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『それでも町は廻っている』第2巻 第18話「穴」よ...

4.5

投稿 : 2023/01/14 23:00

状態 : いま読んでいる

『それでも町は廻っている』第2巻 第18話「穴」より
紺先輩「いつか何か起きると思っていたんだよ
    朝起きると頭にツノ生えてたりとかさ…」
       ↑
ルリドラゴンの一番のポイントはここ!

本作品はある朝起きてみたら自分の頭にツノが生えていた女子高生を主人公とした日常系マンガで、ジャンプらしくないというのが誉め言葉となっている。
更に休載中にもかかわらず単行本第1巻が発売されて大ヒットという奇妙な現象も起きている。

自分はストーリーが途中ということで本サイトでのレビューは控えていたが、そろそろ続きが読みたくなってきたので再開時期の情報を探したところ面白いネタを得た。

それは少年ジャンプに連載される前に発表された「読み切り版」が今でもYouTubeの公式ボイスコミックで読めるということだ。これがすごい!必読だ。
↓※読み切り版ではない単行本版のボイスコミックもあるので、
↓※以下のキーワードでYouTube検索して

"【ジャンプ漫画】(cv:小見川千明)ツノの生えた女子高生!ある日発覚した父の正体はドラゴンだった!?『ルリドラゴン』完全版【ボイスコミック】"
※2022/02/23公開 15分43秒

CV:小見川千明でピンときた人もいるだろう。そう!『それでも町は廻っている』の歩鳥の中の人だ。これが実にぴったり合っている。というか本作品の日常系でしかもSF(=少し・不思議)な感じ、まさに『それ町』なんだよね。
で、本レビュー冒頭の紺先輩のセリフを思い出した訳だ。ぶっちゃけ『それ町』のオマージュなんじゃね?

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改めて上記読み切り版のボイスコミックを読むと、ラストまできちんと綺麗にまとまっていることがわかる。個人的にはここで終わらせても問題ない、むしろ続きの必要はないと考えるくらい完成度が高い。
但し、コメント欄を見ると「是非連載してほしい」という書き込みが多い。この要望に応えるようにジャンプ編集部では連載を始めたのだが、完成度が高すぎて最初からこれ以上話を続けることは無理だったのではないかと私は思った。

じゃあ、無理矢理話を続けるとしたらどうなるか?※以下私の妄想
例えば、主人公が更にドラゴンとしての資質に目覚めて超能力を身に着けたとしても所詮ドラゴン。せいぜい空を飛ぶ、ビームを出すとかその程度だろう。これでは先がない。
だとすると次は、彼女の他にもドラゴンハーフが出てきてバトルが始まるとか、世界中のドラゴンでNo.1を選ぶバトルが始まるとか、宇宙から地球侵略にやってきたドラゴンとバトルするとか、そういうジャンプ的展開しかないだろう?
しかしそれって、ジャンプらしくないという評判のこの作品でやっていいのか?
全くの思い込みだが、現在休載中というのはこういう悩みを抱えているからなのではないかと考えている。

いずれにしても作者の体調が回復することを祈っている。

※このレビューがネタバレしてると思ったら...?

サンキュー

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