原作となるこの漫画とアニメは少し違いがあります。が、どちらも良い感じで纏まっているので、アニメ→原作の順で読まれる方でもそこまで違和感は感じないと思います。軍艦や武器の描写も細かくてアニメに負けず劣らずの迫力だと思います。

人類vs霧の艦隊。 潜水艦イ401の人体化(メンタルモデル)のイオナと共に、霧の艦隊に戦いを挑む…。 劇場版のCadenzaもオススメです。

まず絵が綺麗。女の子が可愛い。これだけで及第点。 ヒロインが擬人化(美少女化)された軍艦ということで、艦これやアズールレーンが思い浮かべる方も多いだろうが、本作品は2009年から連載開始でこれらの始祖たる立場にある。 流石に連載を10年も続けているとストーリーがダレてくるかと心配されるかもしれないが、作品上はまだ数ヶ月しか経っていないはずなので、これからどのように進展し、エンディングを迎えるか全く不明。

『蒼き鋼のアルペジオ』の公式ガイドブックで、第9巻までのまとめ(メンタルモデルの説明)+描き下ろしエピソード2点+ドラマCDシナリオで構成されている。書籍版にはブシロードのカードが1枚オマケに付いている。 まとめについてはオリジナル見てれば分かるじゃんという意見もあるもしれないが、個人的には改めて客観的に確認出来て良かったと思う。 エピソード2点は「タカオが函館で群像の母に出会う話」と「第四施設焼失事件」に関するものでどちらも本編では描かれていない話であり補完資料としてとても貴重だ。 但し冒頭に書いた通り本編第9巻までの内容となっているため、それ以降活躍しているレパルス/ヴァンパイアなどの扱いが少ない。そろそろ本編最新版に合わせた続編を出してくれると嬉しい。

『蒼き鋼のアルペジオ』(以降、本編と記す)の第8巻から第11巻まで401とコンゴウが戦闘を繰り広げるなか、横須賀に潜入したタカオ、ズイカク、402の日常生活を描いたスピンオフ作品。 本編ストーリーと無関係なため、本編未読の人でも楽しめる。 というか、本編と関係ない一般民間人がたくさん出てきて、勝手にストーリーを展開してくれる。ぶっちゃけ本編のスピンオフである必要もない、ふつうのマンガ。