おすすめ2004年漫画ランキング

51aQ0urI%2BcL こんにちは!マンガーレ運営です。
このページをみてるという事は、おすすめの2004年漫画をさがしているという事でしょうか?
ここでご紹介するランキングはマンガーレに集まった1万人を超えるマンガ好きの口コミにより選出された人気漫画のランキングです。
ぜひ参考にして、素敵な漫画と出会ってくださいね!
※ちなみに左側から連載状況や巻数、また作者や雑誌名、そして漫画に含まれる成分などで絞り込んでさがす事もできますので、ぜひいろいろと活用してみてくださいね!
それでは、おすすめ人気漫画ランキングを紹介していきます。 今後はこの説明を非表示にする

ランキング更新日: 2024年02月28日

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1 DEATH NOTE

完結済 巻数 : 13

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あらすじ・ストーリー
このノートに名前を書かれた人間は死ぬ…。死神 リュークが人間界に落とした一冊のノート「DEATH NOTE」。ここから、二人の選ばれし者「夜神」と「L」の壮絶な戦いが始まる!!

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スゴい。 ある程度、頭が良くないと、どうなっているのかさえ分からないほど ギリギリの鬩ぎ合いの頭脳戦に釘付けになる。 会話での探り合いと化かし合いのレベルの高さに、卒倒してしまう。 特に自分はL派で、夜神 月(やがみ らいと)との頭脳だけじゃない勝負も面白い。 最終巻のトリックは、脳みそをフル回転させて10回以上読んだが、未だに分からないw 13巻で完結なのに、2~30巻は見た様な濃密さを備えた作品。

ジャンプ作品ながら三大法則たる、「友情、努力、勝利」を全て吹き飛ばした大問題作? ジャンプらしさのかけらもない主人公、性悪説を自で行くような登場人物、ジャンプマークが無ければ本当にジャンプで連載してたのか疑うレベル。 サスペンスながら練りに練られたトリックで大人気になった。 アニメ化、ドラマ化にリメイクなど、定期的にメディアに登場する作品になった。 巻数もジャンプにしては少ないのでお手軽に読めるあたりもオススメ。

久しぶりに読み返しましたが面白かったです。 名前を書き込むとその人物が死んでしまうという死神のノート:デスノートを拾った高校生・夜神月は、デスノートを使って自分の理想とする世界を創造する神となる決心を固める。 今となってはこういった、バトルでもスポーツでもラブコメでもギャグでもない、ルール設定ありの知能戦がメインの漫画は珍しいものではないですが、当時はかなり画期的でした。 当時、コミック読みだったのですが、7巻中頃のあのシーンはジャンプ発売直後から話題になっていたため、ジャンプ購入組に盛大にネタバレをされてしまったことを、今も覚えています。 基本的には全編を通してシリアスな展開が続き、人が死に続けるのですが、不思議と重くなりすぎない内容になっています。 テーマは重く、主人公は悪なのですが、キャラクターが立っており、会話が楽しめるためかと思います。 また、シリアス過ぎて笑いを誘うシーンも多く、今なお名言のように語り継がれるシーンも多い作品です。 ラストになるにつれて文字数が多くなってくるため、読むのが辛くなるのがマイナスですが、冗長に続かず、いいラストだったと思います。 個人的にはメロ・ニア編も含めて、良かったです。

2 D.Gray-man

連載中 巻数 : 28

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あらすじ・ストーリー
AKUMAとは『機械』と『』と『悲劇』を材料に造(う)まれる悲しき悪兵器。そのAKUMAを製造し世界の終焉を目論む「千年伯爵」に対抗するため、神の十字架を左手に持つエクソシスト・アレンの戦いが始まる!!

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初レビューです 本誌で連載してるときの画力がヤバい。 だけどその後の劣化が激しかっただけにファンとしてはかなり萎えた 個人的にLv,3初登場辺りの絵が一番好きだった。 まだ4歳くらいの時に、母の妹の腐女子さんが「これがラビ様だにょ~。」と、キャラ一人一人を 様呼ばわりして紹介してきたのを覚えています。 僕はニックネームの通りティキ·ミック卿がNo,1です。

休止のタイミングで読むの止めてたから15巻くらい? そっから、10年ぶりにアニメが再起動して1クール?で、かなり見やすくて、俺たちはこれからだENDだったからコミックスを再開して続きの内容を補完。 アニメのラストに被る22巻からRE。 ←本当は23巻からで良かったけど、アニメとの描写のズレの確認のため。 最新巻ではかなりネアとマナの核心に迫ってきたけど、それとのアレンの繋がりが分からず次回へ持ち越し…なのか⁈ また風呂敷広げやがった…この作者… そうそう、なんで読まなくなったのか思い出した。 どんどん登場人物の視点変えて伏線張ってくのに、一向に回収されなくて、しまいには連載すら休みがちになって物理的ENDだったかも。 だいたい風呂敷広げ過ぎて物語の軸をわざとずらされるから、細かい伏線忘れてくし、それなのに続きがいつまで経っても出ないっていうね… キャラ多過ぎて本筋に必要か?っての居るし、群像劇見せられることもあったし。 一応全て繋がってはいるけど、蛇足じゃね?って思うこと多し。 私が読んでたその時期はほんと先の道筋が見えなかったから辛かったわ。(繋がりの見えない群像劇が。) 今はだいぶ道筋出来てきたけど。今1から読む人はラッキーだと思う。 (つか、細部忘れてるから自分も読まなきゃなのか?) しかも、絵的な面では漫画描写が本当に見づらくてどう言う視点なのか理解するのも一苦労。これがこの作者の持ち味なんだろうけど。 いや、絵は綺麗なんだけどね。キャラ特化なのかなー。立体的情景が把握しずらくて、今どう言う状況でキャラが何をやっているのか、一発で分からないていうか。 アニメでは一部のストーリーだけだからか、非常に見やすかったわ。絵的にも群像劇の視点という意味でも。漫画と違ってアニメの構成も良かったのかもね。 肝心のストーリーはアレンの本質が大いに気になるので、楽しみに続きを待つといった感じで。 ガラスの仮面じゃないんだから、この構成でまた休載だけは止めて欲しいところ。

実質少年漫画でかなり好きな部類に入る作品である。あとはちゃんと続いて終わってくれれば良いのだが。いまいち今どうなっているのかはわからない。 なんか以外とこういう女受けのしそうな美形漫画は好きなのそこそこ多かったりする。どこにでもいる普通の高校生(モテモテ)よりはこういうほうが好きかな。 まあ世界観、というかキャラクタ造形とか、画風かな、がやっぱり素晴らしいですねえ。おとぎ話と悪魔と、ゴシック調とメカっぽい感じとか、いろんな要素が入り混じっててすごいね。 最近ジャンプ漫画を思い出したり見返すと思うんだけど、なんだかんだ言って本当にジャンプ漫画って新しい斬新かつ確立された世界観を持ったすごい作品たくさん持ってたんだなと。 今自分が周りで見る漫画って進撃、とか、亜人、とか、東京グールにしても、みんなナルトとかDグレイマンのレベルまで、確立された自分だけの芸術的画風、世界観持ってないと思うんだよね。 もちろん今の作品にも斬新さは色々あるんはわかるんだけど、昔に比べて手元の、皆んな持ってる材料で勝負してる漫画が多い気がする。 あとストーリー展開もちゃんと面白いと思うよ。

3 銀魂

完結済 巻数 : 77

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あらすじ・ストーリー
江戸時代末期、「天人(あまんと)」と呼ばれる異星人達が襲来した。まもなく地球人と天人との間に十数年にも及ぶ攘夷戦争が勃発。数多くの・攘夷志士が天人との戦争に参加した。しかし天人の絶大な力を見て弱腰になっていた幕府は、天人の侵略をあっさりと受け入れ開国してしまう。そして幕府は天人による傀儡政権となり、人達が我が物顔で江戸の街を闊歩する様になった。一方・主君のために天人と戦った攘夷志士達は弾圧の対象となり、他の侍達もその多くが廃刀令によってを失い、戦う気力を失っていた。 天人の襲来から20年後、剣術道場の跡取りの志村新八は剣術を生かす道も無く、意に沿わないアルバイトである志村妙と生計を立てていた。そんな新八の前に風変わりな一人の侍が現れる。未だに変わらない侍を持った青年、その名も坂田銀時。銀時の男気に惹かれた新八は、侍の魂を学ぶために彼の営業する万事屋で働き出す。

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万人受けする作品じゃないかもしれないけど、 ギャグ人情シリアス下ネタ友情愛などなど盛りだくさんな作品だと思います。 言葉のチョイスとか言い回しがシュールだったり大爆笑できたりで楽しいです。 銀魂最高!空知先生ずっとついていきます!!

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1番のお気に入り| ू˃̶᷄ ⁻̫ ˂̶᷄⌯) 評価は低いけど1番お気に入り♪ ギャグ回はどストライクw ただ、シリアス回は……。 これからもたくさん笑わせて貰いたいが 本筋がそろそろ佳境に差し掛かっている印象。 出来るだけファンの納得の行く結末を期待! ゴリラが画力ないくせに少し頑張ったのか キャラ「特に顔、目」50巻辺りからちょっとずつ変わってるが以前のほうが好きw

NARUTO、BREACH、トリコなどと並んで、2000年代から2010年代のジャンプを支えてきた看板作品の一つ。 全77巻、14年以上に渡って連載してきた長期連載作品で、アニメは450話以上、劇場版、実写版、スピンオフやゲーム化などのメディアミックスも度々行われ、現在も大勢のファンがいる超有名作です。 美形キャラが多く登場する一方で激しいツッコミと掛け合いが行われ、ちょっとイイ話になりそうなところで空気を読まないギャグが挟まる、そしてなんだかんだで最後はほろりと来る話で締める展開もあり、本作をジャンル分けするのは難しいです。 ギャグマンガとするべきか、人情モノとするべきか、バトルとするべきかSFか、あるいはその何ものでもない、"銀魂"という作品なのかもしれないです。 主人公は天然パーマで白髪の侍「坂田銀時」。 好みの甘いものは制限を知らず、血糖値は糖尿寸前でドクターストップがかかっています。 街の剣道場の跡取りである「志村新八」は流行らない道場で生計を立てることができず、アルバイトに性を出していましたが、そんな彼の生き様をコケにされてしまう。 そこに我らが主人公、銀ちゃん参上、意地の悪い奴らを(木刀で)切って捨てるのですが、役人が現れるやいなやその罪を新八になすりつけて逃げ出してしまう。 そこに通りかかったのは新八の姉「志村妙」、彼女に捕まった銀時はボコボコにやられてしまい、自らの無力と、初登場で浮かれていたことを正直に白状する、という展開です。 基本的には銀時が商う"万事屋銀ちゃん"を中心に、銀時と新八、そして後で転がり込んでくる少女・神楽のギャグコメディとなっています。 一話完結、あるいは数話で終わる短い話が続くことが多いのですが、"~編"と銘打った中・長編となることも多く、その時はシリアス展開が続くことがあります。 ベースの設定として、江戸時代末期、"天人"と呼ばれる宇宙人の襲来があり、時の幕府とともに"天人"を迎え撃って戦った攘夷志士達がいました。 銀時もまたそんな攘夷志士の一人で、"白夜叉"の名で轟かせていたという過去話があり、やがてそれがストーリーに綿密に絡まることとなります。 中盤まではギャグが多かったのですが、もっさりブリーフの将軍様・徳川茂々がまさかの展開となって以降は長い最終章が始まります。 後ろ700話くらいはずっと過去編とバトルとなっていて、もう終わるかと思ったら別のキャラの過去、終わったかと思ったら黒幕の襲来、そして過去編に次ぐ過去編が語られます。 もう終了と思ったら、連載誌を週刊少年ジャンプからジャンプGIGAに変わり、更に公式アプリで連載が続いて、ようやく完結となりました。 ギャグパートは万人受けすると思いますが、正直なところ、最終章に入った以降は読む人を選ぶと思います。 個人的には最終章とそれ以前もシリアスパートは若干読み飛ばし気味でした。 熱心なファンは多く、ちゃんと読めば面白いとは思うのですが、楽しめるかははまれるかはまれないか次第な気がします。

4 ヒストリエ

連載中 巻数 : 11

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あらすじ・ストーリー
舞台は紀元前、後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作。 蛮族スキタイの出身でありながらそれを知らず、都市国家カルディアでギリシア人養父母に育てられたエウメネスは、そのおかげでギリシア的教養を身につけることとなる。 ある日養父がスキタイ人に殺され、自分の出自を知ったエウメネ スは奴隷の身分に落とされてしまう。それが彼の波乱のの始まりだった。

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「寄生獣」で有名な岩明均による歴史漫画 紀元前のギリシャを舞台に巻き起こる大作。 「古代ギリシア」「戦略・戦術」「立志伝」 これらが好きなら読んで震えること間違いなし。 なお、作者の年齢、刊行ペースを考えると いったいいつ完結するのか、本当に完結するのか不安になるところもある。 ちなみに「ば~~~~っかじゃねえの!?」の画像でも有名。 知らない?あ、はい。

いきなりの残酷描写にドキドキすることも多いですが、 時代背景や文化風習など、刺激的に描かれています。 メランコリックなところも多いですが、ゴリゴリの大河ドラマ。

寄生獣書いてる人ですね。連載が遅いのと絵は全く上手くなってないのは・・ただストーリーは完璧に近いです。

5 闇金ウシジマくん

完結済 巻数 : 46

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あらすじ・ストーリー
もう何もかも嫌になっていませんか?そんなときは「ウシジマくん」を読みましょう。本当に何もかも嫌になって実際に投げ出した人間がどうなるのか、これ以上ない程リアルに描かれています。ウシジマ君に目をつけられるくらいなら今の世界でがんばっていこうと思える。

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駄目人間達を通して描かれる人間賛歌。 クズがクズを騙して、クズを騙すクズをクズが叩く。そんな作品です。 オムニバス形式で描かれているのでとても読みやすいです。 終盤は、ストーリーを畳むための話なので、正直失速しますが、それでも歴史に名を残すレベルの作品だと思います。

 普段触れることのないアンダーグラウンドを覗けて面白かったです。こういう世界とは関わりたくないとしつつも魅力的であったり、なんとなく生きてるうちに巻き込まれてしまうんだろうなと思いました。債務者のアホさや頭の悪さがなんだか憎めなくて笑えました。  終盤は闇金が関係なくなっていたのでどうなのかなと思うことはありました。初期のころは闇金に手を出したくないと本気で思わされるないようでした。  反面教師としても、知っていると役に立つ知識も少なくないので勉強のために一度読んでみることをお勧めします。

暴利を貪る闇金会社・カウカウファイナンスの社長「丑嶋馨」を主人公に、事情を抱えた客や従業員との日々を描いたアウトローマンガ。 2004年から2019年まで連載していた長期連載作品で、何度かドラマ化、映画化をしています。 内容は数話から数十話に渡って続くいくつかのエピソードになっていて、ストーリーによってはウシジマくんは裏方のようなポジションになります。 借金をして目先の欲望を満たし、気がつけば膨れ上がった借金に絶望するが逃げることもできず、破滅していく人々の人間模様がリアルです。 多くのエピソードに救いは無く、娘を風俗に売ったり、自分自身が売られたり、性病になって薬にハマり気が狂って終わるという、悲惨な終わり方をします。 比較的善良でどちらかというと被害者のような感じの債務者であっても容赦なし。 勧善懲悪とかというのではなく、こうなるとそうなることが運命づけられていたかのようで身震いします。 彼らの裏には、まっとうなルートではキャッシングできない人々に10日で5割の金利で貸し付ける闇金業者の姿があります。 闇金に借りないといけないという時点ですでに終わってると思いますが、登場キャラはどこにでもいる普通な人も多く、彼らがダークサイドに落ちていく様はただただ恐ろしいです。 一方で、ごくごく一部ですが救われて終わる話もあり、そういうエピソードはまた心に響きました。 また、ストーリーの縦軸として、カウカウファイナンスの従業員や、ヤクザとの関わりが描かれたエピソードがあります。 正直、ウシジマくん自体が中心となるストーリーはいまいちに思っていたのですが、終盤はヤクザとウシジマくんの決着が描かれるウシジマくん編が始まります。 このあたりは完全に金とヤクザとヤクザと暴力のアウトローマンガで、読み応えがありおもしろかったです。 キャラクターもすごく特徴的で、債務者がみるみる転げ落ちるのでテンポもよいです。 42巻と長いですが先が気になる展開のためすぐに読み終えると思います。 終盤のウシジマくん編だけはヤクザ同士の思惑が絡むので少し複雑な感じがありますが、次から次へと暴力が出て来るので、それ系の作品が好きであればスイスイ読めると思います。 ただ、借金取り立てや払えなくなった債務者の運命など、怖いところもあります。 読めばお金や労働の大切さを学ぶための勉強にもなりますが、後味が悪い終わり方をすることも多いので、読むときは注意が必要と思います。

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あらすじ・ストーリー
1890年アメリカ。賞金5千万ドルの北米大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」が開かれた。下半身不随の元騎手ジョニー・ジョースターは謎の鉄球を使うジャイロ・ツェペリに出会い、レースに参加する.... これはジョニー・ジョースターが歩き出す物語。

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ジョジョ初入りがこの作品でした。 最初は馬でのレースが主体?なのかと思いましたが、スタンドが登場して、バトルものになりました。 様々な思惑、様々なバトル、裏切りが面白く、毎巻楽しかったです。 シビれるセリフも、もちろんたくさんあるので、1巻で切らない事をお勧めします。

ヴァレンタイン大統領が徐々にカッコよくなっていきます(笑) あとジョニーが最初いやなやつでしたが成長していいやつになります!

ジョジョの奇妙な冒険 第7部。 第6部終了後に始まりましたが、その際は『ジョジョの奇妙な冒険』ではなく、単に『スティール・ボール・ラン』というタイトルでした。 主人公の名前がジョニィ・ジョースターでジョジョであること、また、登場キャラクターに過去のジョジョのキャラクターを連想させるようなキャラクターが多数登場することから、ジョジョシリーズの一部であることを感じさせますが、タイトルに『ジョジョの奇妙な冒険』は含まれておらず、当初は、全くの新規連載と思われていました。 その後、掲載誌が週刊少年ジャンプからウルトラジャンプに移籍になったことに伴い、タイトルに『ジョジョの奇妙な冒険』がつき、公式にジョジョシリーズの7部になったという経緯があります。 7部は、6部までのジョジョシリーズと大きく異なっていて、ジョースター家やディオ・ブランドーとの因縁、血の運命を想起させる内容にはなっていません。 過去作との繋がりは一見として無く、何かをほのめかすように、過去作のキャラそっくりのキャラクターが登場します。 例えば、半分サイボーグのドイツ人「フリッツ・フォン・シュトロハイム」や、エジプト人の流浪の民「ウルムド・アブドゥル」というキャラが登場しますが、2部や3部に登場した良く似た彼らとの関係性は明言されないままとなります。 主人公のファミリーネームも"ジョースター"ですが、6部までのジョースター家とは関連しないです。 本作の世界は6部ラストでプッチ神父のスタンド能力"メイドインヘブン"により誕生したパラレルワールドであり、本作に登場する過去作のそっくりさんは、"パラレルワールドの存在あるいは登場人物たちの祖先"であるという設定です。 ただ、その設定は作中明かされない裏設定のようなものなので、本作に関してはそれまでのジョジョシリーズとは別作品として読んでいいと思います。 舞台は19世紀末のアメリカです。 そこで開催される北アメリカ横断レース『スティール・ボール・ラン』を舞台に、参加する選手たちの姿を描いた作品となります。 主人公は、身勝手さから引き起こしたトラブルにより下半身不随となった元・天才ジョッキー「ジョニィ・ジョースター」と、謎の回転する鉄球を操る男「ジャイロ・ツェペリ」の二人です。 それぞれの思いを胸にレースに参加した二人が、妨害や攻撃に遭いながら馬を駆り、ゴールを目指す展開となります。 過去のジョジョシリーズ同様スタンド能力が登場します。 長距離レースが舞台ですが能力者バトルがメインですね。 本作ではスタンドの解釈が少し違っていて、改めて説明が入るので、本作からでも問題なく楽しめると思います。 ただ、5部後半以降のジョジョ同様、登場スタンドの能力が難解で、何がどうしてそうなったのかわかりにくいです。 ジョジョシリーズを本作から入ってしまうと、ジョジョの面白さがわからないと思うので、ある程度、ジョジョを読み、こういうものとわかっている方向けの作品だと思います。 6部までに比べると、ネット上でよく見る名言みたいなものは7部に関してはないと思います。 D4C(Dirty Deeds Done Dirt Cheap(いともたやすく行われるえげつない行為))というスタンド名は有名ですね。 また、なんだかんだで第7部はジョジョファンは読んでいて、スティール・ボール・ランを語れるか否かは、ジョジョファンか否かのある種の試金石と思います。 他のジョジョシリーズとは違うように感じる作品ですが、ジョジョ好きであれば楽しめる作品です。

7 結界師

完結済 巻数 : 35

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あらすじ・ストーリー
その昔、霊感の強い烏家の殿様が妖しげなものを呼びよせてしまったために、それを退治する結界師が生まれた。かつての城跡に建つ私立・烏森学園舞台に、400年後の現在も跋扈(ばっこ)し続ける妖怪に立ち向かう墨家と村家の若き後継者、良守と時音の活躍を描く妖結界バトルストーリー!!

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絵が好き。 話は初めの頃はすごく面白かったけど後半はまあまあかな。

8 家庭教師ヒットマンREBORN!

完結済 巻数 : 42

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あらすじ・ストーリー
中学生・綱吉のもとに、リボーンと名乗る、赤ん坊の家庭教師が。彼はツナをマフィアのボスにするためにイタリアから来たのだった…。あなたも裏社会を覗いてみませんか?案外マフィアも悪くないかと思えるかも。

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ヴァリアー編くらいまではすごい楽しんで読んだ記憶がある それ以降は惰性で読んだから記憶がない(白目

絵がうまいけどその他に全然魅力を感じなかった。全部読んだのに必殺技一つも憶えてない。

2004年から2012年まで週刊少年ジャンプで連載していたバトル漫画。 全8クールの長期アニメ化をしていて、連載当時は特に女性人気が高い作品でした。 主人公は運動も勉強もダメで、何をやってもダメな落ちこぼれの少年「沢田綱吉(ツナ)」。 彼を一人前のマフィア・ボンゴレファミリーの10代目にするため「リボーン」と名乗る赤ん坊が現れて、ツナを鍛えるという展開です。 何をさせても弱音を吐くツナに、リボーンはボンゴレに伝わる秘弾"死ぬ気弾"を打ち込みます。 その銃弾で撃ち抜かれると、死ぬ気の炎に包まれて撃たれて死んだ直後にできず後悔したことを死ぬ気でやってしまいます。 そんな死ぬ気モード全開のツナと、学校の仲間たち、そしてボンゴレファミリーに縁のあるキャラクターの日常を描いた作品となっています。 序盤はそういう感じでドタバタギャグ漫画なのですが、途中からバトルにシフトします。 ツナを狙う脱獄囚「六道骸」や、ツナに変わってボンゴレ10代目の座を狙う「XANXUS」など、次々と強敵が襲いかかり、修行や新たな力によるパワーアップで向かい打つ少年漫画らしい展開となります。 序盤でツナの愉快な仲間だった「獄寺隼人」、野球部の「山本武」、ツナの想い人の兄「笹川了平」などがボンゴレファミリーの一員としてリングを継承し、一般人だったのに戦闘に駆り出されるのは少し違和感を感じました。 展開も正直良くわからない部分があり、細かいことを考えずに楽しめる方向けの作品かと思います。 ボンゴレファミリーの幹部は、それぞれ7つの属性を持ち、それぞれ天候になぞらえた名前のついた属性と炎の色があります。 ツナを筆頭とするボンゴレファミリーも7人いて、基本的に相対する敵も7人チームであることが多いです。 新章が始まると敵グループが現れ、ボンゴレファミリーのメンバーとぶつかるのですが、本作は個性的な敵メンバーとボンゴレファミリーメンバーバトルを通したキャラ同士の掛け合いを楽しむ作品だと思います。 露骨に男性同士が絡み合うような展開こそないものの、女性人気が高いのも頷ける内容でした。 一方で完全に女性向けというわけでもなく、バトルは激しくて展開は熱いです。 女性キャラも普通に可愛らしく、特にへそ出し超ミニがデフォのクローム髑髏は登場するだけで心くすぐられますね。 コマが割と騒がしく文字も多いため、読みやすいかというと微妙です。 ただ、キャラの個性とキャラ同士の掛け合いが楽しく、一気に読める作品でした。 週刊少年ジャンプの歴代作品を語る上で欠かすことのできない名作だと思います。

9 ぼくらの

完結済 巻数 : 11

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あらすじ・ストーリー
夏休み、過疎地のへ“自然学校”にやってきた少年少女15人。1週間が経ったある日、辺の洞窟へ探検に入った一同は、その奥にコンピューターを持ち込んで住んでいたの男・ココペリと出会う。彼は自分が作ったゲームをやらないかと誘い、宇可奈を除く14人の中学1年生が同意して契約を結ぶ。半信半疑で宿舎に戻った一同だったが、その日の夕刻、大きな物音と共に巨大ロボットが現れて…

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その非情なる設定で知られる、鬱漫画の代表的存在。 細く神経質にさえ感じる線で描かれた華奢な子供たちを見ると、 不幸な結末を否が応でも予感させてくれます。 実際、まぁロクでもない展開が続きます。厭世感バリバリの作風。 でも全体の構成は素晴らしく、読み終えた後ひどく心に残る作品。 悲劇が好きな方にはお勧めできる名作です。

鬱作品の良し悪しは暗さ具合とか理不尽さの強弱で判断は出来ません。 それこそ人間ドラマ。汚い部分も綺麗な部分も、強い部分も弱い部分も、全てが攪拌されてごちゃごちゃで何だかよく分からない正体不明が浮き出てくるのが良いのです。 鬱作品は、暗いだけでは成立しないのです。その中で何を描くのか、結局は他の作品と大差ありません。内側の露出部の多少が違いでしょうか。 それも、私個人の取り方ではありますが。 ・感想 生きるということ。 一言で表すなら、この作品はそういうことなのでしょう。 ロボットの謎等、SFの設定は全くメインではありません。 作中に出てくる専門知識(軍事、物理設定等)は最悪読み飛ばしてもなんら問題はありません。作者の教養には驚かされましたが。 今作はあくまでも、死生観の物語。言い換えるのならセカイ系(ちょっと違うかも?)です。 死を宣告されたからこそ生きることから逃げられなくなった者達の物語。 主人公の子供達だけでなく、周りの大人達も蚊帳の外ではありません。皆が真摯に向き合って、心情を吐露しています。 答えがないからこそ難しいし、だから一人一人に重みがあって、何と表現すべきなのか分からない感情の奔流に飲み込まれました。 言うまでもないことですが、主人公の視点からの悪人は、悪人視点からすると己です。 悪と正義に垣根はありません。あるとすればそれは視点の違いだけです。 その人物にも脳があり意思があるのだから。 悪を悪として描くのは簡単ですし、物語はそうでなければ盛り上がりません。しかし今作は、そこにも切り込んで描かれていました。 悪を分かりやすく悪だと、皆が望む仮想敵に仕立て上げるのではなく、本当に人間として描写されていました。 狭量な視点で浅瀬で遊んでしまいがちなテーマをここまでしっかりと描き上げるなんて、考え方を分岐させられる人にしか作れないでしょう。 驚嘆の一言です。

近未来もののロボットマンガです。 夏休みに自然学校に参加した15人の少年少女たちが、ひょんなことから地球を守るために巨大ロボットを操ることになる話。 自然学校に参加した15人の少年少女は、海沿いの洞窟で「ココペリ」と名乗る男に出会います。 その男にゲームを持ちかけられた少年少女たちは、興味本位でココペリと契約し、巨大ロボットに乗り込む。 チュートリアルとしてココペリが操縦するロボットが、敵の黒いロボットを撃破すると、ココペリは姿を消し、「コエムシ」と名乗るクチの悪いマスコットが待っていた。 少年少女の内の一人、「和久 隆(ワク)」は、ココペリの戦闘の後で声を聞き、次のパイロットが自分だと知る。 そして、再び現れた黒いロボットを倒すため、ワクはロボットに搭乗する、という展開です。 あらすじだけ読むと、勇者シリーズとかエルドランシリーズとか、子供たちがロボットを操縦して悪いロボットをやっつける系の作品っぽいです。 ですが、子供向けっぽいのは導入時の設定のみで、その後の展開はエドワード・ゴーリーの絵本を彷彿させるブラックっぷり。 間違っても子供に読ませるマンガではないと思います。 15人の少年少女は、そのロボット"ジアース"がマガジンだとすると、そこにセットされた弾丸のようなもので、一度操縦桿を握ると勝とうが負けようが命を失ってしまうことが決定づけられています。 地球を守る戦いなので、負けると地球が滅亡し、勝っても操縦者は死んでしまうという鬼畜展開。 思わず泣き叫び、絶望し、自暴自棄に走ると思いきや、そういう行動に出たのは一人だけで、後の子どもたちは異様なほど冷静です。 その子どもたちにも裏事情があり、キャラによりますが結構きついものを背負っています。 一人ずつランダムに選出される子供の、それぞれの事情、そんな中やってくる敵ロボットとのバトルにより、想いを託し死んでゆくドラマが展開され、毎話毎話なんともいえない誤読感が読み手を苛みます。 ジアースの戦う敵の正体も、なんというか非常に悲劇的で、全体的に暗い作品です。 ただ、暗い気持ちにはなるものの引き込まれる作品で、凄い単位で人が死にますが、グロ描写は無く、心に訴えてきます。 アニメの主題歌『アンインストール』はニコニコ動画で一時期大人気だったため、そこから本作の知名度も高く、意外とみんな知ってる作品だったりします。 万人受けはしませんが、名作だと思います。

10 おおきく振りかぶって

連載中 巻数 : 36

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あらすじ・ストーリー
県外の高校に進学した卑屈で弱気なピッチャー・三橋廉(みはし・れん)。見学するだけと訪れたものの強引に入部させられたのは、全員1年生(くせ者揃い)に女監督(コワイ)という創設まもない野球部だった! オレらのエースは暗くて卑屈。勝つために、弱気なエースのために。行け、オレら! 読むとためになり、しかも沸き肉躍り涙する。絶対に面白い本格高校野球漫画!

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本格派の野球マンガです。 いろいろとタメになる内容も盛りだくさんです。

野球が好きな人も、知らない人も楽しめる作品だと思います! ドキドキ、ハラハラ、ワクワクな展開と「青春」を感じられます。

甲子園を目指す野球漫画です。物語の設定上仕方ないのですがピッチャーが度が過ぎる程弱気で好きになれません

11 PLUTO

完結済 巻数 : 8

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あらすじ・ストーリー
世界的に有名な7体のロボットが次々に破壊されていく事件が発生。その現場には必ず2本の角のオブジェが突き立てられていた。自らも狙われるロボットである刑事・ゲジヒトは犯人を捕らえるために捜査を続ける。

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漠然と「面白い漫画ない?」くらいの人にまず読んでみてもらいたい。 手塚治虫へのオマージュであると同時に立派に浦沢漫画でもあり、かつ、面白い。 名作リメイクの指標となるべき作品だろう。 (ここまでのレヴェルに持っていけないんだったら書き直す意味なんてねーのよ。重版すればいいじゃないっ!) 浦沢直樹の描くアトム! 当時はそれだけでファンが上ずった印象が残っているが・・・(同時代的証言w) 個人的にはヘラクレスがシヴすぎて泣ける。 浦沢漫画はこういう脇役がいいんだよねー

12 SOUL EATER

完結済 巻数 : 25

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あらすじ・ストーリー
舞台は死神武器職人専門学校、通称「武専」。 死武専は、「職人」と「武器」を育成することを目的としており「職人」と「武器」でペアとなって活動していく。その最終目標は悪人の99個と魔女の魂1個を「武器」が"食べる"事によって、死神様の武器「デスサイズ」を作り出すことである。 (wikipedia.ソウルイーター, 2015/10/27閲覧)

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アニメから入ろうと思ったが、想像の声と合わず挫折し、漫画を読んだ。武器とそれを使う者、2人の息を合わせて戦うストーリー。自分としては絵があまり好みではなかったのにも関わらず、最後まで読み切り面白いと感じた。

あらすじやストーリーなどはそっちを見てくださいヽ(´▽`)/ この作品のいいところはまず絵ですかね!絵が独特ですけど汚くない… さらにバトルの展開もわかりやすいながらもどんどん深くなっていく 進む展開もしつこくなく持ってきかたも上手い!!特に5~6巻の死武専創立前夜祭鬼神復活編なんか 熱いですよね~ヽ(・∀・)ノ あとたびたび、キャラの髪型や服装が変わって飽きないですよね。 敵も味方も好きな奴が出来る作品です。 途中で絵のタッチが変わっちゃうというか綺麗になりますが 最後まで面白く読める作品だと思います。是非手に取って見てください!!

良いところを簡潔に ①斬新な設定 ②個性的なキャラクター ③デザインセンス ④ブレないテーマ 前半のメデューサとの戦いあたりが熱さでいうと1番に感じたけど、後半になるにつれテーマのまとまりが出て来てスマートになってきた印象がある。 理論武装なようで根性論なソウルイーター。少年漫画らしい少年漫画で、恐怖との向き合い方を真っ直ぐに、でも深く哲学していた。 こんな作品、後にも先にもないんじゃないかなぁ。

13 あひるの空

連載中 巻数 : 50

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あらすじ・ストーリー
九頭(くずりゅう)高校に入学した身長149cmの車谷空は母親に誓った「高校最初のバスケの大会で優勝」の実現のために、バスケットボール部に入ろうとする。しかしバスケ部は花園百・千秋兄弟を始めとする不良達の巣窟になっており、部活動などできる状況ではなかった。しかし、しつこく食い下がる空の純粋なバスケへの熱に、かつてバスケをやっていた百春、千秋たちは心動かされていく。そして空達のバスケット生活が始まる。

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絵もストーリーもキャラも魅力的なのですが何分展開がめっちゃ遅いです。それさえなければかなり高評価です。

14 みなみけ

連載中 巻数 : 23

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あらすじ・ストーリー
家の3姉妹、長女・ハルカ、次女・カナ、三女・チアキの家や学校での日々の出来事を中心に描いたショート作品である。本作を端的に表す言葉として、 「この物語は南家3姉妹の平凡日常を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください。」 がある。これに姉妹の友人らとのやり取りが加わり、作品を盛り立てている。作者の桜場コハルは「小学生中学生、高校生の3姉妹それぞれの友だちが家へ遊びに来て、世代間のズレによる微妙な世界の違いのやりとりを描ければおもしろい」とコメントしている。 一部例外を除いて、ほとんどのエピソードは一話完結で、季節は雑誌掲載時期に従う。作中では季節が何周もしており、さらに特定の日も複数回来ているが 、登場人物全員が初登場時と同じ学年のままである。 作画の特徴は、登場人物の等身を下げたり描写を単純化するなどのデフォルメではなく、逆にアクセントとして目、唇、顎のラインなどを写実的に描写していることが挙げられる。また後述のように、南姓の人物・内田・フユキ以外のフルネームは明かされておらず、家族構成もほとんどのキャラクターが不明である。[wikipediaから引用]

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基本的に立ち読みで済ましているので全巻読んだかわかりません。特にみなみけはショートストーリーなので、続きを読んでいるのかが判断できないです。

バカは日常を事件に変える天才 この作品は、南家の次女で黒髪ロングのツインテールが特徴の中学2年生・南夏奈(声:井上麻里奈)がいないことには始まらない。この物語の主人公と言っても過言ではないだろう。スレンダーでスタイルやルックスもよいその容姿は“黙っていれば美人”の典型だが、その中身は天然の超絶バカ。突き抜けているバカっぷりは“日常を事件に変える”天才なのである。彼女の存在だけでどれほどの笑い涙を流してしまったか計り知れない。

落語的日常漫画。日常系の中で不動の地位ってイメージです。可愛さと笑いのバランスがいい。話がいつも上手く纏まっていて驚かされます。

15 夕凪の街桜の国

完結済 巻数 : 1

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あらすじ・ストーリー
昭和30年、熱の閃光が放たれた時から10年。ヒロシマを舞台に、一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。最もか弱き者たちにとって、戦争とは何だったのか……、原爆とは何だったのか……。漫画アクション掲載時に大反響を呼んだ気鋭、こうの史代が描く渾身の問題作

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戦争を題材とした作品は当時の惨劇を徹底的に描き、 見る者に疑似体験させることで同じことを繰り返してはいけないという戒めや 平和への願いを訴えかけるというの一般的な流れになっています。 夕凪の街桜の国は着地点は同じとしながら、全く違う角度で戦争を描いた漫画です。 啓蒙臭さはなく、レトロで繊細な絵とところどころに織り交ぜられたユーモアもあって、 とても読みやすく戦争物として比類ないほど読後感が良いです。 夕凪の街では「忘れたいのに忘れられないもの」だった原爆が、 桜の国では「忘れたくても忘れてはいけないもの」に変化しています。 その変化を現代に生きる私たちは大切にしたいと思える。そんな漫画でした。

こうの史代さんの作品。 「この世界の片隅に」と同じく、原爆をテーマにしたマンガですが、本作は戦時中を描いたものではなく、原爆投下後の広島で生きる人々の生活を描いたものとなっています。 「この世界の片隅に」より前に描かれていて、「この世界の片隅に」は本作に続く形で描かれたものとなります。 "夕凪の街"、"桜の国(一)"、"桜の国(二)"の三作が収録されていて、それぞれ原爆投下から約10年後(1995年)、40年後(1987年)、60年後(2004年)が舞台となっています。 "夕凪の街"は、原爆被害にあったが生き延びた女性「平野皆実」が主人公です。 建築事務所に就職し、倹約をしながら慎ましく平穏に生きるが、原爆の話題にできるだけ触れないようにする人々の姿に違和感を感じる。 ある日、同僚より求婚されるが、原爆投下のあったあの日、たくさんの死体を踏み越えてきた自分が幸せになるわけにはいかないと感じる、という展開です。 原爆症に苦しむ女性の姿が描かれていて、最後はとても悲しい終わり方になっています。 "桜の国(一)"は平野皆実の弟「旭」の娘「石川七波」に主人公が変わります。 場面は変わりますが、時間軸は連続していて、"夕凪の街"に出てきた皆実の母と同一人物らしき女性が皆実の祖母として登場します。 七波が鼻血を出したことで過去のトラウマが想起させられ、つらい気持ちになるなどの描写がリアルで痛々しかったです。 "桜の国(二)"も引き続き七波が主人公で、戦争からはかなり時間が経過しているのですが、原爆二世となる七波の弟に、先天性の可能性が疑われる喘息症状があることで"今"の我々にも関係がないわけではないということが描かれており、あの出来事は確かにあり、その事実は消えてなくなることはないのだと感じられました。 ただ、最後は、それを受け入れて生きる姿が描かれていて、過去に引きずられるわけではなく、未来に目を向ける内容となっています。 原爆をテーマにしているのですが、悲惨さや残酷さとは違う点にスポットがあっていて、前向きな内容と思いました。 素晴らしい作品だと思います。

16 涼風

完結済 巻数 : 18

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あらすじ・ストーリー
大和は、涼風を振り向かせるために陸上部に入るが、次第に短距離走者としての頭角を現していく。温泉と女性専用マンションを兼ねる「湯」で起こる、ドキドキの連続。大和は恋愛も部活も両立できるのか?

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途中までは名作 後半が陸上要素薄くなって残念

17 武装錬金

完結済 巻数 : 10

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あらすじ・ストーリー
なぜ、悪と戦うのか…大好きな人を守りたい、そして何よりカッコいいから!自分に正直、決めた道は真っ直ぐ進む、そんな男の子に会いたいなら、これしかない!少年は迷い哀しみ、背を向けて――けれど絶望からだって立ち上がる、それがヒーロー

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一部熱狂的なファンがいる作品ですが、前作のるろうに剣心とどうしても比較してしまうのでこの評価でした。

"るろうに剣心"を代表作に持つ和月伸宏氏の作品。 和月伸宏氏は"るろうに剣心"連載終了後、週刊少年ジャンプで"GUN BLAZE WEST"という西部劇っぽいマンガを連載していましたが、コミックス全3巻という短期で打ち切り終了し、本作はその次に連載された作品です。 武装錬金はジャンプ連載時、結構人気があって、私もコミックス購入して読んでいた記憶があるのですが、最終戦直前でまさかの打ち切り終了。 2作連続の打ち切りとなったのですが、連載終了の後日、同じジャンプ系列の別雑誌『赤マルジャンプ』に最終戦の様子、及び後日談が描かれ、さらにその翌年にアニメ化されました。 打ち切り終了後から人気が出たという特異な作品ですね。 ちなみにアニメ主題歌の「真赤な誓い」は、ニコニコ動画で人気だったので、そっち経由で知っている方も多いと思います。 主人公の高校生「武藤カズキ」は、ある夜、廃屋で怪物に襲われている少女を助けるも、そのまま命を落としてしまいます。 だが、翌日、何事もなかったかのように目を覚ましたカズキは、昨日の出来事が何だったのかと不思議に思うのですが、そんな彼の目の前に怪物と、謎の少女が現れます。 少女「津村斗貴子」は、錬金術によって作られた核鉄によって展開する"武装錬金"で戦う錬金の戦士であり、勘違いとは言え自分を救う行動を取ったカズキを核鉄の力で組成させたことを告げます。 埋め込まれた核鉄の力で錬金の力を手に入れてしまったカズキは、斗貴子を助けるため、共にホムンクルスと戦うという展開です。 核鉄の力で戦う錬金の戦士達の組織があり、ホムンクルスという人食いの集団と戦うというシンプルな構成となっています。 錬金術やホムンクルスという単語は出てくるのですが、錬金術はほとんど関係ないです。 核鉄という不思議アイテムを以て、錬金の戦士はそれぞれの特性を持った武器を操ることができるという能力者バトルものといえます。 ホムンクルスサイドもそれぞれに個性があり、異能なバトルを楽しめる作品です。 正直なところ二番煎じ感があり、設定は練られていると思いましたが、展開に目新しさは無いと思いました。 良く言えば王道展開をするバトル漫画で、安定して面白かったのですが、それだけに、終盤の駆け足展開と唐突な終幕は悲しかったです。 ギャグのテンポもよく、カズキのライバルキャラの蝶野攻爵(パピヨン)も結構イッちゃってる変態でいい味出しています。 テンポもよくて、個人的には"るろうに剣心"より好みです。 早期に終わってしまったのがもったいない名作だと思います。

18 シグルイ

完結済 巻数 : 15

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あらすじ・ストーリー
寛永6年924日、駿府城内で御前試合が行われることとなった。御前試合は、慣例として木剣を使用することになっているが、周囲が諌めたにもかかわらず、駿河大納言・徳川忠長の命により、今回はを用いることが決定され、剣士達による凄惨な殺し合いが幕を開ける。その第一試合、隻腕の剣士・藤木源之助の前に現れた相手は、盲目・跛足の剣士、伊良子清玄だった。まともな試合ができるかどうか危ぶむ周囲の心配をよそに、伊良子は奇妙な構えを取る。を杖のように地面に突き刺して足の指で挟み、体を横に大きくのけ反らせるように捻るという構えに群衆が唖然とする中、対する藤木はまったく動じることなく刀を抜き放ち大きく構える。両剣士には浅からぬ因縁があった。

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「みしり」がネットで有名なのでそれだけを目当てに読み始めた所、あっという間に出てきてしまいました。思わずそのまま読み進めたら止まらなくなりました。

狂気といえば、狂気。 行き過ぎたグラップラー刃牙、マイルドなエロマンガ、劇画調のシリアスさ、 変態性のある人に刺さる要素が満載ですが、道を究めるって、そういうことだよね。

南條範夫原作の時代小説『駿河城御前試合』を原作とした時代劇漫画。 作者は"覚悟のススメ"などを描いた山口貴由氏で、氏の作品らしい、鍛え抜かれた肉体、個性豊かすぎるキャラクターと、内臓飛び散らせながら絶命する壮絶な描写が特徴的な作品です。 原作があり、『駿河城御前試合』内の一作『無明逆流れ』が中心となったコミカライズです。 ただ、原作も読了済みですが、マンガは原作をほとんどとどめておらず、アレンジが加えられた別作品と見て良いと思います。 寛永6年9月24日、駿府城内で行われた御前試合に至るまでのエピソードとなっています。 その御前試合は、通常木剣を用いるところ、駿府城大納言の徳川忠長の命により真剣が用いられていました。 第一試合として現れたのは、隻腕の剣士「藤木源之助」、そして他方は、盲目の「伊良子清玄」でした。 到底まともな試合が望めそうにないと周囲は訝しんでいましたが、盲目の清玄は大地に剣を突き立て、その剣を割れた足の間に挟むという奇妙な構えを取り、対する源之助も、刀を大きく構えます。 そして次のシーンからはその7年前に遡ります。 掛川で剣豪「岩本虎眼」が開いた道場に道場破りとして現れた清玄は、源之助を破るも、師範の「牛股権左衛門」に追い詰められ、虎眼流への入門を希望する。 メキメキと力をつけ虎眼流の後継者として目されるまでになった清玄が、盲目となり、虎眼流から放り出された経緯、隻腕となった源之助と、御前にて決着をつけるに至った経緯が述べられます。 時代劇で、舞台となる駿府城も、駿府城城主・徳川忠長も実在しましたが、読む上で歴史を知っておく必要はないです。 ストーリー展開はわかりやすくてテンポも良く読みやすいです。 罪のない人が無慈悲に殺されたり、犯されたりするシーンも多く、世界観は非常にバイオレンスです。 腸から溢れる内蔵や剥かれる肌、断面から覗く大脳のグロテスクな描写があり、読む上である程度の耐性は必要と思います。 一手違えば、うっかりとしたことをすれば、即時命を失うような緊迫した状況下が伝わってくる作品で、緊迫感があり夢中でページを進めました。 また、作中の雰囲気は緊迫しているのですが、ネタとして語られるシーンも多くあります。 舟木道場の兵馬数馬が、同時に達した時の「ぬふぅ」という掛け声や、弟弟子である涼之介を想って妄想にふける山崎九郎右衛門、通称「チュパえもん」などは有名ですね。 ギャグなのか否か判断に困るシュールなシーンが随所にあって、知っていても知らなくても楽しめると思います。 ただ、ラストは判断に困りました。 ここまで来たら大団円でも良さそうなものですが、"なぜ"という気持ちしかなかったです。 安易に丸く収めるには血が流れすぎている気がするので、悲惨ですがどこか仕方ないという気持ちにもさせてくれる終わり方でした。

19 NHKにようこそ!

完結済 巻数 : 8

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あらすじ・ストーリー
ひきこもりになって4年になる佐藤達広は美少女中原の協力の下、社会復帰を目指すことに…。登場するキャラのほとんどが問題を抱えており、終始ネガティブでダークな空気に包まれています。痛々しさを感じながらも、目が離せない、泥だらけの展開に注目の一作です!

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全員のダメ人間っぷりに虫唾が走った。 嘘だけど。 こいつらダメだ早く何とかしないと…を地でいった作品。

大学中退で引きこもり4年目の青年と、彼を引きこもりから立ち直らせようとする清楚な美少女「中原岬」を中心とした漫画。 と聞くと、なんかとっても心温まる作品のような気がするが、実はこの彼女も結構アブナイ奴で関わらない方がいい。 そもそも、NHKのことを「日本ひきこもり協会」と言い切るようなダジャレで始まる話なんだから、笑える内容にしておけばいいのに、なんで妙にドロドロした人間関係を描くかなぁ… 主人公・ヒロインだけでなく登場人物全員クズ揃いだ。 中原岬の可憐でスレンダーな見た目だけが救い。

2002年に書かれた滝本竜彦氏の小説を原作にしたコミカライズ作品。 ただし、原作小説準拠なのは序盤のみで、中盤からオジリナルキャラやオリジナル展開の比重が大きくなります。 作品自体も、(原作も大概ですが)ダメさがパワーアップしている感じがあり、原作小説とは別の楽しみ方ができるコミカライズだと思います。 原作小説の装丁は『NieA_7』や『灰羽連盟』などの安倍吉俊氏ですが、コミカライズは別の方が作画しています。 作画担当である大岩ケンヂ氏の作品を読んだのは初めてですが、女の子は可愛く、オタク青年は薄暗く描けており、個人的には本作の雰囲気的に、コミカライズするなら安倍吉俊氏よりもあっていると感じました。 オリジナル部分も面白く、良コミカライズだと思います。 原作小説既読ですが、読んだのが昔のためだいぶ忘れている状態で読み始めました。 地元北海道より大学進学のために単身上京したが、その後中退し、親からの仕送りを受け取ったまま4年間ひきこもり生活を続けているニート青年「佐藤達広」が本作の主人公です。 対人恐怖症で、人と対面すると妄言を吐き散らして止まらなくなる習性を持つ佐藤の家に、ある日、宗教団体の勧誘が訪れます。 テンパってわけがわからないことを叫び暴れる佐藤に恐れをなした宗教勧誘の女性2人連れは逃げ出すのですが、その1人「中原岬」は、佐藤をひきこもりから救うため、「プロジェクト」を遂行します。 詳細のわからない「プロジェクト」を進める岬に言われるがままカウセリング的な何かを行われる佐藤だが、ある日、同じアパートに住む後輩の「山崎薫」に、一緒にクリエイター(エロゲー作る人)にならないかと誘われる、という内容です。 作者のひきこもり経験を元に書かれただけあって、オタクの妄想逞しい内容となっています。 対人恐怖症のひきこもりニートに美少女がつきまとったりすることはないですが、本作ではエッチでかわいい等身大の美少女が"言い訳だらけで行動しない男"である佐藤につきまといます。 ただ、佐藤くんの性根は腐りきっているので、岬ちゃんの献身的な介護(?)にも関わらずグダグダした日々を暮らして、自殺サークルに巻き込まれたり、ゲームを作ってると言いつつ何もしていなかったり、実家に引き戻されて反省するもやっぱり何もしなかったりします。 一方の岬ちゃんも結構アレな人種で、全体的にめんどくさい人たちがアレヤコレヤでスッタモンダするストーリーとなっています。 サブキャラクター同士が実はつながりがあって、サブキャラクター同士の裏のストーリーで感情の変化が起こり、佐藤や岬、山崎に影響を与えるような展開があり、非情にうまいと感じました。 また、ご都合主義のような始まり方ですが、トントン拍子に展開はせず、かなり迷走します。 ラストも、簡単にはハッピーエンドにしてくれない感じを受けました。 ニートのひきこもりのところに美少女がやってきて幸せなキスをして終了みたいな展開だとあまりにも痛々しいので、本作の終わり方は個人的には良かったと思います。 ただ、それでも都合が良いと思わせる決着となっているので、現実を直視せずN・H・K(日本ひきこもり協会)の陰謀に巻き込まれてしまったガチ勢にはおすすめしづらい作品です。

20 賭博堕天録カイジ

完結済 巻数 : 13

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あらすじ・ストーリー
鬼才、福本伸行が描く『カイジ』新章!シリーズ第3弾は「堕天録」!第4章「渇望の」スタート!! 「」での死闘から半年後。地下から脱出し借金を完済したカイジは、かつてギャンブルで共闘した坂崎の家に居候し、働かず堕落した日々を送っていた。そんなカイジに愛想を尽かした坂崎は手切れ金として300万円を渡し、追い出そうとする。その時カイジは地下で仲間だった三好・前田と再会し、彼らが勤める裏カジノ社長岡から大金を騙し取る計画を持ちかけられる。カイジは必ず返すと約束して坂崎から300万円を受け取り、村岡が考案した変則麻雀「17歩」で勝負する。

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破戒録の続編です変則麻雀での勝負ですが今迄の緊張感に比べると若干物足りなさを感じました。

カイジシリーズ3作目。 前2作は前後2部編成でしたが、今回は麻雀の「17歩」のみ。 その分展開の遅さと、中弛みが多くありました。 内容自体は面白く、駆け引きも流石でした。

カイジシリーズの3作目。 前作『賭博破戒録カイジ』の続編で、新章です。 前作ラストで"沼"で大勝をしたカイジは、"沼"で共闘をした「坂崎」の家に居候し、自堕落な生活を送ります。 叱責する坂崎の言葉にやる気のない返事を返していたカイジにしびれを切らした坂崎は、手切れ金として300万円を渡して、カイジを家から追い出そうとします。 そんな折、地下で仲間だった三好・前田が訪ねてきて、現在の雇い主である裏カジノの社長「村岡」に、巻き上げられた給料を取り返したく、カイジに"必勝ギャンブル"の誘い話を持ちかけます。 カイジは手切れ金の300万をタネ銭に、三好・前田と共に、村岡の考案したギャンブル「17歩」に挑む、という展開です。 本作中登場するギャンブルは「17歩」のみで、相手も村岡のみです。 「17歩」は、変則的なルールの二人麻雀で、ゲーム開始と同時に自分の前のツモ山を開き、3分の制限時間で満貫以上の聴牌を作ります。 3分過ぎたら、余ったツモ山から交互に17巡捨牌してゆくというルールで、一手ずつ、ツモって形を作る必要がないため、通常の麻雀より早く場が進みます。 切ることにより手替わりが発生するか否かという違いはあるものの、通常の麻雀同様、読み合いが発生し、変則的ではあるものの麻雀のルールが基本になっているため、麻雀がわからなければ理解が難しい内容です。 ただ、麻雀がわかっていればすごく面白いと思います。 考えうる形、カイジの思考上の手の形が絵で描かれていて、読みやすくわかりやすいです。 また、そのために文字が少なく、ルールの性質上通常の麻雀よりゲームの回転も早いのでテンポよく読めます。 さらに三好・前田という間諜の存在に、隙きあらばイカサマを仕掛けてくる村岡が加わり、ゲームは二転三転します。 毎度のことながら、そういうフェアなルール通りでもないゲームに大金や命を掛けた勝負をしており、『賭博破戒録カイジ』とは違って事前の調査や細工を用意する時間などはほぼなく、ルールは先に聞かされていたものの基本的には対策を考えながらゲームが進むことになるため、文字通り"失敗したら終わる"という緊迫感が漂ってきました。 現在までのカイジシリーズで最も好きな作品です。 特にラストで村岡に投げたカイジの言葉がすごく良かった。それまでのシリアス展開とカタルシスからの発言だったので大爆笑しました。 個人的にはカイジを読む場合、本作までは読んでほしいですね。

21 高校デビュー

完結済 巻数 : 15

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あらすじ・ストーリー
とにかく天然でパワフルな菜。すごくデリケートで繊細なヨウ。一見相反する2人だが、絶妙なハーモニーを生み出すこのコンビ。ハマる乙女続出中!一度読めば、あなたもきっと2人の恋を応援したくなるはずです!

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もう大好きー‼︎ 超好きー‼︎‼︎ 読んだん何回目やろ もう3回は読んでるな ってレビュー書いてたけど、数年ぶりに読み返して一番感動した気がする。 ほんまに好き あの頃はヨウの消極的さが理解できひんかったけど、今ならわかるな。 そりゃ晴奈は凄いな! ↓最初のレビュー なんかもうヨウの気持ちにドキドキ胸キュンしながら読んで… けどヨウの気持ちがよくわからーん! そんなに受け身で生きてると色々言ったりしたりすんの恥ずかしいもんなん⁉︎ てか彼女のためとはいえそこまでキスすんのも控えめとか凄すぎー! そしてえっちへの概念にちょっと時代を感じた。 今の漫画やとそこまでだいそれてへん気がする…。 なんか表紙は実際よりハッチャケてるんが多く感じたけど、ほんまに好きやわ〜 また忘れた頃に読むみたい。 この人の作品は全部頑張る女の子やけど、晴奈が一番好き。 ヨウとか目の下の線が疲れてそうに見えて微妙やけど… それでもカッコいい!

中学時代ソフトボール部のエースとして活躍し、恋愛に関心がいかなかった主人公が、高校入学をきっかけに恋愛に全力投球することを決意するという内容です。 タイトル通り高校デビューをしようとするのですが、主人公は所謂"男ウケ"するファッションや仕草がわからず、空回りし続けます。 髪をデコり、ファッション誌を鵜呑みにした似合わない服を来て街を練り歩き、すれ違う人々にドン引きされる日々。 そんな主人公「長嶋晴菜」は、街で出会った「小宮山ヨウ」にモテをコーチしてもらうことになるという展開です。 元気で明るく裏表のない、何事にも一生懸命な晴菜と、クールな美男子だが恋愛にトラウマがあり"好きになるな"という条件でコーチを引き受けたヨウの恋愛マンガとなります。 恋愛のドロドロした部分もあるのですが、晴菜が元気でノーテンキすぎるのでドロドロ展開もドロドロした雰囲気にならず、"あはは"と笑い飛ばせる感じです。 恋愛を根幹に置いたギャグマンガのようなところがあり、暗く落ち込んだ時に読むと元気になれる作品ですね。 面白い作品なのですが、時々、伏線かと思いきやそのままになることがあって、疑問符が頭に浮かぶ場面があります。 例えば、序盤ヨウの友達が登場し、内一人が晴菜といい雰囲気になるのですが、それを横取りするようにあるキャラが奪っていったり、晴菜が進級した際、後輩としてイケメンが3人入ってきて晴菜と言葉をかわすのですが、内2人は放置されたままフェードアウトしたり、何かしらの展開を考えていたような感じがあるのですが、消化されずに終わった感じがしました。 メインキャラなのにくっつかずに終わったキャラがいるのも少女漫マンガしては珍しい気がしました。 一方で、その分、晴菜・ヨウを中心にした感じは強く、最後まで二人を描いていった作品だったと思います。 なお、"高校デビュー"というと、個人的には中学時代まで大人しかった子が夜のハイウェーにガオーなイメージがありますが、普通に高校生男女の健全な交際を描いた作品なのでそこは安心です。 2003年連載開始と、ガラケーでやりとりしてたり古いと感じる部分もありますが、今読んでも問題なく楽しめます。 恋愛の怖さ、苦しさではなく、楽しさ、素晴らしさが描かれていてます。 タイトル通り高校デビューしたい方が読むと参考になると思いますが、ヨウのような一途なイケメンは割りとファンタジーな気がしないでもないですね。

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あらすじ・ストーリー
関東某県にある彩珠学院高校野球部は、甲子園初出場で初優勝を果たした過去がある。しかし現在は毎年1、2回戦での敗退続き。元野球部監督の狭山校長は13年前の部員で、現在は悪徳商法で留置所に入っている鳩ケ谷を訪ね、新監督に就くよう依頼するが…。汗と涙ぁ…そんなモンいらねぇ!かつ名門、今は弱小の私立彩珠学院高校野球部にやってきた問題児監督・鳩ケ谷輔が、硬直しきった高校球界の常識を変える!!

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古豪というにはあまりに弱小である私立彩珠学院高等学校野球部。過去に一度、甲子園に出場し全国優勝をしたがそれきり。今は初戦敗退。学校の経営立て直しのために野球部は解散の危機に。その阻止の条件は、一年後の夏までに甲子園に出場し、入学志願者増加に貢献すること。 そのために監督として白羽の矢が立ったのが、鳩ケ谷であった。彼は独自の視点と教育法でかつての古豪を復活させるために尽力していく。 この作品があまり有名でない理由。それは、野球が好きでルールがわかってる人でないと話の本当の面白さがわからないところだと思います。インフィールドフライがわかる程度の。 その程度の野球の知識がある人であれば、非常に楽しく読むことができると思います。戦略としての野球。根性論や気持ちで勝利するのではなく、勝利から逆算し、試合までの練習法を組む。いざ試合になれば敵を欺く采配。奇襲に次ぐ奇襲。 この作品には野球のみならず現代社会で必要な考え方なんかも散りばめられています。 ある程度、野球に関する知識があり、野球漫画が好きであれば一読の価値ありです。今まで読んだことのない野球漫画になると思います。

ジャンル…スポーツ 出版社… 小学館 完結済み アニメ…なし 全巻購入済み あらすじ・・・ 潰れそうな野球部を復活させるために来た監督の物語です 細評(10段階評価) 作画・・・8 内容・・・10 キャラ・・・9 では感想を スポーツ作品では珍しく、監督が主人公と言う珍しい作品 (類似作品はサッカーでGIANT KILLING) この漫画を読んだ時は衝撃でした! 名言の嵐! 「人生はナンバーワンじゃなきゃ意味ねぇんだ。"勝ち"を続けなきゃよぉ・・・」「どこで負けても一緒だ」 「ナイスゲームなんて負けた奴が言うセリフだ!」 「俺は今でも14年前の負け試合を夢に見る。悔しくて夜中に目を覚ますこともある。 ここで負けたらお前らも同じ目にあうぞ 。 それが嫌なら勝て !」 などなど・・・ 知る人ぞ知る名作だと思います^^ ありきたりのスポーツ作品に飽きてきた人は読んでみた方がいいと思う!

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あらすじ・ストーリー
それは、戦災という名の“もうひとつの戦争”!!帝陸軍情報部第3課、“復興”を担うモノたち。通称――PumpkinScissors(パンプキン・シザーズ)!!永き戦乱により荒廃しきった帝国各地。停戦後の3年間を奔走(ほんそう)するパンプキン・シザーズだが、なかなか成果は挙がらぬまま……。しかしある日突然現れた、大重量の単発を片手で操る“巨漢の復員兵”が、この国の《運命》を変えていく――!!!!

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正義と義憤に燃える女主人公のお話。いちいちセリフがかっこいい!シナリオも素晴らしい。

24 ロザリオとバンパイア

完結済 巻数 : 10

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あらすじ・ストーリー
ひょんな事から、妖怪が通う陽学園に入学してしまった野月音。逃げ出そうと思った所に、美少女・萌香と出会って気分は超ハッピー。しかし彼女の正体は、胸のロザリオが外れると変化する、大妖・バンパイアだった!

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・ストーリー 妖怪しかいない学校に入学してしまった月音(人間)が主人公のラブコメバトル漫画。 ヒロイン達との日常も面白く、何よりバトルが結構しっかりとしておりかなり楽しめました。 初めはひ弱で戦えない主人公でしたが、途中から主人公然とした姿が見られます。 ・キャラクター 主人公の月音は、ラブコメ主人公の側面を持ちながらもバトルモノの主人公らしい熱い姿も描かれており、好感の持てるキャラクターだと感じました。 ヒロインも皆可愛く、魅力的です。ヒロイン同士の関係も蔑ろにすることはなく、相関関係も分かりやすくて読みやすい作品です。 ・絵 キャラの一枚絵や見開き、バトルや妖怪が蠢いている描写等、見せ場と思われるシーンの描き込みもしっかりしていて迫力があります。 ・総評 「平均値の高い漫画家」と評されるだけあって、減点方式で見るとほぼ満点に近いといっても過言ではありません。 ラブコメとバトルの王道を詰め込み、しかし個性も見られる今作。ジャンプ漫画内でもかなり上位に食い込む程好きな作品です。

25 隠の王

完結済 巻数 : 14

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あらすじ・ストーリー
彼をめぐって、忍達の戦いが今始まる!!SFファンタジーのようであるが、現代のようでもある。自分にとって大切な物とは?「生きる」とは何なのか…?そんな事も考えてしまう一冊。

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忍の世界(隠の世界)を描いたファンタジー作品。 主人公「六条壬晴」に刻み込まれた秘術・森羅万象を巡って争われる、忍び達の戦いの物語です。 Gファンタジーで連載され、アニメ化を始め、ラジオ、ドラマCDとメディアミックスされました。 ある日、壬晴は同級生で忍道部の部長である「相澤虹一」より、忍道部にスカウトされます。 彼、虹一と、教師の「雲平・帷・デュランダル」、そして、彼らに近づいてきた清水雷鳴は、実は萬天の里の忍で、それぞれ別の思惑から壬晴を敵の手から守ることとなるという展開です。 登場人物が結構多く、中盤までの間に森羅万象を狙う忍びの集団「灰狼衆」の面々や、謎の思惑で動く「風魔の忍」たちなど、多数のキャラクターが一気に登場します。 各キャラに個性があるのですが、各キャラのポジションや思惑があり、ストーリーを追うためにはじっくり何度も読む必要があります。 最初に登場した"虹一や帷が壬晴を守る理由"も語られるのはかなり終盤になってからです。 それが明かされるまでは、キャラクターの謎の動きもそういうものと捉えておきつつ、頭の片隅に置きながら読む必要があります。 パラパラと読んでいるといつの間にかストーリーが追えていないということが起こりうるので、読む時は注意が必要ですね。 また、ちゃんと読んでいても超展開する部分があり (個人的には、森羅万象が関連する部分はほぼ全て)、そういった部分はそういうものと飲み込む必要があります。 本作の雰囲気が好きであればのめり込めると思いますが、結構、人を選ぶ作品だと思いました。 キャラクターが立っているので、掛け合いが楽しい作品ですが、基本的に雰囲気は重く淡々としています。 文字も多く、会話内容は事情を知っている者同士の状況確認が割合的に多いため、一話一話が重いです。 ストーリーの進行も緩やかなため、そういう意味でものめり込める方向けの作品だと思います。 また、女性キャラはかわいいですが、主人公の壬晴を始め、男性キャラも女性ではないかと勘違いしそうなレベルでかわいいです。 個人的には灰狼衆の目黒俄雨くんがお気に入りですね。 ちゃんと読めば面白いですが、エネルギーが必要な作品です。 今から入る場合、アニメ版があるのでアニメから入った方がいいと思います。 アニメとマンガでは結末が異なるのですが、序盤の展開は一緒なので、アニメが良かったらマンガを読むのがおすすめです。

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