
多分みんな思ってることだろうが、"えっこれで終わるの?"、という感じが強すぎる。いやこういう変化球的な終わり方はそれはそれでありかなとは思うのだけど、そう終わるんだったら何かあのファンタジー的なこもごもとか処処のギミック省いてよかったやろと思う。
マンガにありがちだが、それぞれの部分は面白いしやりたいこともわかるが全体を見ると、"ん?"となるやつである。これは特に新しめの青年マンガに多い模様。テコ入れとかのしすぎでわけわからんくなるんや。
主人公を結局どういう男だと見せたいのか、テーマはなんだったのか、何か意味深な(しかし実際対して意味のない)描写をして終わる、というのは結局逃げでしかないように思う。マンガモノの嫌いはところは、読者に衝撃を与えることに重点をおきすぎて、B級ホラー並の意味のない展開が生じることがままあることで、そのくせ、何か深い意味がそこに込められているかのように過剰に演出することだ。
まあここ数年で一番続きがきになるマンガではあったし。1巻のあのやり口は大好きなのだが。
サンキュー
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