1 便利屋斎藤さん、異世界に行く
連載中 巻数 : 9
あらすじ・ストーリー
斎藤さんは充実していた。この世界で「ありがとう」を知ったから。
今までの人生、ずっと平々凡々と生きてきた。
運動も、勉強も、そこそこ。
決して一番になれない普通の人間……
それが、斎藤さん。
職業“便利屋”の斎藤さんは、ある日、異世界に転生する。
そこで出会ったのは、
強く美しいツンデレ戦士。ラエルザ
呪文を忘れる最強魔法使い。で、エロじじいの モーロック
姿はかわいいが守銭奴の妖精。ラファンパン
斎藤さんは個性的すぎる仲間たちとダンジョン攻略に挑む。
鍵開けのノウハウで、宝箱を開けたり
カバン修理のスキルで、仲間の防具を直したり
元の世界で身につけた“便利屋”の経験を異世界で活かす。
異世界でも斎藤さんは決して「特別」ではない。
しかし、必要とされることを知り
「ありがとう」を知る。
斎藤さんは充実していた。
Twitterフォロワー約20万人の
一智和智(イチトモカズトモ)氏が描く、
話題沸騰の異世界コミックスついに単行本化!!
(Amazonより引用)
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儲け主義ではなく根っからの漫画好きが描いた同人誌のような、異世界転生ファンタジー。 タイトル通り現代で鍵開けとか粗大ごみ掃除とか何でも引き受ける「便利屋」に勤めていた斎藤さんが異世界に転送されます。 異世界はウィザードリィとかダンジョン飯みたいな「冒険者がダンジョンに潜って生計を立てる」タイプの冒険世界で、いろいろな登場人物のエピソードが割ととりとめなく語られていきます。 同人誌っぽいと思ったのはこの点で、好きなことを好きなふうに描いている感じがすごくあります。 ちょっと褒めすぎかもですが、幽白で魔界編以降の好きに描いてる富樫みたいな空気感。 ストーリーと言うか時間経過と人間関係の移ろい的なものがあるにはありますが成分としては薄く、ミニエピソードの羅列がメインであるため好き嫌いが出る作品かもしれません。
異世界転移した便利屋の斎藤さんが、ダンジョン攻略パーティの一員として活躍する話。チートスキルなどはなく、もっぱら現世で身に付けた鍵開けとか修理の技術でサポートしていくだけだが、異世界ではロストテクノロジーっぽかったので仲間に重宝がられる。 決して綺麗な絵ではないが、線画中心の独特な絵柄で読み手を引きつけると思う。 メインヒロインの重戦士はいつも鎧・兜で身を固めているが、なかなかに美人でスタイルもよくお約束どおりツンデレで感情移入できる。 ハートウォーミングな良い話があるものの、時々お下劣な内容も出てくるので、それは気を付けた方がいい。 なお、ストーリーには関係ないが、本作品には、 ・ドンバイン ・白い流星ヴェイズナー ・ベルガイム という名前の人が出てくるので、80年代アニメが好きな人はニヤニヤしながら読むことをお薦めしたい。
1巻は人物紹介 話が動き出すのは2巻から 面白いオススメ