仕事帰りの主人公がバイクで事故った時に助けてくれた女の子。
あれあれ?どっかで会ったことがあるような・・。
この子はいったい誰なんだ?てとこで今まで付き合った女の子の回想に入るというところから始まる本作品。
普通の恋愛物であるならまず敬遠してたであろう自分がこの作品に惹かれた理由は1つ。
恋愛が必ず破局すると分かってるからである。
これはもはや確定事項なのだ。冒頭で分かりきってる事実。
必ず成功するファンタジーな恋愛漫画が蔓延する中こういう恋愛系は自分にとっては大変レアでありだからこそ
強く興味を惹いた。
付き合い始めから付き合って楽しい日々そしてすれ違い等、恋愛描写も中々飽きさせずに見せてくれる。
また絵も結構上手いほうだと思われる。
女の子が非常に可愛いのも特徴。
欠点は主人公の言動がおそらく賛否分かれるだろうということ。
人によってはイラつくこともあるかと思う。自分も正直イラついた。
もう1つは終盤辺りやや展開が雑になってきた印象があるところか。
そのヒロインいる~?てな感じで多少無理やり感というか数合わせ感的なものがあったかもしれない。
しかしだ。
最大の欠点はここまで強く興味を惹き続けた冒頭のあの子の正体は誰なの?
ここが問題なのだ。
勿論ここは完全に個人の好みの問題であり人によっては納得の終わり方ということもあるかもしれない。
しかしそれでも納得が行かないのだ。
完全に予想を外された。
それ自体は別にいいが納得行かないことが多すぎる。
それでも全体を通して結構楽しめた作品であることは変わらない。
この手の恋愛系はどうしても良くも悪くも後を引くのでその点だけは要注意。
サンキュー
このレビューは参考になりましたか?
『フォロー』ボタンを押すと、この人が新たにレビューを書いた時に、アナタのマイページに通知され、見逃す心配がなくなります。 マンガの趣味が合いそう、他のレビューも読みたいと思ったら、とりあえずフォローしてみましょう。
それでも僕は君が好きの感想/評価はユーザーの主観的なご意見・ご感想です。利用規約を参考にあくまでも一つの参考としてご活用ください。
それでも僕は君が好きの感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたらこちらのフォームよりお問い合わせください。