表紙のイメージ通りのキュンキュンするボーイ・ミーツ・ガールと思いきや、
物語は中盤以降で急展開します。
ネタバレ厳禁の作品だと思うので詳細は語りませんが、
そこからタイトル回収へ繋げていきます。
なつるが「サッカー合宿に行く」と言った嘘と
父親がなつるについた嘘には共通する想いがある。
だから母親は息子の成長を感じ、彼を責めないのです。
子供はとても狭い世界で生きています。
年を重ね世界が広がるにつれて、無垢のままではいられなくなる。
大人になることの物悲しさが表現されたマンガだと思います。
最後の理生からの電話、それをそのまま受け取るか嘘と解釈するかで印象が変わるでしょう。
1冊完結ながら余韻残る作品です。
サンキュー
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