1 げんしけん
完結済 巻数 : 9
あらすじ・ストーリー
オタク世界の描写も当然本作品の魅力だが、主人公がオタク的人間関係、集団行動を通じて成長していく描写も素晴らしい。人がどこに属するかよりも、どう行動するかのほうが大切だと感じさせられる。
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個人的点数:80点 最初アニメのほうを見てから面白いと思い原作のほうにも手を出しました。当時自分が大学生だったということもあり大学生のオタクサークルの実態?が見れて面白かったです。
たぶん5点満点は思いで補正です。ちょうど自分が大学生時代にアニメがあっており、さらにオタクでしたからしかたない。げんしけんはオタクがこうありたいと求める姿そのものだったような気がします。
とある大学の弱小サークル「現代視覚文化研究会(略して、現視研)」を舞台に、アニメ・漫画・ゲーム・プラモ・フィギュア・コスプレ・同人などなどが好きな大学生のリアルな日常を描いた作品。 主人公「笹原完士」は当初、パソコンも持っておらず、コミケにも行ったことがないアニメ・漫画が好きな一般人だったのですが、ある意味で大学デビューをするべく、ぬるいオタク系サークル現視研の門を叩き、悪い先輩方に唆されて修羅の道を進んでゆく様を描いた作品となっています。 今となっては秋葉原は観光地化し、声優が紅白に出て、アニメ好きを公言しても虐げられない世の中となっていますが、かつてオタクといえば日陰者で、本作のキャラたちのように仲間同士では声が大きいが、一般人が近くにいるだけで目をそらして静かになるような人々でした。 本作に登場するオタクはそういった、世間からはずれた人々、アウトローであり、オタクだけでつるむ楽しさや、コミケや同人ショップ巡りなど、オタクにしかわからないイベントやあるあるを取り上げたものとなっています。 学生時代に薄い本に向けて欲望の滾りを開放していた汚い系のオタクは漏れなくこんな感じだと思います。 非常にリアルなオタクの大学生が描かれています。 日常系作品ではなく、作中は時の流れがあり、サークル内で様々な出来事が発生します。 主人公以外のキャラを含め、登場人物たちが成長(零落?)していき、そして卒業・就職して巣立っていく姿も描かれており、同世代だったころの自分と重ねるとセンチメンタルな気分になります。 特にくっちーはリアルすぎて悲しくなりました。自分も客観視するとこんななのかな、と。 なお、本作は続編である『げんしけん二代目』が出ていて、巻数のナンバリングも「げんしけん」から引き継ぎ、10巻から刊行されているのですが、『二代目』は女性キャラが多くファンタジー過ぎるので、私は無印の本作が好みです。 今読むと古いと感じる部分もありますが、根本は同一と思いますので、今のオタクが読んでも楽しめるかと思います。
2 げんしけん 二代目
完結済 巻数 : 12
あらすじ・ストーリー
シリーズ累計300万部超の大ヒットアキバ系青春物語が帰ってきた! 2006年に一旦完結した青春漫画の金字塔『げんしけん』。主人公・笹原の卒業とともに一度その幕を下ろしましたが、笹原の恋人となった荻上が会長になったところから、物語の続きが始まります。大野やスーなどおなじみのキャラたちだけでなく、新入生たちが登場! コンプレックスを抱えた矢島、明るいキャラの歴女・吉武、そして超絶美少女に見えた波戸は、実はオトコの娘! クセのある新入生たちによる新たなる部室の物語。もちろん、斑目さんも大活躍ですよ!
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19巻 日光での続き。くっちー先輩と斑目を送るハト。日光観光のくじ引き。日光の風景がとてもリアル。ケイコさん台風の目?ってところで終わる。回を追うごとに斑目のへたれ具合に磨きがかかりさすがにイライラしてきたかも。 20巻 デートイベント最終章。斑目×スー&斑目×波戸。スーの本心に波戸の本心,そして斑目の本心。矢島も頑張る。吉武も精一杯うごく。結論はまだ。 21巻 本当に終わってしまった。毎日当たり前のように会っていた誰かが卒業していなくなり,新しい誰かがその場を受け継ぎ,そうやって少しずつ移り変わっていく大学のサークル。続けようとしたらいつまでも続いたであろう物語らしく,最高のエンドだと思った。矢島や波戸たちが作っていくげんしけんを見られないのはちょっと残念だが,それも良いのだと思える。もしこの物語に誰か主人公がいたのだとしたら,斑目だったのかな? 始まりは笹原が入学した春だった。終わりは笹原の一学年下の朽木が卒業し,笹原が3年生の時に入学した荻上が4年生になる春。青春最後の刺々しさを全開にしていた一年生たちが丸くなっていくのを見つめた5年間であったと思う。楽しかった。
うーん、アニメが大学時代に始めり自分と重ねているところもあったので終わるのがつらかった。世間的に斑目ハーレムは微妙評価だったけど自分は嫌いではなかったです。スゥーもハーレムキャラの中で1番好きなので不満ありません。ただ、『Spotted Flower』をアナザールートと捉えない場合スゥーは振られるのか、振ってしますのかとなんか悲しい気持ちにw
『げんしけん』の続編となるこの『げんしけん 二代目』。腐女子たちをメインにした作品となっていたので、女性向けかなあと思いながら視聴していたが、初代げんしけんとはまた違った面白さがあった。斑目のハーレムモノでもあったけれどw 腐女子向けの作品はおそらく見た事がなかったので、げんしけんベースではありますが、そういった系統の楽しさを垣間見ることができ、勉強にもなった一作となりました。
3 Spotted Flower
連載中 巻数 : 5
あらすじ・ストーリー
「げんしけん」の作者による甘くて苦いオタクな旦那と非オタクな奥様のセキララな新婚日記。コスプレ好きな大学時代の友人も加わって大騒ぎな毎日です。
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1巻 「げんしけん」の斑目みたいなオタク夫と,咲みたいな普通人の妻の日常。主に妊娠以降セックスがないことで妻が躍起になっている話。「げんしけん」の大野さんとに似た友だちも出てくる。 2巻 出産前後。波戸&矢島ぽい人物登場。脇役とは思えない出演ぶりだったが,波戸と矢島がこんな風になっていたら嬉しいなぁって感じで,主人公ふたりの話より印象的で良かったかも。
4 ぢごぷり
完結済 巻数 : 2
あらすじ・ストーリー
女の子の赤ちゃんを授かった18歳の「あゆみ」。無事出産を終え、退院してきたところから物語は始まります。双子の妹「かなめ」と一緒に、二人だけでの子育ての毎日が続きます! 赤ちゃんは親の都合などおかまいなし。昼も夜もパニックの連続で、あゆみとかなめは、どうなっちゃうの~!?
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「ぢごぷり」とは「地獄から来たプリンセス」の略。 18歳のシングルマザーと彼女の双子の妹による育児日記。彼女らが育児ノイローゼに悩まされ地獄のような子育てを送る話。子育ての現実を知るに良い作品。 ちなみに登場人物は皆かわいいのに、赤ちゃんだけはリアルに描かれていて猿みたいで全然可愛くない。 ちなみに了見の狭い自分としては、ヒロインを孕ませた野郎のことが許せないというのが一番の感想だ。
5 はしっこアンサンブル
連載中 巻数 : 8
あらすじ・ストーリー
都立端本工業高校に入学した藤吉晃は、声変わりした中学の頃から自分の「声の低さ」がコンプレックスで、大きな声を出せなくなっていた。 同じ1年の木村仁は、学校になかった合唱部を作ろうと、毎日放課後にいろんな場所で歌っていたが、多くの生徒からは相手にされなかった。 ある日、「歌の力」によって2人は引き寄せられる。
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【1巻時】げんしけん大好きなので、この作品も面白くなるのを期待してますが、現時点ではう~ん。
6 陽炎日記
完結済 巻数 : 1
あらすじ・ストーリー
キレイごとじゃすまされない、本音で語る恋愛のカタチ。進むか戻るか心は揺れる。陽炎のごとく、ゆらゆらと──。
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もっと見る7 四年生
完結済 巻数 : 1
あらすじ・ストーリー
こちらも大学生活を描いているが、よりシリアスに恋愛や進路の問題に向き合っている。大学で法学を学ぶ四年生の主人公と、その恋人の物語。怠惰と目的意識の欠如により、就職への意欲を持たない主人公と、弁護士を目指して明確に進路のため努力する恋人のコントラストがテーマとなる。ドロドロした人間関係が多く描かれ、「げんしけん」のようなライトなコメディを期待すると肩透かしかもしれない。しかし、本質的には「若者の見る未来像」をリアルに描く作家であるので、シリアスなのが苦手な人にも是非一読をお勧めしたい。
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もっと見る8 五年生
完結済 巻数 : 5
あらすじ・ストーリー
履修ミスから「五年生」となった彼氏と、弁護士を目指し先に社会に出た才媛の彼女。大学生の停滞と、社会人の急激な変化。心理的な距離感が、二人の間にひろがって、目を逸らし、誤魔かしながら、付き合いを続けていくのだが…。木尾士目が描く「本当にリアルな」恋愛関係。
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もっと見る9 くじびき・アンバランス
完結済 巻数 : 2
あらすじ・ストーリー
いわずと知れた、「げんしけん」の作中漫画。重要行事を「くじびき」で決める高校のドタバタ劇を是非。本作品だけでも楽しめますが、「げんしけん」とセットで読むとより楽しめます。
該当掲載作品
10作品
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