第１巻の早い段階で、未来からの手紙を元に自殺する友人を救ってあげる話だと分かります。
ああ、これはお涙ちょうだいのラブストーリーだなと。
だと分かってていても、最後の救われるシーンで涙が出そうになるのかなと期待するわけです。
ところがどっこい、スイーツ(笑)という感じのしょうもないマンガになっています…
どうしてこうなった。
とにもかくにも主人公2人に魅力がない。
主役の男の描き方が下手だから面倒くさいメンヘラにしか見えない。
手紙にどうすればいいか書いてしまっているからその通りやれば話が広がらないし
手紙通りにできなければ「何やってんの」とウジウジしたヒロインにイライラさせられる。
話の作り方の悪さがそのままキャタクラの魅力のなさになってしまっている
日常の部分も仲良くだべっているだけで面白くない。
リア充氏ねと言いたいわけではなく楽しさが登場人物たちの中で閉じていて、
こいつ面白い奴だなと思える台詞や行動がなく読んでいる側と楽しさを共有できない。
そもそも自殺する原因が母親のうつ病という自分たちの力ではどうしようもない理由にしてしまい、
しかも母親が死んでしまってから話が始まるもんだから
結局「私たちがいるから死なないで！」という程度の終わり方にしかできなかったんだと思う。
わざわざSF要素を入れた意味があったのかと。
設定自体は良かったのにストーリーの細部の作りが雑すぎて
読んでいる途中でしらけてしまった。
人の命を救えばなんでも感動するってわけではないんですよ！！
サンキュー
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