題材が三國志であり、軍師が主であるのは珍しい作品。
軍師と将軍との「刎頸の交わり」を描くものなのかと読んだが、期待した内容ではなかった。
その絆の尊さがメインとなっていない。
敢えて描かない手法の作品もあるが、それとは違う。
見せ場、ココ！ってシーンが半端で魅せられない。
そういった意味合いでは本編よりも、スピンオフの沮授と文醜の関係が簡潔に描かれていて良かったように思う。
後書きは見易く、おまけのような雑学が興味深い。
サラッと流し読むには向いているが、熟読したい作品ではない。
サンキュー
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