
1 金田一少年の事件簿
完結済 巻数 : 27
あらすじ・ストーリー
名探偵・金田一耕助を祖父に持つ高校生・金田一一(きんだいち はじめ)が、幼馴染・七瀬美雪(ななせ みゆき)や親友・剣持勇警部、ライバル・明智健悟警視らと共に、遭遇する難事件を、祖父譲りの抜群の推理力で次々と解決していく物語。
本格的なミステリーを題材とした漫画であり、推理漫画ブームの先駆けとなった作品である。特徴としては多くの事件が連続殺人であり、プロローグからエピローグまでを数ヵ月かけて連載し、さらにクローズド・サークルと呼ばれる「絶海の孤島」や「吹雪の山荘」などでの隔絶された状況下での事件が多い。また、他作品の探偵達と違い、主人公である一(はじめ)は推理力こそ優れているものの、それ以外の点では一般人と変わりないため、調査上の専門的知識には乏しく、警察関係者等から聞かされたりして初めて知ることになる場合がほとんどである。
ほぼ毎回、犯人には「怪人名」とされる代名詞的な二つ名がついており、その不気味な名前をした犯人が登場人物の誰なのかを当てる醍醐味がある。事件の登場人物に覆面やマスク、あからさまな偽名などによる怪しい人物がいることが多いことも特徴である他、事件に関わる土地や建物にまつわる伝承、都市伝説、噂などが怪人の名前に結び付けられていることも多い。
1995年(平成7年)、第19回講談社漫画賞少年部門受賞。単行本の発行部数は9000万部を突破している。通常の単行本の他に文庫版、愛蔵版なども発売されている。[wikipediaから引用]