評価するのが難しい作品です。
客観的な「事実」を積み上げると「で、なんでそんなのが好きなの?」ってことにしか、なりません。
12巻が出てから13巻(現時点での最新巻。そもそも1巻は1987年)が出るまでに9年かかってるとか、
設定が矛盾だらけでツッコミどころ満載だとか、
設定や名称やデザインがコロコロ変わるとか(数年ぶりに登場したキャラがまったくの別人とかごく普通)、
しょっちゅう休載してるとか、
回収されないまま作者に忘れられたかのような伏線がてんこ盛りとか、
微妙なバージョン違いが複数出版される本編とか、
よくこんなもんに30年近くつきあってきたな私、とまさに今しみじみしています。
でも、好きなんですよね。デザインが好き(割とちょくちょく「え?」ってのもあるけど)、キャラの生き様が好き(嫌いなキャラもたくさんいる。私は例のヒトじゃないヒロインが嫌いです)、世界観が好き(矛盾だらけで破綻してるけど)。
ひどい作品です。でも、ここまで(私にとって)魅力に溢れた作品も他にないと思ってます。
我に返った時に「え、でもひどいよね?」と思う辺りが、-0.5です。
サンキュー
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