1 おやすみプンプン
完結済 巻数 : 13
- 作者 : 浅野いにお
- 時期 : 2007年-2013年
- 雑誌 : ビッグコミックスピリッツ
- 出版 : 小学館
あらすじ・ストーリー
ある日のこと、プンプンはクラスにやってきた転校生・田中愛子に一目惚れ。彼女から「もうすぐ地球は人の住めない星になる」「別の星に移住しないと人類はメツボーしてしまう」という話を聞いたプンプンは、今日出された「将来の夢」の作文に、「宇宙を研究する人になりたい」と書こうと思い立つ。だが翌朝、プンプンが起きると家の中が大変なことに…?
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結構、揺さぶられるけども… 落書きの様に描かれるプンプン一家の表現についての考察とかが肝なのかもしれないが、個人的にはバーチャル青春モノとして読んでいました。自分だったらどうするだろう的な、ね。 作品の出来とは全く関係ない部分で、プンプンに共感できなくなってしまうと面白くないマンガだよなーと思う。 どこで自分の感性がプンプンとずれたかは判然としないけど(今となっちゃオッサンすぎてそもそも共感できないし)逆に言えば思春期に一度はハマるべきマンガとして受け継いで行っていいんだろうな。 漫画版太宰?
この漫画は凄かった。 画力、表現力、ストーリー構成力の全てで圧倒された。 第1話から早々にして面食らう。 主人公とその一家だけひよこのような形状の超デフォルメ絵に置き換えて描かれているし、 先生たちは突然奇行に走り出すし、 プンプンの会話シーンだけ一切描かれず台詞はすべてモノローグで表現される。 一体この神様なるヒゲのオッサンは何者なのか? ジャンル的には青春日常物のようなのだが、 型破りすぎて話がどこに向かうのか見当もつかないだろう。 肌に合わなければ「途中で断念した」方がいいかもしれない。 この物語に少年漫画のような夢や希望にあふれる未来はない。 待っているのは絶望である。 少年編では男なら誰でも心当たりのある思春期特有の気の迷いや衝動が描かれていて なんだか懐かしくて、こっぱずかしい気分になる。 女性であれば「男の子って本当にバカだなぁ」と思うだろう。 ところが段々とシリアスな話が増えてくるし 青年編になるとプンプンと自分の心が重なることが少なくなっていき、 やがて見たことのない景色が展開されていく。 そこに至って、これが何を描きたかった作品なのかようやく理解するのである。 読み終えると切なくて、悲しくて、やるせない気分になる。 重松清の小説を読んだときに似たような感覚になった記憶がある。 まるで鉛を飲み込んだように心が重い状態が数日は続く。 それでもこの漫画に出会えてよかったと思っている。 おやすみプンプンは陰惨たる話の中に、 心に響く言葉や美しいシーンが欠片のように散らばっていて、 この先ずっと記憶に残り続けるだろうから。
爱子为了救赎伤痕累累的两个人而选择了死。读到最后一卷时,压抑了很久的情绪没有宣泄式的爆发,反而像迎接审判时一样,因为贯穿整部作品的感情线索是灰色调的,绝望的,悲剧的。而天马的剧情看似荒诞斑驳,却蕴含深刻的哲思。
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