1 ONE PIECE
連載中 巻数 : 108
あらすじ・ストーリー
かつてこの世の全てを手に入れた〝海賊王〟ゴールド・ロジャー。彼が遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめぐり、幾多の海賊達が覇権を賭けて争う「大海賊時代」が到来した。
「東の海(イーストブルー)」のフーシャ村に住む少年モンキー・D・ルフィは、村に滞在していた海賊〝赤髪のシャンクス〟と親しくなり、海賊への憧れを募らせる。ある日ルフィは「ゴムゴムの実」という悪魔の実を食べ、一生泳げない体になる代わりに、全身が伸び縮みするゴム人間となった。それからしばらくして、ルフィはシャンクスを貶める山賊たちから怒りを買い、海に投げ込まれてしまう。溺れかけ、巨大魚に食われそうになったルフィを、シャンクスは片腕を犠牲にして助け出した。ルフィは、村を去る間際のシャンクスから、トレードマークの麦わら帽子を託され、将来立派な海賊になって再会することを約束する。
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45巻辺りまでは本当に面白い。読んでてワクワクするし楽しい。 特にアーロンパーク編、アラバスタ編、空島編、エニエスロビー編。まぁほぼ全部か。 アーロンパーク編はナミの「助けて」からの「当たり前だ!」流れでゾロサンジウソップが揃うとこは最高にかっこ良かったし、 アラバスタ編も、「人は死ぬぞ」だったり「俺達の命くらい賭けろよ仲間だろ」(うろ覚え)の台詞だったりペルの爆弾処理する前の台詞だったり(生きてたのはちょっと興醒めだったけど)ぐっと来る台詞も多かったしクロコダイルとの戦いも熱かった。 ギア2とかもほんとにテンション上がったし、ブルーノを翻弄したりルッチとの戦いとか。 絵柄はエニエスロビーあたりがピーク。 それ以降は絵がごちゃごちゃしだした。 話の方もここ最近は微妙。でもドレスローザ編のキュロスの話は結構良かった。 覇気とか悪魔の実覚醒は正直ちょっと無いなと思う。
文句なしの人気作٩(๑•̀ω•́๑)۶ ストーリー・キャラ・画力・etc 全てにおいてパーフェクト! 伏線や設定、絵など細かい部分にまで 作者のこだわりが身受けられ◎♪♪ 特に伏線の張り方が上手く引き込まれる。 これからの展開にも期待! どのキャラも好きだか敢えて挙げれば サンジかなw
現在進行形でどんどん劣化していくマンガ。 とにかく連載初期に比べて絵がゴチャゴチャしすぎてなにをやってるんだかわからない。 説明セリフもどんどん増えてきて、話を理解するのが面倒くさい。理解しても結局つまらないんだから目も当てられない。 こんなにつまらなくなってるのにいまだに各メディアがヨイショする意味が分からない。 爆発的に売れたせいで、ここまでつまらなくなっても人気者のレールから降りられなくなるんだなとある意味哀れを誘う。
2 ガラスの仮面
連載中 巻数 : 49
あらすじ・ストーリー
長編演劇少女漫画。凡人の天才とサラブレッドの天才が演劇界で頂点を競う!行く手には様々な困難が待ちうけ、数々の仲間と敵が現れます。演技に全く興味がなくても、その熱さで引き込まれる漫画です。演技の他にもう一つ、恋愛についても数々のドラマが展開されます。
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頼むからわたしが逝くまでに完結させてください……
この漫画最近知ったんですが、やばいくらい面白いですね。 自分が生まれてくる前から連載されてるって知って更にビックリ! この作品のことは↓で知りました。 21世紀に残したい少女漫画100 http://kajipon.sakura.ne.jp/manga-d.htm
自分の棚では妙に浮いてる存在のこの作品。 どこからどう見ても少女漫画なんで普段は多分読まないんだけど姉貴が全巻持ってたのを少々拝借して見てみたら 結構面白くてビックリ。 内容は一言で言えば平凡な主人公が演劇という特殊な世界に身を投じる話。 まぁ平凡と言っても演劇の才能は当然持ち合わせているし見た目も作中じゃ散々平凡と言われてるがどう見たって平凡以上に見えるのは少女漫画のお約束なんだろうか。 その演劇の世界の中で親子愛や師弟愛 仲間との友情や恋愛模様 ライバルとの関係等が描かれている。 上記のどのエピソードも基本的には良く描かれており中々見入る。 個人的には中盤辺り?どの辺りだったか忘れたが主人公と母親の親子のエピソードが泣けた。 あのシーンは今でも割りと鮮明に覚えている。 また恋愛作品ではない作品の恋愛模様はたまに邪魔に感じることもあるがこの作品に限ればそれは一切無かった。 誰とそういう関係になるのかはネタばれになるんで書けないが見ててここまで微笑ましいというか上手く行って欲しいと思える関係は中々ない。 ライバル亜弓さんのキャラが非常に良いのも特徴。 話が進むごとにどんどん好きになっていく努力の人。 正直主人公よりこっちに頑張って欲しいと最近思い始めた。 最大の問題点は人類が滅びるまでに完結するのかどうか誰にも分からないこと。 おそらく現時点でかなり終盤というか大詰めに来ているのは間違いないとは思うのだが描くのが遅い。 それ以外では結構な良作なんでお勧めしてみる。
3 BLEACH
完結済 巻数 : 74
あらすじ・ストーリー
霊感が強い高校生・黒崎一護は、悪霊退治に来た死神・朽木ルキアと出会う。最初は死神の存在を信じなかった一護だが、人の魂を喰らう悪霊・虚(ホロウ)に襲われたことでルキアを信じざるを得なくなる。家族を悪霊との騒動に巻き込まない為に虚に立ち向かう一護だったが、普通の高校生が虚に敵うはずもなく、一護を庇ったルキアは重傷を負ってしまう。絶望的な状況下で、ルキアは最後の手段として一護に死神の力を分け与えることを提案し、一護は死神となって虚を退治した。
しかし、一護がルキアの予想以上に死神の力を吸い取ってしまった為、ルキアは死神としての力をほとんど失ってしまう。そこでルキアは、自身の力が回復するまで死神代行を務めるよう一護に迫る。一度は断る一護だが、家族を救ってもらった恩に報いるため、死神代行を引き受け、様々な騒動に巻き込まれていく。
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はっきり言います。なんで続けた? 人気連載作品の一つの宿命なんでしょうか。人によっては尸魂界篇。私個人としては破面篇。ここで終っていれば素晴らしい名作となったはずです。おそらく評価も4.5以上はつけたかと。 編集部の意向なのか、作者の未練なのか。ずっと日の目を見なかった作者の初の大ヒット作ですし、編集部としても人気作を終わらせたくなかったのでしょう。その結果、単なる駄作となってしまいました。非常に残念です。
漫画はやっぱり"絵"で楽しませるべきだよね!! と、ブリーチを読んでて思います。 なにより戦闘シーンがカッコいいし見やすいし、読んでてワクワクします! あと技の名前とか、キャラクターの名前(特に破面)とかセンスの塊ですよね! とにかく僕の中二心をくすぐりまくってました。 カルピスを薄めたようだと言われますが、そんなのも吹き飛ばすぐらいの 唯一無二のカッコよさがブリーチにはあります。 読んだことない人は是非読んでみて下さい!!!
結構低い評価も散見されているのですが、実際のところなんだかんだで面白かったです。 あとで振り返ってみると、後出しのこじ付けで話が進んだり、未回収のまま設定が置き去りになっていたり、何話も使って話が進んでいなかったりするのですが、そういった細かい粗は気にしない方におすすめ。 私自身評価を先行してマンガを読んでいたのですが、読んでいる間は個性的なキャラクター、設定に引き込まれて、気にならなかったです。 ただ、オサレなことには違いないです。これに関してはその通りです。 オレンジ髪の高校生・黒崎一護は、幼い頃から霊感が強く、幽霊が見えているという特徴があった。 ある日、自分の部屋に悪霊を退治にやってきた死神と名乗る朽木ルキアが現れる。 死神の存在を信じられなかった黒崎一護だが、ホロウ(虚)と呼ばれる悪霊が現れ、一護の家族が襲われてしまう。 一護を庇い重症を負ったルキアは、最後の手段として一護に死神の力を渡す。 そうして「死神代行」として立ち上がった一護と虚の戦いを描く死神代行編。 死神の世界・尸魂界(ソウル・ソサエティ)で罪人として裁かれようとするルキアを助けるために尸魂界で奮戦する尸魂界篇。 ルキアの体内に隠されていた崩玉を奪い世界を手中に収めいようとする本当の敵を倒すため虚圏(ウェコムンド)を舞台に戦闘を行う破面篇。 世界を護りきれた代償として死神の力を失ったが平穏な日々を過ごしていた中で仲間が謎の敵による襲撃に会い謎の男・銀城空吾とともに死神の力を取り戻す死神代行消失篇。 尸魂界が突然見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)からの襲撃を襲撃を受け、滅却師とユーハバッハを迎え撃つ千年血戦篇で構成されています。 現世の仲間たち、護廷十三隊、仮面の軍勢、破面、十刃、完現術者、星十字騎士団など、登場キャラが非常に多いのですが、各々個性的でキャラにかぶりがほぼないです。 例えば尸魂界には死神の組織が13隊ありそれぞれに隊長と配下がいるのですが、隊長、副隊長も元より端役に至るまでキャラが立っていて、あとで登場したときに読んでて気付けるのがすごいと思います。 組織が多数登場し、それぞれの思惑で動いているのですが、絵がごちゃごちゃとなりすぎず、混乱しないです。 序盤はいまいちでしたが、尸魂界篇の中頃あたり、本格的にバトル漫画に入ってきたあたりから面白くなります。以降はその勢いのまま、死神代行消失篇あたりでちょっと失速がありましたが、ラストまで走りきった感じがあり、一気に読めます。 15年という長期連載作品ですが、最終回ではあっさりと幕を閉じたのも良かった。 ネット上では色々話題が多い作品ですが、漫画好きなら読んで損はない作品だと思います。
4 はじめの一歩
連載中 巻数 : 138
あらすじ・ストーリー
母子家庭のいじめられっ子であり、釣り船屋を親子で支えている主人公・幕之内一歩が、プロボクサー鷹村守との出会いをきっかけに鴨川ボクシングジムに入門。「強いとは何か?」という問いの答えを求め、プロボクサーとして、また人間としても成長していく。
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中学、高校生の頃、一番はまった漫画と言えば、これかもしれない。 いじめられっ子がボクサーになって、出世していく話。 試合描写が良いです。 ただ、最近の話は評判が良くないです。
小学校の頃から読み続けている作品の一つで、鷹村対ブライアンホーク戦は私の中で漫画史上最高の闘いなのですが、ホーク戦以降はどんどん失速していき最近の内容には少しガッカリしています。
100巻以上出ているにも関わらず、中だるみすることなく常にワクワクハラハラさせてくれます! 一歩vs千堂 一歩vsヴォルグ 一歩vs伊達 一歩vsアルフレドゴンザレス 鷹村vsブライアンホーク 鴨川vsラルフアンダーソン 伊達vsリカルドマルチネス 木村vs間柴 青木vs伊賀 いい試合はもっとありますが、上記の試合は特に面白く、鳥肌が止まらなかった記憶があります。読んでいてここまで熱くなる漫画はそうないと思います(*´∀`)
5 こちら葛飾区亀有公園前派出所
完結済 巻数 : 201
あらすじ・ストーリー
「やつらをひとりも帰すんじゃねえぞ!!」ガンマニアの中川と冬本が派出所を訪れ、拳銃談義に。そこに暴走族が出現し、両さんらは追撃を開始!!「早撃ち両さん!?の巻」他7編に加え、山止たつひこ笑劇場「交通安全’76」も収録。
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連載当時、子供だった時分では、たまに読む程度だった「こち亀」。大人となってから読み返すとこんなにも面白い作品だったんだなと思い知らされました。
1976年に始まり2016年まで40年に渡って一度の休載もなく続いた、週刊少年ジャンプの長老的作品。 私自身、生まれる前に始まってそこからずっと続いていたので、同様に多くの人にとっては「ジャンプにこち亀が載っているのは当たり前」状態だったと思います。 ですが、週刊少年ジャンプ 2016年42号 を持って連載終了。 その後も何度か読み切りや特別編という形で何度か掲載されるのですが、週刊連載は終わってしまい、一時代が終了したような感覚になりましたね。 個人的には、全く読んだことがない方がいることが考えられないレベルのマンガですが、一応説明を入れると、本作は破天荒な警察官・両津勘吉を主人公に据えたギャグマンガです。 舞台はタイトルにもある東京都葛飾区にある公園前交番ですが、この公園は実在せず、亀有駅前の交番がモデルと言われてますね。 数話に渡るストーリー展開があることもありますが、基本は一話完結型で、連載が続くに連れてキャラクターは増えていきますが、大きなストーリーの縦筋のようなものはないです。 一話完結型のギャグ漫画が、内容を変えずに2000話近い連載を続けていたわけではなく、ストーリーフォーマット、展開、題材などは頻繁に変わります。 40年も連載を続けていたので絵柄も序盤と終盤ではガラリと変わっていて、変わっていることもよくネタになります(過去の両津大集合回など)。 そのため、こち亀ファンからは、「100巻前くらいが全盛」だとか、「20巻から50巻あたりの雰囲気がベスト」だとか、「寿司屋が出てから~」とか「大阪が出てから~」とか、連載時期で推しの異なる論争が起こりますね。 私は大体130巻くらいまでは揃えて途中挫折したのですが、個人的には弓道回あたり100巻過ぎたあたりくらいが好みです。 ただ、改めて全巻読んでみたのですが、当時誌面で読んで微妙に感じていた御堂春も普通に元気で可愛らしく、ハズレはないと思います。 100巻以降あたりで、弓道(磯鷲早矢、飛鷹左京)、寿司屋(擬宝珠纏)、大阪(御堂春)と、それまでのこち亀ファンを試すような展開が続きます。 ただ、100巻以前、7,80巻以降のIT黎明期では、自作PCによるスペックアップや容量の増加していく外部記憶媒体、そして当時大流行だったギャルゲーなどが取り上げられます。 ワープロ専用機の操作やDOSプロンプトについて、ショップ店頭の試用機で小学生と一緒に学ぶシーンがあり、当時を知る人でないと同ギャグなのかすらわからないマニアックなシーンも多々有ります。 それ以前では、アニメ、特撮、そしておもちゃの歴史、骨董化してきたブリキやソフビ人形が取り上げられており、さらにバイク、車、ミリタリーなど、ネタの範囲はかなり広いです。 逆に180巻以降では、ボーカロイドやVtuberが作中に登場します。 扱われるジャンルは幅広く、ギャグ漫画ではなくある種の歴史書のような読み応えすら感じると思います。 また、中盤では両津がメインのハーレム展開も多いです。 両津は胴長短足で身長も高くなく、繋がり眉毛で毛深く、金銭にも汚い上、風呂にも入らないので物理的にも汚い、女性の敵として描かれています。 ですが、初期から登場した同僚の秋本麗子を始めに、ニューハーフとして登場した麻里愛(後に女性化)、弓道の磯鷲早矢、寿司屋の娘・擬宝珠纏など、両津に好意を持つキャラが多数存在します。 絵は序盤はかなり線が太いのですが、途中から現代的になり、金儲けのために等身大ドールを作るため麗子に睡眠薬を飲ませて実測するシーンなど、お色気シーも入れてきます。 その一方で、男同士の絡みも多いです。 バイクに乗ると性格の変わる本田速人、傭兵時代が長く全身に武器を装備しているボルボ西郷、硬派だったがギャルゲーにハマってしまった左近寺竜之介、そして忘れてはならない両津の上司・大原大次郎部長との"裸の付き合い"のシーンも異様に多く、そっち方面でも人気がある作品ですね。 どこから読んでもおもしろく、一巻から読む必要もないです。 コンビニコミックのようなものがたくさん出ているので、それでも十分楽しめると思います。 時代の流れもありますが、最初期では、ラストまでレギュラー登場し続けた中川圭一と両さんが一緒に、警官になって手にしたニューナンブをぶっ放すかなり危ない展開が続きます。 現在では差別と捉えられない表現もあり、重版されたどこかのタイミングで修正がされるのですが、やはり当時のヤバい雰囲気が感じられなくなってしまうので、できれば初版に近いコミックスをおすすめします。 ちなみに作者の秋本治氏は、連載当初、山止たつひこというペンネームでした。 そのため、初版に近い初期のこち亀はコミックの作者欄に山止たつひこと書いていて、私もそれを所持しているのですが、プレミアが出だしている気がしますね。
6 ながされて藍蘭島
連載中 巻数 : 37
- 作者 : 藤代健
- 時期 : 2003年-
- 雑誌 : 月刊少年ガンガン
- 出版 : スクウェア・エニックス
あらすじ・ストーリー
父親とケンカし、勢いで家出した少年・東方院行人 (14) は、乗った客船からうっかり転落。嵐に巻き込まれ、大波に飲まれた末にたどり着いた島「藍蘭島」は、脱出できない上、女性ばかりの島だった!?
個性豊かな女の子達と行人との、嬉し恥ずかし大騒動の島暮らしの日々を描く。[wikipediaから引用]
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まちが可愛い。とにかく可愛い。
7 ジョジョの奇妙な冒険
完結済 巻数 : 63
あらすじ・ストーリー
ジョジョ達とDIOとの因縁の物語であり、「石仮面」「弓と矢」との戦いの物語でもある。
1部ジョナサン・ジョースター ファントムブラッド
2部ジョセフ・ジョースター 戦闘潮流
3部空条承太郎 スターダストクルセイダース
4部東方仗助 ダイヤモンドは砕けない
5部ジョルノ・ジョバーナ 黄金の風
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独特の雰囲気を持つためか今やパロディ元の王様のようなポジションについている漫画 しかし、絵柄や効果音にエポックメイキング性があるだけではなく・・・実際に読むと内容まで神漫画なのだ 主人公も交代制で、非常に見やすくなっている素晴らしい群像劇
ジョースター家一族の受け継がれし誇りを描く壮大なストーリー。人間賛歌の物語。 独特な擬音表現が素晴らしいっすね。問答無用でお薦めです。 どの部も凄く面白いですが、あえてお薦めを挙げるなら4部かと思います。
今更感想を書くまでもない、週刊少年ジャンプ連載の名作です。 1987年連載開始から今年2021年9月に連載終了したジョジョリオンまで続き、続編も描く予定という長期連載作品。 ストーリーマンガですが、内容はいくつかの部に分かれていて、各部は関連しながらも独立した作品となっています。 本レビューは週刊少年ジャンプ連載時の単行本収録の第1部から第5部までの感想となります。 なお、第1部では石仮面を被ることで吸血鬼となり、半永久的な若さを手に入れる怪物が登場しますが、作者の荒木飛呂彦氏はすでにかなりの高齢のはずながら、メディアに登場する際の顔艶は年齢通りのそれではなく、石仮面を被ったのではないかと噂されています。 各部で登場キャラクターの個性が強く、また今も語り継がれる名言が数多くあります。 教科書のように読んでおくべき作品で、特に1部1話はセリフを暗証できることが出世への近道と思います(個人の感想です)。 内容が大きく変わるため、各部で感想を書きました。各部の感想は以下のとおりです。 <Part1 ファントムブラッド> 『ジョジョの奇妙な冒険』の最初の部。 その後に続くジョースター家やディオの血族の戦いの歴史に繋がる序章です。 19世紀のイギリス、名門貴族ジョージ・ジョースターの息子「ジョナサン・ジョースター」と、ジョースター家の養子になった「ディオ・ブランドー」、2人の若者の物語となります。 いわゆる吸血鬼もので、ジョースター家にあった古い石仮面の秘密により人間を捨てたディオに、逞しく成長したジョナサンが"波紋"と呼ばれる力で立ち向かうストーリーとなります。 伝奇的な雰囲気の強い作品で、ジョナサンの半生を綴った叙事詩という雰囲気があります。 少年ジャンプ連載ですが、少年漫画としての雰囲気は無く、濃ゆいタッチと人間を暴食する描写があり、有名作ですが人を選ぶところがあります。 ただ、その後のシリーズに比較するとコンパクトに纏まっていて中だるみもなく、ある種のパターン化が続く3部以降に比べると最もストーリー性が高いと言えるかもしれません。 また、現在もネタにされる名言(迷言?)も多く、一作目でもあるためジョジョの入り口としては本作をおすすめします。 <Part2 戦闘潮流> ジョジョ二部目。 主人公の「ジョセフ・ジョースター」は、Part1の主人公、ジョナサンの孫という設定です。 石仮面の秘密を知る「柱の男」たちが敵で、二千年の眠りから覚めた彼らを、太陽の力である"波紋"をもって立ち向かう展開です。 前作ではディオが能力でタルカスやブラフォードを中心とした部下を従えていましたが、本作の敵は基本的に柱の男オンリーです。 前作でジョナサンと共に戦ったウィル・A・ツェペリの孫「シーザー・A・ツェペリ」、そして謎の波紋使い「リサリサ」と共に、柱の男が狙う"エイジャの赤石"を守り戦うストーリー。 一本気でまじめなジョナサンと違い、本作の主人公ジョセフは軽口ばかり叩き奇襲や奇策を得意とします。 Part1に比較すると雰囲気は明るく読みやすくなっていると思います。 また、Part3以降は幽波紋(スタンド)による能力者バトルが基本となるため、修行で強くなり強大な敵に立ち向かう少年漫画の王道展開をするジョジョは本作までとなります。 ストーリー展開もまとまっていて読みやすく、盛り上がりがあって純粋に面白いと思います。 <Part3 スターダストクルセイダース> ジョジョ第三部。 いわゆる"スタンド"が初めて登場するのがこの三部からで、本作以降のジョジョはすべてスタンドバトルが中心となります。 主人公は第二部主人公だったジョセフ・ジョースターの孫「空条承太郎」で、老いたジョセフもスタンド使いとしてメインキャラクターの一人として登場します。 『悪霊』に取り憑かれたため、自ら留置所に収監された空条承太郎の元に、ジョセフ・ジョースターと、「モハメド・アブドゥル」が訪れ、『悪霊』の正体は"スタンド"という精神エネルギーが具現化したものであること、スタンド能力に目覚めたのは、かつてジョナサンと戦ったディオが、ジョナサンの肉体を乗っ取って蘇ったためであることを説明します。 そして、承太郎の母「空条ホリィ」にもまた、スタンド能力が発現するが、スタンド能力を制御できないホリィは命の危険にさらされる。 ホリィを救うには、50日以内にディオを倒し、肉体に及ぼす影響を断つしかない。 承太郎、ジョセフ、アブドゥル、そしてディオに操られて承太郎と戦い、救い出された「花京院典明」の四人はディオを倒すため、エジプトを目指し旅に出るという展開です。 途中、ディオの手先であるスタンド使いと戦い、撃退しながら、日本からエジプトまでの長い旅路を行くロードムービーとなっています。 スタンド使いは皆、タロットの大アルカナの暗示、途中からはエジプト9栄神の暗示を受けていて、数が決まっています。 各スタンド使い共個性的で、名言も多いです。 4部以降のスタンド使いは能力がわかりにくいところがあることもあり、本作がジョジョシリーズの中では一般的に一番人気がある作品と言えると思います。 <Part4 ダイヤモンドは砕けない> ジョジョ第4部。日本・杜王町という架空の街が舞台です。 杜王町のモデルは、荒木飛呂彦の出身地である仙台市で、そこに住む高校生「東方仗助」が本作の主人公です。 仗助は二部の主人公「ジョセフ・ジョースター」の隠し子で、スタンド能力を持っています。 異様に行方不明事件が多発する街、杜王町の調査と、仗助に会うために杜王町にやってきた空条承太郎は、仗助と共にスタンド能力を持つ殺人鬼・アンジェロを再起不能にするが、アンジェロから「弓と矢」の力によってスタンド使いになった事を聞かされる。 スタンド能力者を増やす「弓と矢」の行方を追うため、仗助と承太郎、街の仲間たちが怪事件に挑む展開です。 明確な目的をもった道中で敵のスタンド使いに遭遇するような内容ではなく、スタンド能力を持ってしまった一般人、あるいは、スタンド能力かも本当のことろわからない変わった人々との出来事が描かれていて、数回で解決する小話の続くような部となってます。 全てが全て命を狙って攻撃してくるスタンド使いというわけでもなく、懲らしめて終わったり、事件自体も起きずにこやかに話が終わることもあり、他の部と比較すると雰囲気が独特です。 また、最後の敵もディオや柱の男たちと違い、スタンド能力を持つシリアルキラーであり、戦いの規模は小規模になった感じはします。 ただ、敵も味方もキャラクターが立っていて、読んでいて楽しいい作品です。 露伴や重ちー、億泰、トニオ、そして吉良吉影など、本作に登場する多くのキャラが現在も語り継がれており、3部と並んで人気作と思います。 <Part5 黄金の風> イタリアが舞台で、主役はDIOの息子となる「ジョルノ・ジョバーナ」です。 DIOの血族とはいえ、吸血鬼というわけではなく、これまでのジョジョ達同様、己が目的のために敵を倒す展開です。 迫害され、悲惨な少年時代を送っていたジョルノは、幼少期にギャングに救われた経験から、自然とセリエAのスター選手に憧れるよりもギャングスターに憧れを抱く。 15歳になり、ギャング組織とトラブルを起こしたジョルノは、組織・パッショーネの幹部「ブローノ・ブチャラティ」に襲撃される。 ブチャラティに勝利したジョルノは、その繋がりからパッショーネに入団し、ブチャラティのチームに参加する。 序盤はパッショーネの任務に就いて行動するのですが、中盤からチームごと離反し、組織のボスを倒す展開になります。 3,4部同様、主人公チームへ次々新手のスタンド使いが現れ、戦い勝ち進んでいきます。 4部と異なるのは敵のスタンド使いは主人公チームを殺すために送り込まれた刺客であり、主人公チームも7人全員がスタンド使いの団体戦です。 そのため、ストーリーとしては3部に近いですが、舞台は終始イタリアとなるため、作品の雰囲気は大きく異なります。 1部から続くDIOとジョジョの因縁も関連が薄く、ストーリーとして独立している感じが強いと思いました。 また、スタンドの能力が複雑で、何をどうして勝ったのかがよくわからない戦闘も多かったように感じました。 ただ、個性的なキャラクターや名言は本部も多く、作風のインパクトが強いためジョジョと言われると5部を思い浮かぶ方も多いと思います。 6部からはコミックスのナンバリングがリセットされることもあり、個人的には最低でもジョジョを読むなら5部までは読まないと、区切りが悪い感じがします。
8 ブラック・ジャック
完結済 巻数 : 25
- 作者 : 手塚治虫
- 時期 : 1974年-1995年
- 雑誌 : 週刊少年チャンピオン
- 出版 : 秋田書店
あらすじ・ストーリー
無免許ではあるものの、神業ともいえるテクニックにより世界中に名を知られる、天才外科医ブラック・ジャックを主人公に、「医療と生命」をテーマにそれぞれ据えた医療漫画である。「漫画家生活30周年記念作品」「手塚治虫ワンマン劇場」という煽りで、手塚治虫のスター・システムによるオールスター出演がウリの作品であり、短期間で終了する予定だった(後述)が、定期不定期合わせて10年近く続く長期連載作となり、単行本の発行部数は手塚の他作品を大きく引き離す、まさに代表作となった。
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間違いなく手塚治虫の最高傑作だろう。ブラックジャックという天才医師を通して生きる事とは何か?を問いかける作品。生と死がある世界で医師というのはどういう存在であるべきなのか。これはブラックジャック自身が追及し続けていることだとも思う。恐らく答えの出ない問いだろう。それはブラックジャック自身が一番分かっているはず。ただその答えに近づくことは出来るはず。だかこそブラックジャックは目の前の患者を治すことに全身全霊をかけるのだ。そうすることで一歩ずつでも真理に近づいていることを信じて。
一話完結形式で、ストーリーが面白かったのに加えて、連載当時、人体の内蔵が堂々と描かれる内容が衝撃的だった記憶がある。今の時代だとグロ漫画扱いされるような雰囲気があった(単行本でも当初は「恐怖コミックス」と表記されていた)。
アニメ化もされた手塚治虫の伝説的漫画。 天才外科医のブラックジャックと、患者、また医者との間の人間ドラマ。 基本的に一話完結型で、時々前後編。一話一話が一本の映画のように重厚で、内容が詰まっています。 内容は本格的な人間ドラマ。命がかかっている分、皆色んな本音を漏らし、また隠しながらブラックジャックの手術に臨む。 無理に皮肉な展開やハッピーエンドに持っていかないので、極端でなく、違和感が弱い。 命を通して、価値観や生き様を描いている。生死はそこに付随しているだけで、その過程やその後の行動が全てを語っている。 まんま描くのではなく、覗かせるという回も多い。 そしてそんな中、ブラックジャックの医者になった理由や、目的に関わる話もあって面白い。 重い話が多いけど、一話完結型だからスラスラ読めて良いです。
9 クリスタル☆ドラゴン
連載中 巻数 : 30
あらすじ・ストーリー
本格派ファンタジーの傑作!故郷を滅ぼされたヒロイン・アリアンロッドが、宿敵バラーの打倒を胸に旅立つところからストーリーは始まります。恋愛をメインテーマに置くことでそれ以外がおろそかになりがちな他の少女漫画とは違って、アリアンの冒険譚が主軸におかれているので、恋愛だけの少女漫画に食傷気味な人にはもってこいです。コアなファンタジーファンをも唸らせる緻密な設定は、作者のケルト神話への造詣の深さを伺わせます。西洋の神話が好きな人にイチオシの作品です。
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10 王家の紋章
連載中 巻数 : 68
あらすじ・ストーリー
キャロルは考古学が大好きな普通の女の子。しかし、古代のファラオの墓を暴いてしまったために彼女の運命は大きく変わってしまう。古代にタイムスリップしたキャロルは、そこでエジプト王・メンフィスと出会い、激しい求愛を受けながらも、国家間の陰謀に巻き込まれていく…
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絵柄は古いけれど、それも個性として見れば気になりません。 ワクワクドキドキハラハラの、当時の少女マンガにしてはヘビーな部類と思います。 機会があれば読み返したいと思います。
11 ゴルゴ13 文庫版
連載中 巻数 : 159
あらすじ・ストーリー
ゴルゴ13のSP文庫版!
デューク東郷、通称・ゴルゴ13はすべてが謎に包まれた孤高の超A級スナイパー。最大2000メートルの狙撃距離を誇り、銃やナイフを0.17秒で抜く男。そんな彼には、世界中から多くの依頼が舞い込む。社会の裏側でゴルゴは何を見、何を思うのか…。
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12 あさりちゃん
完結済 巻数 : 100
- 作者 : 室山まゆみ
- 時期 : 1980年-2014年
- 雑誌 : 小学館の学年別学習雑誌
- 出版 : 小学館
あらすじ・ストーリー
小学四年生のあさりと、小学六年生のタタミの姉妹ケンカを中心に、彼女たちを取り巻く家族や仲間たちとのドタバタコメディ。かなりの長期連載漫画なので、だれもが一度は見かけたことがあるのでは?姉妹と母親のテンポいい騒ぎっぷりが、なんとも面白いです。ほのぼの話から激しい話まで、なんでもあり。親子で読めるオススメギャグ漫画です。
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