
ホーリーランド、自殺島と続けて作者が描いた、初のSF作品。
あるきっかけで超能力を持った高校生が、世界に、人類に「平和とは何か」を問うテロリストと化す物語です。
作者の森さんの今までの作風と同じく、主人公が苦悩しながら「命とは何か?」「生きる意味は何か?」「人を殺す、痛めつける理由とは何か?」
を考える姿は、毎回ながら読者としても考えさせられるものがあります。
が、話がSFなだけに、どうしてもリアリズムよりも圧倒的な超能力に目がいってしまい、他2作と比べると見劣りしてしまう印象…
個人的には処女作のホーリーランドを読んでから本作を読むのをオススメします。
また、超能力、SF、テロ、アンチアメリカ、青少年の苦悩などの話が好きな方であれば、
先入観なしでも是非一度読んでみると良いと思います。
サンキュー
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