『科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌』のKAKERU氏が現在連載中の異世界転生モノ。登場人物に直接の関係はないが『科学的に存在しうる～』と同一世界・同一設定での冒険者のストーリー。
ちなみに『ふかふかダンジョン』とは「深き不可知の迷宮」の略であり、ゆるいタイトルに反して登場する亜人・モンスターはかなり凶悪である。また迷宮の中は照明がなく真っ暗というのも当たり前ながら、なんでこういう設定の異世界モノがなかったのだろうと新鮮である。
本作品では現代日本の派遣社員(22歳男)だった主人公がトラックに轢かれて記憶を持ちながら赤ん坊として異世界転生する。但し、魔法もチートスキルもない世界だったため幼い頃からひたすら自己鍛錬してそれなりの実力者になる。
なお努力して頑張ったものの本人に才能がなかったので、無茶苦茶強いということはない極めて現実的な設定である。
そんな彼にところに「私のお尻の穴に興味ないですか？」と可愛い娘がやってくるところから冒険が始まる。ちなみに彼女の名前は「ナァル」って、分かりやすいよね。『科学的に存在しうる～』ほどではないがエロ描写もあり。
『科学的に存在しうる～』と同様に長文ウンチクはあるものの、逆に見慣れた内容の再掲に過ぎないのであまり気にならなくなった。というかKAKERU氏は本当にこの異世界の設定にコダワリを持っていることがよく分かる。
また本作品の主人公は常識人であるため、読んでいて不快感がないのが一番の良いところだ。
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