作品です。 あまり知られていない競技なので読んでいて新鮮です! 恋愛あり友情ありらいばるありもちろん憧れの人も登場します! スポーツ漫画好きな人もそうじゃない人にもオススメ!
何もなかった少年が社交ダンスに通いどんどんのめり込んでいく 遠い先にいるヒロインに近づくために まぁとにかく面白い
アニメ化記念コメ。かっこいいし面白い。読んでて熱くなれる作品ですね。 主人公が世界を食う前にアニメが世界を席巻することでしょう。 今でも十分面白い作品に仕上がっていますが、この作品はこれからが本番。 どれだけ面白くなるんだろうかと期待してしまいますね。
5 capeta
完結済 巻数 : 32
あらすじ・ストーリー
幼い時に母を亡くした平勝平太(通称・カペタ)は、仕事が忙しい父に対して、気丈にふるまうものの、友人の安藤伸(通称・ノブ)や鈴木茂波(通称・モナミ)と遊びながら、退屈な日々を過ごす小学4年生。カペタの唯一のあこがれといえば、かっこいいクルマ…。そんなある日、父が仕事先から持ち帰った“ある物”が、カペタの運命を大きく変え、彼を未来の“戦場”へと導いていく!! 熱闘レーシングロマン、堂々の幕開け!!
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熱い作品!名言も多く、頑張らなきゃと思わさせられた。
モータースポーツを題材にした作品。 作者の曽田正人といえば、本作の前は天賦の才能を持ったバレリーナを主役に描いた『昴』という作品を描いていましたが、本作はまた全く畑違いの業界となっています。 主人公「平 勝平太(カペタ)」と、生涯の友となる「安藤 信」、「鈴木 茂波」の幼少期から物語が始まります。 カートとの出会い、ライバルでありカペタの目標となる「源 奈臣」との出会いが描かれ、初めてのジュニアカートの参戦。 中学生、高校生と成長するに連れ、つきまとう資金繰り問題やアクシデント、ライバルたちとの切磋琢磨が描かれ、そして、F3マシンで最も有名なレース「マカオグランプリ」への挑戦が描かれています。 登場するレースやレース場は実在のものが多く、オートスポートに詳しいわけではないのですが、本作で色々知ることができました。 チューニングやレーシングテクニックは元より、スポンサーありきだったり、早くてうまいレーサーがF1マシンに乗れるわけではないといった事情についてもわかりやすく描かれています。 また、内情も描かれていますが、割合的にレースの描写が多く、コンマ2桁以下のタイムを争うレーサーたちの思考描写が壮絶です。 サーキットレースはある程度、相手が不利になるような行動が認められていて、反則として明確になっていない限り、当然の戦略としてそれを行います。 また、最高速度で270km/h出るというF3でクラッシュをすると命にも関わる、そんな中で勝つために走る彼らの争いはまさに戦争でもやっているかのようでした。 モータースポーツは、とにかく熱くて激しい業界なんだと感じました。 自動車レースを観戦したことはないのですが、本作で興味が出たので、次のスーパーフォーミュラ・ライツは見に行ってみたいと思いました。 全32巻で完結していますが、最後はF1まで行かず、引き続きヨーロッパのレースで活躍する熱意を燃やすという終わり方になっています。 カペタに恋心を寄せていたキャラはフェードアウトし、留学した信の活躍も無く、やや中途半端な感じを受けました。 打ち切られたのかな、とも思いましたがそういうわけではなく、予定していた終了タイミングだったそうです。 ただ、やはりマカオで成績を上げたなら、次はF1参戦して欲しいところ、同作者の『昴』も、後年続編が描かれたので、本作もいつか続編があるといいなと期待しています。
6 虚構推理
連載中 巻数 : 21
あらすじ・ストーリー
『絶園のテンペスト』城平京の傑作ミステリ、待望の漫画化!! 怪異になってしまった一人の少女と、怪異にさえ恐れられる一人の男が出会った時、生まれるものは――!? “推理”、“妖怪”、“都市伝説”、“恋”‥‥予測不可能な物語が幕を開ける!!
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城平京先生の書く女性キャラが可愛すぎてもう…… 片瀬茶柴先生という謎の新人も気になる存在。いろいろ推測されてますけど
1~9巻既読。 10巻・・・・・・アパートの同じ部屋で3回連続して自殺者が出たことの合理的な理由を琴子がしめす。 11巻・・・・・・23年前に起きた音無澄社長殺害事件の犯人は剛一であることを証明するという課題が出される。 12巻・・・・・・雪女のジレンマ 13巻・・・・・・雪女のジレンマの結末、いわくつき物件の話など。 14巻・・・・・・短編の「的を得ないで的を射よう」が面白かった。 15巻・・・・・・4人の登山者と桜川六花とキリンの祟り。 16巻・・・・・・キリンの祟り事件の終わりと六花との舌戦。 17巻・・・・・・江戸時代に雪女を斬ったとされる白倉半兵衛の話。 18巻・・・・・・琴子は雪女と半兵衛の逸話として2通り提示する。「雪女を斬る」終幕。 19巻・・・・・・短編4本、「血まみれパイロン」の話が面白かった。 20巻・・・・・・美矢乃の苦悩。父の事件や母の事故を琴子が解説。飛島家の殺人の序章。
2020年1月から放映されたアニメ版に触発されてコミック版を読んでみたのだが、これが大正解。 ヒロイン岩永琴子は劇中でお人形さんみたいと言われるが、コミックではまさにお嬢様然とした可憐な姿を脳内補正できる。とにかく彼女の魅力が爆発している。 ストーリーも面白く、読んでいて引き込まれる感じだ。
7 今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね
完結済 巻数 : 10
あらすじ・ストーリー
“恋”が“殺意”に侵されてしまう症状に感染した神城卓は、片思いの相手・花園魅香への殺意に苛まれるが、他の殺意の症状の感染者たちから花園を守るべく、相手のすべてを「洞察する」眼の力を覚醒させる。しかし遊園地を大混乱に陥れた感染者との戦いの中で、その眼の力は、花園(=好きな人)に褒められた力だということ、力を行使すれば、周囲の人も無事では済まないことを知り…
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ジャンルでいうと恋愛ホラーって感じかな? まだ、1巻しかでてないから面白いかどうかは保証できないけど ダーク系が好きな人はいけると思う。 多分。。。
Kindle無料セールにて1巻のみ購入。 幼なじみの花園魅香さんに告白したいだけだった神城卓くんの悲しく残酷な物語の始まり巻。この先どうなるのか気になりはするのだが,続きの評価がイマイチなのでどうしましょう。
主人公は、高校生「神城卓」。 彼は学園のアイドル的存在である幼なじみの「花園魅香」に想いを寄せています。 ある晩に不思議な出来事が起き、明けた翌朝、卓は魅香を見た途端、抑えきれない殺意を抱いてしまう。 彼女と待ち合わせをしていた学校の屋上で、卓は思わず魅香に襲いかかるが、既のところで思いとどまる。 だが、その際、卓は、人間を超えた力を出していたことに気づき、自身の異常な力と殺意に恐怖を抱き自宅に引きこもることになる。 そんな折、魅香は、教師の「厚見幸樹」に拉致されてしまう。 厚見も卓と同じく、強い殺意の衝動を持っており、それを知った卓は、厚見の元に向かうという展開です。 愛する人をどうしようもなく殺したくなってしまうという衝動を持ってしまった人々の物語で、特に序盤は、愛しているが殺したいと思う感情を抑えるため距離を取ってしまうことへの葛藤や、衝動のままに殺そうとする人々との戦いが描かれます。 その後、愛する人を殺したくなる症状と共に手に入れる特殊能力を用いた大量殺戮が描かれ、罪のない人々が大量に酷たらしく殺されていくサバイバルホラー的な作品にシフトします。 後半では、殺意を持ちながらそれを制御しようとする人々の組織『ルーディメント』と、その敵対組織『CiD』、CiDとつながっている新興宗教団体『えぐま教』などの対立が描かれ、チーム戦の能力者バトルのような展開になります。 絵はキレイで、読みにくいではないのですが、とにかく唐突です。 よく読むとストーリーは結構複雑で、よく練られていると思いますが、その割には展開が早く、殺戮とグロと、キャラクターの異常な思考回路のインパクトが強いので、人によっては内容が無いと感じられる可能性があります。 香ばしさ漂うタイトルですが、このタイトルが気に入った方であれば楽しめる作品だと思います。 作中の(中二っぽさも感じられる気がしますが)異常な雰囲気と、思ったより深いシナリオにはまれるかどうかが賛否を分けるのかなと思いました。 なお、本作は途中でタイトルが変わって、一応、一区切りはつきますが、続編『今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね -last-』に続く形になります。 lastも引き続き読んでいるので、終わり方次第で評価は変わると思いますが、本作時点では私的には微妙な感じでした。
8 アライブ 最終進化的少年
完結済 巻数 : 21
あらすじ・ストーリー
高校生の叶太輔(かのう・たいすけ)は、親代わりの姉・陽子(ようこ)と二人暮らし。親友の広瀬雄一(ひろせ・ゆういち)をイジメから救い、幼なじみの落合恵(おちあい・めぐみ)とはケンカばかり。そんな平穏な毎日が、突如沸き起こった全世界規模の集団自殺騒動“悪夢の1週間”を契機に、音もなく崩れはじめた! 学校の屋上で起こった4人の惨殺事件。犯人は広瀬? 警察の勾留が解かれ学校に戻ってきた広瀬は、まるで別人となっていた――。生と死をわかつものは何? 話題の超能力SFストーリー!!
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オーソドックスに面白い。話が大きくなってきてもここまで綺麗にまとまれるんだなと。 ストーリー展開の動きは非常に単純明快で、超能力バトルものというわりにありがちな設定だが、作者の誠実さみたいなのは感じたし。そのオーソドックスの枠内で設定やメッセージ性がちゃんと練られているんだからすごい。もっと評価されるべき、と思うのですが。 そしてこの作品が終わってわりとすぐに作者死んじゃうんだよね。ほんとうにご冥福をお祈りしますが、他にもっと作品読みたかった。
端的に言うと、突如能力に目覚めた少年たちが戦う異能者バトルマンガです。 ただ、普通の異能者バトルとは違い、能力やバトルそれ自体に重きをおかず、"生"と"死"、"破壊"と"再生"を主題にしており、人類の最終形態を望むものとそれに抗うもの、そして人類という3者の争いの物語となっています。 主人公は「叶 太輔」という普通の高校生です。 彼は、ある日の授業中、唐突に"何か"がドスンと自分の中に落ちてきたことを感じます。 それと同時に宇宙の広がりを感じた太輔は、その日の帰り、少女の飛び降り自殺に遭遇します。 太輔は足元に転がる少女を見て、「うらやましい」と感じてしまいます。 そしてそれは、その日から始まる世界中で多発する自殺死亡者の急激な増加『悪夢の一週間』の始まりであることを知ります。 鬱系のノベルゲームのような導入ですが、内容はアクション色が強く、さっぱりとしています。 ただ、能力者により善良に生きている一般人があっけなく、無慈悲に、大量に殺戮されるシーンが多く、作品自体にどこか鬱蒼とした雰囲気を感じました。 特に序盤は太輔と仲良くなった少女、厚意を働いたおばちゃんも酷い殺し方で消し去るので、読んでいて驚きました。 重要人物や狂言回し、死にそうにない人物もあっさり死にます。 絵はきれいですがグロいわけではなく、本当にあっさりと死んでいきます。 グロ耐性は不要ですが、読んでいて「えっ!?」となりました。 主人公の友人「広瀬雄一」が、太輔同様能力に目覚めたことにより性格が豹変し、太輔の幼馴染「落合恵」を連れ去り、太輔は広瀬を追って旅を始めるというのが物語の導入部となります。 能力者を集めて世界に変革をもたらそうと画策する「勝又 重喜」という人物がおり、広瀬は恵と共に彼の元にいます。 太輔は旅の途中で勝又の一味の能力者を始め、様々な能力者とぶつかり合いながら、北に向かって進んでゆく展開です。 その道中劇はわかりやすかったのですが、北海道の湖で広瀬とぶつかった辺りから物語が加速します。 2部構成になっているのですが、特に2部以降はストーリーが複雑化していきます。 テーマがわかりづらく、読んでいるときは展開についていけなくなってしまったというのが正直なところでした。 "広瀬はどういうポジションだったのか"、"勝又の目的は何だったのか"、"御霊とは、アクロの心臓とは何なのか"等、検索サイトの力を借りながらようやく理解できました。 バトル描写、場面描写の移り変わりが激しい作品ですが、つらつら読むのではなく腰を据えて読む必要があったのかなと思います。 絵はとてもきれいで読みやすいですが、絵柄の印象と違い難解でダークな作品です。 ラストも開始時と同じ様にあっさりとした感じで終わり、なんとも不思議な雰囲気の作品だと思いました。
9 ましろのおと
連載中 巻数 : 31
あらすじ・ストーリー
津軽三味線を背負い、単身、青森から東京へやってきた津軽三味線奏者・澤村雪(さわむら・せつ)。師でもあった祖父を亡くし、自分の弾くべき音を見失ってしまった雪だが、様々な人と出逢いながら今、自らの音を探す旅を始める。――「赤ちゃんと僕」「しゃにむにGO」羅川真里茂(らがわ・まりも)が贈る、今一番アツい津軽三味線×青春ストーリー!!
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佳作。 主人公♂、16〜17歳ほど。青森出身。津軽三味線の天才。ムラが多い。祖父を尊敬。 兄、19〜21歳ほど。見た目がめちゃくちゃ老けてる。津軽三味線で大会優勝を目指す。穏やかで弟を何に付けても優先する。祖父を尊敬。 祖父、故人。盲人で津軽三味線の孤高の存在。余り表に出ず世に知られなかった。 その他漫画のようなあり得ないキャラが多数。 佳作なのは全部通過点に見えるから? 高校甲子園しかり、大会優勝しかり、ユニット活動しかり。 最終的には主人公ソロで表に出るんだろうな〜て想像できる。 総じて、主人公が何かを掴んではまた思い悩むの繰り返し。 三味線の音の表現は伝わりにくいなぁ。 心象風景でなく、過去語りに移行してしまうからかなぁ。技術的な描写ももっと欲しいんだよ。 特に現代の孤高の奏者、神木清流(名取名)のバックグラウンドを大分組み立てたのに楽曲表現が何か物足りなく、その後の作品はキャラ自体ほぼ触れてさえいない。ほったらかしな状況。 要所要所でその楽曲の持つ表情が伝わってこない。 民謡で難しい言葉なら現代語で簡易なのも併記したら良いのに。 そうそう、しょっぱなから青森弁の解説なくずっと方言喋りっぱなしなのは面食らうけど、なんとか慣れてきた。 まあそうは言え、1巻20分程で読む漫画じゃないと反省。一気読み駄目。 もっと民謡の歌詞とか噛み砕いて時間をかけて読むべき作品なんだろう。 本当に時間がある時に推奨。
10 パンプキン・シザーズ(Pumpkin Scissors)
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それは、戦災という名の“もうひとつの戦争”!!帝国陸軍情報部第3課、“復興”を担うモノたち。通称――PumpkinScissors(パンプキン・シザーズ)!!永き戦乱により荒廃しきった帝国各地。停戦後の3年間を奔走(ほんそう)するパンプキン・シザーズだが、なかなか成果は挙がらぬまま……。しかしある日突然現れた、大重量の単発拳銃を片手で操る“巨漢の復員兵”が、この国の《運命》を変えていく――!!!!
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ヤンキーマンガの金字塔・『カメレオン』復活! 時は『カメレオン』最終回から7年後、舞台は成南、主役は女装!? 16歳の高校生・星野英太は、ホステス“エイラ”として実家のスナックを手伝う日々。ある夜、恋心を抱くクラスメート・都姫(ミヤビ)と女装姿で遭遇、エイラ=英太と気付かれぬまま信頼を得てしまう。彼女は伝説の暴走族・OZを継ぐことになり、頼れる相手を探していた。国道51号に復活した二代目OZを中心に、『カメレオン』OBたちも続々参戦!!
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13 さよなら私のクラマー
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周防すみれ15歳。その才能を生かし切れないまま中学生活を終えたウイング‥‥。そんな少女に、敵チームの曽志崎緑は誘いをかける――「いっしょのチームに行こうよ」。『四月は君の嘘』新川直司が描き出す、青春フットボールストーリー!!
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流石はベテラン作家だなと思いました。物語の半分位は漫画家としてのグチなんだろうなと思うけど面白いです。
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連載中 巻数 : 22
あらすじ・ストーリー
本編「修羅の門」第二部に登場し、鬼神の技をみせたもう一つの圓明流、「不破圓明流」の誕生秘話を描く。混沌と殺戮の戦国時代に誕生した、「双子の圓明流」無手の技を磨くのみに生きる一族とて、その時代の宿業から逃れることは出来なかった…。成長と共に双子の見る「夢」の距離が徐々に拡がり、遂に相討つ刻を迎える二人の圓明流!修羅の門、修羅の刻フリークだったら、絶対に見逃すな!
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17 修羅の門 第弐門
完結済 巻数 : 18
あらすじ・ストーリー
ヴァーリー・トゥード決勝を戦い終えた陸奥九十九(むつ・つくも)は、ジャングルへと姿を消した。ケンシン・マエダと戦うために――。そして2年を超える刻(とき)が過ぎ、雷(いかずち)に似た技を使うマスクマンがリングに上がる。彼の男は帰ってきた陸奥九十九なのか……?
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二番煎じ過ぎて諦めた
18 DEAR BOYS
完結済 巻数 : 23
あらすじ・ストーリー
バスケの名門校・天童寺から瑞穂に転校してきた哀川和彦。哀川は廃部寸前だった瑞穂バスケ部への入部を希望した。175cmの身長でダンクを決める哀川の実力と、バスケにかける情熱で活動を再開した男子バスケ部。そして、最初の練習試合の相手が成田中央に決まった。男子バスケ部を活動停止に追い込んだ、元顧問・下條の転任先。因縁の試合に熱くなった藤原が暴走し、チームワークを乱す瑞穂。それを相手に、冷静に得点を重ねる成田中央。因縁の試合は瑞穂不利のまま、後半戦に突入する!!
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続編も含めると30年近くほぼ休まず連載していたバスケ漫画です。古い漫画なのでちょっと苦しい所があります
19 ALPHA ZONE
完結済 巻数 : 6
あらすじ・ストーリー
この漫画のあらすじ・ストーリーがわからなくてみんな困ってるにゅ! 知ってたら助けて欲しいにゅよ~
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近未来SF。作画はところどころ微妙にパースが狂っていたりと上手い方ではないが、ストーリー、設定は自分好みで、未だに好きな漫画の1つ。特に前半のミステリー展開、後半のサイバーパンク展開共に好き。
20 C.M.B. -森羅博物館の事件目録-
完結済 巻数 : 45
あらすじ・ストーリー
人体発火や幽霊騒動などの怪奇現象や伝説などから起きる事件を、あらゆる研究や学術調査に関わる権限を強制できる「C.M.B.」の文字が記された3つの指輪を持つ博物館館長である主人公・榊森羅と、体力と正義感が強いのが特徴の女子高生・七瀬立樹が幾多の謎を解決していく作品。
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この作者の作品はヒントが少ないのが特徴なんですが、その弊害として別な方法、別な人物でも犯行が可能だったりして、その一つだけが正解扱いされるのですが、自分の解答でも正解だろうと思うときがあり釈然としません。 例えば、山奥で偶然に事故がおき、それを利用して殺人を犯すのですが、知ってたかの様に特殊な道具を持ってたりして、なぜ持ってたのか説明せず終わります。 1話読み切りが多いのは評価できるのですが、トリックが雑です。
21 龍狼伝
完結済 巻数 : 37
あらすじ・ストーリー
今ドキ少年&少女が、「三国志」ワールドに……タイムスリップ!? 西暦207年、中国。漢帝国は衰え、乱世の群雄が“覇”を競う「三国志」の時代――そこへ突然、巨大な竜の背中に乗って現れた少年・天地志狼(あまち・しろう)と泉真澄(いずみ・ますみ)が嵐を呼ぶ……!? 目にするすべてがクライマックス、手にするすべてが大冒険!! 大人気ハイパー歴史アクション、堂々の登場!!
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三国志マニアの少年が三国志の世界へタイムスリップ。この漫画のすごい所は圧倒的な画力と練りこまれたストーリー、史実で語られる計略や策略が緻密に描かれ臨場感が感じられる点にある。 知名度が低いがキングダムや蒼天航路が好きな人は確実にハマる。 主人公が不自然にいきなり強くなったりすることなく、成長に対しての論理付けがしっかりしている。 世界にどっぷり浸れる名作。
22 仮面ライダーSPIRITS
完結済 巻数 : 16
あらすじ・ストーリー
1号からZXまでの歴代ライダーが悪に立ち向かう漫画オリジナルの作品。村枝賢一のスーツや設定のアレンジは素晴らしく、もとのライダーを知らなくても哀しいドラマや熱いバトルにグッときました!ヒーローをここままで真っ直ぐ描いた作品はなかなかないと思います!
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雑誌連載を主軸にストーリー展開された仮面ライダーZXを中心に据えた漫画作品。 ストーリーは基本的に雑誌と数少ない特撮番組の流れを意識した展開がされていますが、オリジナル色が強いので、ZXのコミカライズではなく別作品として捉えたほうがよいかと思います。 3巻までを第1部、4巻から8巻が2部、9巻からラストが3部という構成となっています。 また、連載中に掲載誌が休刊となった都合上、本作で完結されておらず、続刊がタイトルと掲載誌が変更になって「新 仮面ライダーSPIRITS」として連載されています。 「新 仮面ライダーSPIRITS」も追いかけていますが、現時点で完結していないので、ひとまず「仮面ライダーSPIRITS」までのレビューとして書きます。 第1部では世界各地に散らばったライダー達のその後と、新しい戦いの序曲が描かれています。 正体不明の怪人が引き起こす事件に対峙し、徐々に新たな敵組織「BADAN」の輪郭が浮かぶ上がってくる内容となっていて、仮面ライダーZX・村雨良の物語は2章から始まります。 精神体となった姉の助けでBADANから抜け出し、改造された体で失われた記憶を求める良は、他のライダーの助けもあってその運命と己の体を受け入れ、やがてライダーとして戦う決意をする。 その一方でBADANは、過去の組織と怪人たちを復活させて、日本中に進撃を開始する、ZXと9人ライダーの戦いの火蓋が切って落とされるところから3部開始、以降は「新 仮面ライダーSPIRITS」まで続いています。 10号ライダーまでのライダーによる物語となっています。 石ノ森章太郎氏の漫画版ではなく、特撮ヒーローの仮面ライダーがモデルで、時系列としてはスーパー1からの続編作品です。 仮面ライダーガイアも登場しません。 ただ、作者の仮面ライダーに関する知見は凄まじく、各ライダーの中の人のかき分けはもちろんのこと、立花藤兵衛、谷源太郎、FBIの滝和也、V3に登場した佐久間、水城 涼子・霧子、マサヒコやモグラ獣人、がんがんじい、チョロ、ハルミ、少年ライダー隊などなど、漫画とはいえ当時のキャラが当時のまま活躍する姿をみるのは非常に嬉しいです。 作者のライダーに対する深い愛情を感じました。 私自身、昭和ライダーを見たのはもう何年も前のことですが、当時の記憶が蘇ってきて、仮面ライダーが好きな少年だった自分を思い起こさせる作品だと思いました。 昭和ライダーを知らなくても楽しめるとは思いますが、やっぱり昭和ライダーを一巡でいいので見た上で本作を読むことをおすすめします。 ただ、本作は途中までだからいうところもあるのですが、ストーリーが緩慢な印象を持ちました。 過去組織の怪人、幹部が復活し、再びライダーと相見えるのですが、ライダーサイドに比べると怪人側のキャラクターの掘り下げは薄く、怪人も見るとノスタルジーを感じるのですが、再生した怪人とライダーがまた戦うだけという感じがしました。 とはいえ完結作品ではないので、今後の展開を刮目して待ちたいと思います。
23 修羅の門
完結済 巻数 : 31
あらすじ・ストーリー
日本に古くから伝わり、底知れぬ破壊力をもつ幻の武術、陸奥圓明流(むつえんめいりゅう)の使い手・陸奥九十九(むつつくも)が現れた! 実戦空手道場・神武館(しんぶかん)をぶったおすため、九十九の荒技がさえる。段違いの迫力でせまる本格格闘技巨編、登場!!
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もっと見る24 VIVA!CALCIO
完結済 巻数 : 20
あらすじ・ストーリー
天才的センスを持つサッカー少年・椎名曜(しいなよう)は、憧れの世界を目指して旅立つ! 目指すは、超人気スターが集まる世界最高峰リーグ、イタリア・セリエA。空港に着いて早々、その卓越したテクニックを披露した椎名は、それをきっかけに現地のサッカー好き少年の家へ。プロの入団テストを受ける少年の兄と共に、テスト会場に向かうが……? ワールドレベルのプレイヤーの世界を先駆的に描いた本格サッカー漫画、開幕!
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子供の頃ワクワクしながら読みました。
25 DEAR BOYS ACTⅡ
完結済 巻数 : 30
あらすじ・ストーリー
講談社漫画賞受賞作! 目指す場所は、インターハイ。春の新生チーム、始動!――神奈川県立瑞穂高校男子バスケ部に、春の新入生勧誘シーズンがやってきた。主将の藤原は、ハードな練習にもついていける経験者に、ぜひとも入部してほしいと考える。その一方で哀川(あいかわ)たちは、未経験ながらも「見えない努力」を重ねられる、とある新入生に心を惹かれるのだが……。街に熱狂的なバスケ旋風を巻き起こしてきた「DEAR BOYS」シリーズ、第2章!
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DEAR BOYSの24巻~と考えて問題無いです。試合の駆け引き等が多いのでバスケの知識がある人にお勧めです。
179件中 1〜25件目を表示
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