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本作品の主人公は2人の男子大学生。 ・クリ娘(ク...

3.5

投稿 : 2022/04/29 22:16

状態 : いま読んでいる

本作品の主人公は2人の男子大学生。
・クリ娘(クリーチャー娘の略)が大好きでハーレムを築きたいと公言してはばからない"栗結大輔"(くりむすび だいすけ)と、
・古武術をマスターしサバイバル技術に長けたコミュ障の織津江大志(おりつえ たいし)
この2人がある日くだらないエロ話をしている最中、突然異世界転移してしまいそこでサバイバル生活をする話。

本作品では、栗結大輔をメイン主人公として描かれており、当初は亜人娘の身体構造を科学的に分析する内容が続く。たとえばアラクネ(上半身が人間で下半身が蜘蛛)については、実は「結合双生児の三つ子版」であり、女性器も3つあることを突き止めるなど… そういう感じの一般的な異世界モノにはない考察があって面白い。

但し、そのうち彼がハーレムを営む上で亜人達の独特な性生活が明らかになってくるあたりから話がややこしくなってくる。
単純に人間社会にはない特別な性生活であると説明すればいいものを、何故か人間の生き方をディスるような発言が出てくる。作者としては今まで誰も指摘してこなかった人間の醜さを明らかにしたいのだろうが、ヒステリックにぎっしりと人間の悪口を書かれると、読んでて疲れてしまう。
また、主人公が新しい発明をするたびに、それについて原理とか効果が文章で延々と書き連ねられており、こちらも疲れる。

絵はとても綺麗で、登場するクリーチャー娘はグロテスクな身体ながらも顔は皆童顔で可愛らしい。というか絵面だけ見ると単なるエロ漫画である。

作者KAKERU氏はストーリーと作画の両方を担当しており、まさに天は二物を与えた感のある完成度の高いコミックである。
つくづく残念なのは前述の人間をディスる内容で、ここに共感できれば良い作品だと思う。

※このレビューがネタバレしてると思ったら...?

サンキュー

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