
サイバネの医師、バリアブルの骨格筋、ナノテクノロジーを利用した再生医療、MHD推進を利用したアンドロイドの戦闘など、まさにハードSFといった内容です。
画風はグロく、登場キャラクターはどれもエキセントリックな上、オタク向けのコアな内容になっておりますが、話のテンポはよく、また全9巻というちょうどいい長さになっているため、深く考えなくても楽しく読めると思います。
絵も細かく書いている割には見やすいです。コマ割りが上手だと感じました。
作中のそこかしこに現在も実際に研究が行われている技術が登場してくるため、どう考えてもありえない話なのですが、リアリティを持たせてくれます。
また、その単語を説明する枠外の解説や巻末のコラムも読んでて楽しいです。
作者がオタクであり、楽しんで書いているんだなというのがわかる気がします。
最初から最後まで失速しない、名作です。
サンキュー
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