6HWqUM2ZPAMtBfkYf04DGnv6OHe2IwFF

ある一定の年齢以下の人と会話して「読んだことない」...

4.0

投稿 : 2020/10/25 12:42

状態 : 読み終わった

ある一定の年齢以下の人と会話して「読んだことない」と衝撃的な回答をされた時、思わず『YouはShock!』と叫んでしまうくらい、おっさん世代では常識的な作品。
#seaurchinさんの感想をパクらせて頂きました。

時代は「西暦199X年」って連載時は近未来のことを言っていたんだろうけど、もう昔話だもんなぁ…仕方ないね。ちなみにこれは伏せ字ではなく「西暦199X年」という正式な年であることが大事です。

当時自分はジャンプでリアルタイムに読んでいましたが、毎週の展開に驚かされたものです。
中でも一番驚いたのは南斗六聖拳の最後の将が明らかになるところで、唖然として頁をめくるのも忘れて見入ってしまいました。
まぁ、今読み返して見るとありがちな話で十分予想出来る展開だったのですが、あの頃は若かったというか、疑うことを知らぬ純朴な自分には想定外の出来事でしたね。

あと、あくまでも個人的な意見ですが、今Webをググると「昔から、死兆星が見えると死ぬという言い伝えがあった」とまことしやかに書かれてますが、これって北斗の拳がきっかけになって後世に広まったデマだと思います。
少なくとも当時の自分と知人が知り得る知識において、死兆星の話が出た時にこんな伝説は世の中にありませんでした。あったのは「古代に兵隊の視力検査に使われた」という話だけで、そのために兵隊になって死ぬリスクが上がるから不吉だというは、北斗の拳を読んだ人が後付したエピソードだと信じています。

本作品の内容ですが今更書くまでもないので、気に入っている奥義を書かせていただきます。

■二指真空把…二本の指で矢などを挟んで受け、敵に投げ返す技。
これは凄いよね。北斗百裂拳とか五指烈弾なんかは、めちゃくちゃ頑張って努力すれば自分でも出来るかもしれないけど(←無理だって)、二指真空把だけは出来そうな気がしない。
もしかして、北斗神拳伝承者達は日頃からキャッチボール感覚で矢を投げたりして訓練しているのだろうか…

■水影心…一度でも戦ったり見たりした相手の技を習得する奥義。
これも凄い。まぁ初見殺しの技が出てきたらおしまいだけど、これってもう無敵じゃん。「北斗神拳はァァァァァ世界一チィィ!」な感じだよな。

最後に蛇足で1つ…
「我が生涯に一片の悔いなし」をパロったセリフが『もぐささん』に出てきた時、思わず笑いました。上手い!座布団一枚!
(2021/10/21誤字修正)

※このレビューがネタバレしてると思ったら...?

サンキュー

1

このレビューは参考になりましたか?
『フォロー』ボタンを押すと、この人が新たにレビューを書いた時に、アナタのマイページに通知され、見逃す心配がなくなります。 マンガの趣味が合いそう、他のレビューも読みたいと思ったら、とりあえずフォローしてみましょう。

北斗の拳の感想/評価はユーザーの主観的なご意見・ご感想です。利用規約を参考にあくまでも一つの参考としてご活用ください。
北斗の拳の感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたらこちらのフォームよりお問い合わせください。

涼宮ハルカスキーさんが他の漫画に書いている感想/評価