1 All You Need Is Kill
完結済 巻数 : 2
- 作者 : 小畑健 他
- 時期 : 2014年
- 雑誌 : となりのヤングジャンプ
- 出版 : 集英社
あらすじ・ストーリー
異星人が地球に送りこんだ「ギタイ」と呼ばれる敵に襲撃を受ける地球。かに座ι星方向の40光年先にある異星人の星から惑星改造(テラフォーミング)のため、無人の土木作業用ナノマシンとして送り込まれたギタイは、棘皮動物に取り込まれることによって人類を脅かす怪物へと進化し、人類を惑星改造の障害と認識して世界各国に侵攻を行っていた。人類は「機動ジャケット」と呼ばれるパワードスーツを投入し、ギタイとの劣勢な戦いを続けていた。
主人公キリヤ・ケイジは、ギタイと戦う統合防疫軍に初年兵として入隊するが、初出撃で絶望的な戦場へと送り込まれ、そこで圧倒的な戦闘力を持っている若き少女兵士リタ・ヴラタスキの援護を受ける。キリヤは瀕死の重傷を負うものの最期の力を振り絞り、リタが「サーバ・アルファ」と呼ぶギタイと相打ちになって死亡するが、なぜか意識を取り戻すと「出撃前日の朝に戻っている」という怪現象に見舞われ、それが幾度も繰り返される。他の人間はループを認識できずに同じような行動を繰り返す一方、ギタイたちはキリヤを狙っているかのように行動を少しずつ変えており、戦場から逃走しようとしても阻止されてしまう。しかし生と死を繰り返す中、「記憶だけが蓄積される」ことが自分を成長させることを知ったキリヤは、ギタイを倒すために、その能力を活かして経験を積み重ねる。
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バトルシーンを見ると、小畑さんの絵のうまさに震えちゃいますね。 内容は・・・ボチボチ面白いといったところ(笑)
原作は全1巻のラノベで、ハリウッドで映画化までされた作品のコミカライズ作品。作画は小畑健。 コミックは全2巻完結で、ラノベ全編がコミカライズされています。 宇宙から飛来してきたと思しき謎の生命体「ギタイ」によって襲撃を受けた人類がその存続をかけて戦っており、主人公「キリヤ・ケイジ」は「ギタイ」と戦う統合防疫軍の初年兵。 繰り出した初出撃の戦場で「ギタイ」の手にかかりあっさりと殺されてしまう。が、そこで目が醒める。気づくとそこは自分のベッドの上だった。 キリヤは出撃前の朝に戻っており、その後も彼は死を経験するたびに出撃前にループすることに気づく。 幾度目のループの後、同じ時間を繰り返しながら彼は、彼の行動によって変化が発生すること、また記憶だけは引き継がれることに気づき、経験を積み重ねて「ギタイ」を倒す方法を模索するという話。 謎の宇宙生命体と戦う一見鉄火なストーリーなのですが、攻めてくる「ギタイ」を倒すことを目的に情報を集め、限られた時間を効率よく過ごすためのルートを探し、敵を倒すためのアイテムや経験値を貯める主人公の行動は、周回プレイをして効率よくフラグ回収をするゲームプレイヤーのように映るため、いまいち真剣味を帯びないと感じました。 また、「ギタイ」は結局何者なのか、どういった目的で人を殺すのかといったところや、また人類の戦いはどう決着がついたのかについては、本作で描かれていません。 あくまで「ギタイ」との戦闘は舞台設定としての使われ方をしており、本作はループに陥った主人公の物語となっています。 私は原作未読ですが、必要なアイテムの調達方法や必要フラグの発見が早く、あまりにもストーリーがサクサク進むため、本内容は原作をかなり端折ったものになっているんじゃないかと感じることがありました。 そのため活字恐怖症で無い限りは原作をまず読むことをおすすめします。私も読んだことないですが。 あと3,4冊使ってじっくり話を進めれば名作だったのではと思います。 1巻は基本的にループなのですが、2巻目からはラブコメが始まり、ラストは意外な終わり方となります。 絵はとてもきれいで、迫力があるシーンが多いので、ラノベで伝わらない部分をコミカライズすることの意味はあると思いました。
『DEATH NOTE』の小畑健氏が2014年にヤンジャンに短期集中連載したSFバトル漫画。 原作は2004年に刊行されたSFラノベで、2014年にハリウッドで実写映画化されたのに合わせてコミカライズされた。 ※というか、日本のラノベがハリウッド映画ってスゴくね?ちなみに「主演はトム・クルーズ」だよ!こっちの方が驚くよ。 機動ジャケットを身にまとった青年兵士が宇宙から地球に送り込まれた化け物と戦う話。 本作品のキーワードは「タイムリープ」。 主人公の青年は初陣でいきなり敵に殺されてしまうが、そこで彼は出撃前日に戻っていることに気付く。悪い夢でも見ているのかと思った彼だが、何回も同じルーチンを繰り返すうちに本当に死に戻りが発生していることを確信する。 本作品では原作がSFということもあって、死に戻りにそれっぽい科学的な設定が用意されているのが面白かった。 彼は死に戻りを繰り返しつつ、何とか生き延びる方法を模索する。 コミック『サマータイムレンダ』では死んだ後の復活時刻がだんだんと未来にズレていくという話だったが、本作品では毎回全く同じ時刻に戻る設定である。そのため主人公は前回の行動を振り返り今度は死なないように改善する。究極のPDCA活動だな。でも結局は敵に殺され同じ時刻に生き返る。 ※こういう死にたくても死ねない人生が続くのを見ると、ほむらちゃんってホントに大変だったんだなぁと同情する。 この永遠に続く地獄のような生活を繰り返しているうちに出会ったのが、「戦場の牝犬(ビッチ)」の異名を持つ美少女。 本作品の面白いところは、最初のうちはひたすらバトルを続けるのに途中からラブコメに変わるところ。また主人公達に協力するメカニックとしてメガネっ娘が出てくるのも萌えるポイントだ。 作画も綺麗だしストーリーも面白いので、SFバトルモノ好きにお薦めしたい一冊だ。 - - - - - - - - なお、実写化されたハリウッドの映画の方だが、さすがアメリカっていうこともあり「萌え」が全くなくなっている。「戦場の牝犬(ビッチ)」はマッチョの女兵士だし、メガネっ娘メカニックに至っては男に変わっている。 というか、主人公の青年兵士が戦闘経験が全くない中年のオッサンで、ホントにこいつ大丈夫なのか?と心配するくらいのド素人になっている。 そんな彼が死に戻りを繰り返すたびに強くなっていく姿にとても感動する。 機会があれば是非こちらも観ていただきたい。
2 僕だけがいない街
完結済 巻数 : 9
- 作者 : 三部けい
- 時期 : 2013年-2017年
- 雑誌 : ヤングエース
- 出版 : 角川書店(角川グループパブリッシング)
あらすじ・ストーリー
売れない漫画家・藤沼悟は、「再上映(リバイバル)」と呼んでいる特殊能力を持っていた。その能力は、直後に起こる「悪いこと(事件・事故等)」の原因が取り除かれるまで、その直前の場面に何度もタイムスリップしてしまうというものだった。
ある日、ピザの配達中に交通事故をめぐるリバイバルを経験した悟は、事故の被害は減らせたが自身は負傷し、二日間入院することになる。これを機会に、ピザ屋で一緒にアルバイトをしていた愛梨と親しくなり、また事故の知らせを受けて上京した母親・佐知子とアパートで暮らし始めることになる。
後日、佐知子との買い物中にリバイバルが発生、このとき子連れの男の挙動に注目した佐知子は誘拐を未然に防いだことを確信し、同時に1988年に北海道で起きた誘拐殺人事件の真犯人の正体に気づく。
しかし、真犯人も気づかれたことを察知し、正体を伝えられる前に佐知子を殺害、死体の発見者である悟を犯人に仕立て上げる。悟は死体を発見後、リバイバルで殺害を阻止できないかと試みるが失敗。さらに強く念じたところ、それまで経験したことがない長期間のタイムリープが発生し、1988年にいることに気づく。2006年で母親を殺害した犯人と1988年の連続誘拐殺人事件が同一人物であると確信した悟は、2つの時代を往復しながら真犯人に立ち向かっていく。
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取りあえず第1巻の展開力は本当に素晴らしい。それ以降は主人公が悲劇的な結末を避ける為に奔走する姿が描かれているが、犯人が分かって終わりの作品ではない。アニメ版は1クールで少し急いだ感じがするので、この物語を楽しみたいのなら、こちらの原作の方をお勧めする。ただ、序盤の期待感に応えるだけの結末だったかと言われると、素直に「はい」とは言えない気がする。
タイムリープものの当たり年だった2016年。 この作品が一番出来が良かったと思います。 SF要素のあるミステリ漫画として紹介されることも多いですが 犯人探しや謎解きに期待して読まない方がいいでしょう。 犯人の候補は少なく、そこに行きつくまでの作業もかなり地味。 タイムリープの能力(本作ではリバイバルと呼ばれる)は本人の意志で起こせるわけではなく 後半覚醒して自在に操れるようになり犯人を追い詰める!・・・といったベタな展開もありません。 この漫画の魅力は何と言っても主人公の成長を描くストーリーの熱さ。 リバイバルは能力というよりむしろ彼に与えられた試練です。 主人公は宅配ピザのバイトで生計を立てている売れない漫画家。 自分に自信がないから他人と深く関わることを拒み、優しさを素直に受け入れられない。 そんな最近よく見かける設定の冴えない男が事件に巻き込まれ、 解決に向けて自分を奮い立たせ奔走する姿に心を動かされます。 家族の愛情の深さに気付いたから犯人を見つけ出すための行動を起こす勇気を持てる。 どん底の中でも信じてくれる人がいたから他人と手を取り、一人では為しえなかったことを実現できる。 この漫画にはそんな作者の強い信念がこめられていて、少年漫画的な熱さがあります。 だからこそ主人公に共感し、犯人と対峙する場面に手に汗を握り、 邂逅のシーンで思わず泣きそうになってしまう。 少々エンジンのかかりが遅いところはありますが、是非最後まで読んでください。 SFサスペンスで家族の愛情、友情の尊さ、人生への賛歌を表現した傑作だと思います。
犯人がわかっても楽しめる。 アニメよりも全体的にストーリー構成が素晴らしい。 そして何より。最近ダラダラダラダラ長いだけの漫画が多いけど、ポイントしぼって9巻で完結。 最高です。
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