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衛星軌道上の巨大なハンマーで地球を砕こうと企む「魔...

4.0

投稿 : 2023/10/13 00:41

状態 : 読み終わった

衛星軌道上の巨大なハンマーで地球を砕こうと企む「魔法使い+12体の泥人形」と、地球を守る「精霊アニマとその契約者"姫"+12人の獣の騎士」の戦いを描いた作品。と書くと『聖闘士星矢』っぽい話かと勘違いする人もいるかもしれないが、日常生活あり、ボーイ・ミーツ・ガールあり、特訓あり、回想シーンあり、青臭い友情あり、仲間の死あり…の盛りだくさんなコミック。正直言ってジャンル分けし辛い。
コミック完結(2010年)から12年後にTVアニメ化(しかも2クール)されていることから、根強い人気がある作品だと思う。

地球の命運を賭けた戦いなのにスケールは地元限定みたいな感じで、緊張感があるんだかないんだか分からない世界観でコメントしづらい。
ストーリーも若干分かりづらく、根暗な大学生である主人公が何故"姫"に忠誠を誓い、戦闘狂のようになっていく理由も理解し難い。これについてはアニメ版が丁寧な演出で分かりやすくなっているので、機会があればそちらも見ることをオススメしたい。もっとも、コミックではふつうに描かれていた"姫"のパンチラシーンがアニメではなくなっているのはちょっと残念であるが…

自分が一番衝撃を受けたのは、精霊アニマが登場したシーンだった。それまではいるのかいないのか分からない謎の存在の精霊がいきなり現れたことも驚きだったが、そのビジュアルが凄かった。古今東西のコミックで美少女とか色々見てきたつもりだったが、あんなに非現実的な女性は初めて見た。繰り返すが、あのコスチュームは凄い。まず胸元に目を奪われてしまうが、実はお尻もかなり刺激的なデザインで素晴らしい!

改めてストーリーに関して述べるとエピローグが非常に長いことが特徴である。これは作者が10代の頃「このキャラあの後どうなったの?」と気になっていた経験の反動からきたものらしいが、もうお腹いっぱいというほどに充実している。

※このレビューがネタバレしてると思ったら...?

サンキュー

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