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歴史上、大いなる偉業を成した女性32名をよみがえら...

2.5

投稿 : 2024/04/05 23:47

状態 : いま読んでいる

歴史上、大いなる偉業を成した女性32名をよみがえらせて、各々の「欲」を掛けて死闘させる漫画(2021年)。
分かりやすくいうと女性版『終末のワルキューレ』(2018年)。

どうやってよみがえらせたのかとか、何の目的でよみがえらせたのかとか疑問を挟む余地なく、また競技場の観客もどうやって集められたのか説明がないままいきなりフルスロットルのガチバトルが始まる。って、『終末のワルキューレ』そのままのレビューとなってしまった。

歴史上の偉人達であるがゆえ、彼女らにはなんらかのエピソードがあり、それがバトル中に毎回回想シーンとして描かれるのもワンパターンでつまらない。

というか、一方が相手を圧倒して勝負が決まったと思った瞬間、回想シーンの後に瀕死の相手が復活して仕返しをする… ここで勝ったかと思うとここでまたもうひとりの回想シーンが始まってその後また復活…というちゃぶ台返しのようなシーソーゲームが続いて手に汗握るというか、もうどっちが勝ってもどうでもいいよとストーリーに飽きが来るのがイマイチな設定だと思う。

更に『終末のワルキューレ』だと「神 VS 神殺しの人間」となるので普通は神殺しの人間を応援したくなるだろうが、本作品では人間同士例えば「クレオパトラ VS 卑弥呼」の闘いとかなので、どちらを応援するかなんて決められない。具体的に言うとキャラクターに思い入れが沸かない、つまりツマラナイという感想になるのだと思う。

絵はきれいで画力はあるから単なるバトル漫画とすれば面白いかもしれないが…

※このレビューがネタバレしてると思ったら...?

サンキュー

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