1 バジリスク : 甲賀忍法帖
完結済 巻数 : 5
- 作者 : せがわまさき 他
- 時期 : 2003年-2004年
- 雑誌 : ヤングマガジンアッパーズ
- 出版 : 講談社
あらすじ・ストーリー
江戸の世、天下人・徳川家康は甲賀(こうが)と伊賀(いが)という忍法の二大宗家を相争わせ、十人対十人の忍法殺戮(さつりく)合戦の結果どちらが生き残るかによって、三代将軍の世継ぎ問題を解決させることにした。だが憎み合う両家にあってそれぞれの跡取り、甲賀弦之介(げんのすけ)と伊賀の朧(おぼろ)は深く愛し合っていた――。時代に翻弄(ほんろう)される忍術使いたちのあまりにも過酷な運命の幕が上がる!!
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二時間もあれば読み終わる。読みやすいね。 伊賀と甲賀の潰し合いと、それに翻弄される想いあった各頭目のお話。 十対十での果し合いというシンプルさ、それぞれの忍術の面白さ、タイトルをそれぞれの残り人数をする辺りの凝り方など、かなり満足に値する内容でした。 本誌でちゃんと読めば良かった…。今更読んでから面白いと思うとかなんたる不覚。
くノ一(かな?)が皆可哀そすぎ。
原作は1959年に書かれた、山田風太郎氏の歴史小説。 原作小説はエンタメ性に優れていて、小説・漫画・アニメなどの歴史において重要なポジションを持つ作品として有名です。 伊賀と甲賀の2つの対立した忍の一族があり、それぞれ選出された10人の忍者、合計20人の忍者が戦う物語で、各人は人知を超越した能力を持っています。 今でいう能力者バトルの走りのような作品で、個性豊かな忍びの者が生き残りをかけて殺し合う内容です。 服部半蔵に率いられる2つの忍軍"甲賀卍谷衆"と"伊賀鍔隠れ衆"は、数百年来の恨みを持つ敵同士であったが、両門争闘の禁制の令のより、かろうじて和平を保っていた。 ある日、伊賀と甲賀、両軍の首領を城に呼び出した徳川家康は、天海の提言に従い、自分の世継ぎ争いの代理として、甲賀と伊賀それぞれに10人の忍びを選出させ、世継ぎ争いの代理に戦わせる旨の使命を下す。 ストーリーは甲賀の首領・甲賀弾正の孫、弦之介と、伊賀の首領・お幻の孫、朧が中心に展開されます。 この2人は恋仲であり、2つの忍軍の鎹となる存在でしたが、この命により想いと裏腹に敵味方に別れることになりました。 そのロミジュリ的展開もストーリーを引き立てる重要な要素だと思います。 絵は濃口で、特にキモイ系の男の描写が激しいです。 なぜか家康のあごに金玉を描く始末なので、キレイなものを見てきたお嬢さんにはオススメできない絵柄だと思います。 ただ、女性キャラはムチムチしててエロく、特殊なバトルの描写も非常にうまいです。 また、5巻と巻数も少なく、個性的なキャラがテンポよく死んでいくので、とても読みやすかったです。 アニメも評判が良いので観てみようと思います。
2 バジリスク ~桜花忍法帖~
完結済 巻数 : 7
あらすじ・ストーリー
『バジリスク ~甲賀忍法帖~』で、甲賀と伊賀の忍たちが徳川家の世継ぎ争いのため命を散らしてから十年の月日が流れた……。平穏を取り戻したかに見えた忍たちに、今、新たなる脅威が襲いかかる!! 忍の里の若き棟梁・甲賀八郎と伊賀響に秘められた力「桜花」を狙い、超絶の秘術を操る正体不明の五人組「成尋衆」が現れる。それは十年前の殺戮合戦をも凌ぐ、恐るべき戦いの幕開けだった!!
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前作の甲賀忍法帖の10年後が舞台で忍術VS忍術(チート)です。敵側がかなり強いので死闘の連続になります。
無印のバジリスクは有名だと思うのですが、こちらの「桜花忍法帖」はあまり知られていないのではないかと思います。アニメ版が出来が悪く、評価もされていないので、私もコミックのものは最初あまり期待せずに2巻ぐらいまで買って、アニメと違うなあと思ってしばらく放置していました。そしたら何でわかったか覚えていないのですが、アニメと結末が違っていて、作画が凄そうだったので、最終巻まで電子書籍で買ってみました。そしたら、最終二巻の展開が本当にすごかったです。作画はもちろんの事、SF的な話になっていました。ラスボスはアニメは最後まで見ていないので、誰なのか知らないのですが、このコミック版では織田信長の霊で、史実っぽいすごい武将として描かれています。それと対決する八郎と響が本当に最後まで説得力のあるシナリオで、素晴らしいと思いました。ひょっとしたら、甲賀忍法帖の山田風太郎氏の考えたものに、こちらの方が無印バジリスクよりも近いのではないかとまで思いました。とにかく、元のバジリスクの恋愛ものという範疇を越えた次元の話になっており、それは読んでくださればわかると思います。アニメのものとは別物として考えてほしい作品です。
"甲賀忍法帖"の続編。 山田風太郎氏は、"甲賀忍法帖"の後も忍法帖シリーズを色々執筆していますが、本作は忍法帖シリーズではなく、原作は山田正紀氏のトリビュート作品です。 山田正紀氏による忍法帖トリビュート作品は2作あり、"桜花忍法帖"は、マンガの"バジリスク"の続編として書かれたものとなります。 時系列的には、"甲賀忍法帖"の10年後となっています。 主人公は甲賀の「甲賀八郎」と、伊賀の「伊賀響」。 二人は生まれながらにして瞳術を宿しており、甲賀と伊賀の二人が契ることで"桜花"と呼ばれる力が発現すると言われています。 伊賀と甲賀は先の大戦で争うことは止め和解の道を歩んでおり、二人は幼き日より許嫁として育てられてきました。 そんな折、成尋衆と名乗る者共が、徳川の命を受けて、「甲賀八郎」と「伊賀響」を差し出すよう、忍びたちに申し入れを行う。 それを拒否する甲賀五宝連と伊賀五花撰だが、成尋衆の特異な秘術を前に為す術もなく、命を落としてしまう。 そして伊賀響は敵の手により五体を引き裂かれ、甲賀八郎は逃げおおせる。 敵に捉えられた伊賀響の両腕と両脚を取り返すため、甲賀八郎と新・甲賀五宝連、新・伊賀五花撰が、成尋衆に立ち向かう、という展開です。 前作同様、異能者バトルじみた、自然法則を超越した忍術を操る"忍"が多数登場しますが、今回は前回に輪をかけてありえない能力が繰り出されます。 成尋衆は"魔術"と呼ばれる力を使うことができ、例えば、時空間転移や、時の巻き戻しなどを行うことができるので、より異能者バトルめいた内容になっていると思いました。 また、"甲賀"と"伊賀"がいがみ合っていたため戦争をしていた前作に比較すると、ストーリーもかなり複雑になっています。 本作は、曲がりなりにも主君の命に忍が歯向かうことから始まっており、ストーリー進行上も不自然な感じを受けました。 忍びたちも前作のような"見るからに異形"みたいな存在が少なく、基本的に美男美女なため、個人的には前作のほうが良かったと思いました。 ただ、異能vs異能のバトルは健在であり、本作も敵味方ともにテンポよく死んでいくので、読みやすく、先が気になる展開でした。 前作読了済みの方が楽しめますが、未読でも問題ないと思います。 ネット上の感想を見ていると賛否あるようなのですが、個人的にはとても楽しめました。
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