４巻･･････薬師ギルドに所属する者の娘が高熱を出し、ファルマの治療を受ける。　　　 ５巻･･････大学に通う兄パッレが１週間帰省していた。 ６巻･･････黒死病が発生し港で検疫を行ないながら、治療にあたる。

※9巻「該当の書籍はマンガと見なせません。」

原作『小説家になろう』→書籍化→コミック化の王道を行く、異世界転生モノ。 転生後は、生前の薬学士の知識とチート魔法によって、患者を救うために活躍するイイ話。 原作者が本物の医学博士らしく、異世界での治療にも実在の薬を使っているので荒唐無稽な展開にはならない。それがリアルであると同時に夢がないかもしれない。 但し、実際のところ素人にとっては実在の薬品だろうがドラゴンの鱗だろうが、どっちも非日常のモノなのであまり大きな違いはないが… 人々の健康的な生活のため頑張る主人公、素直で明るい召使い(年下の娘)、綺麗な家庭教師(年上メガネっ娘)、可愛い妹とお約束のキャラクター設定に文句の付けようがありません。

タイトルの通り生まれも育ちも容姿も才能も恵まれた主人公達がいろいろ活躍する話 敵は容姿も頭も悪いのに対し、主人公達はいろいろ恵まれているのにも関わらず内面は残念でどのキャラクターも好感が持てない

研究職の社畜OLが気付いたら異世界転生していた話。 てっきりモンスターや魔王相手に無双する話かと思いきや、貴族・王族間のいざこざがメインで期待していたのと違っていた。というか本作品は少年漫画じゃないね。 ちなみにいざこざの原因は、押しかけ女房とか、浮気した人妻とかって、そういうの要りませんから…　 なお本作品のタイトル、5・7・5っぽくて原作者としては上手いこと言っている感を出していると思うが、内容としては正しく伝わっていない。 正確に述べるとしたら次のようになるはず。 『父は元英雄だけど今は半精霊で見た目若くてイケメン、母は精霊の女王、娘の私は転生者で精霊の姫。』 ヒロインのチートさが分かって戴けたら幸いです。