1 僕らはみんな河合荘
完結済 巻数 : 11
- 作者 : 宮原るり
- 時期 : 2011年-2018年
- 雑誌 : ヤングキングアワーズ
- 出版 : 少年画報社
あらすじ・ストーリー
男子高校生・宇佐和成は親の転勤により、食事付きの下宿「河合荘」で一人暮らしをすることとなった。そこには宇佐にとって憧れの先輩である女子高生・河合律も住んでおり、宇佐は「彼女と共に、穏やかで充実した高校生活を送りたい」と願う。だが彼女は無愛想で、いつも本に夢中で心を開こうとしない。なんとか彼女に近づきたい宇佐であったが、河合荘の住人は律以外も強烈な人ばかり。宇佐はルームメイトで人畜無害なマゾヒスト・城崎、美人だが男運のない面倒くさいOL・錦野麻弓、一見華やかだが実は腹黒という女子大生・渡辺彩花といった住人に振り回される。その後も日常的に起こるハプニングや、事件も宇佐和成自身の「人との距離をつかむのがうまい」性格(あだ名が変ショリ君(変人処理)のおかげで、周辺の人々同士のコミュニケーションが広がっていき、その中心的な役割を果たすようになっていく。それに伴い徐々に律と心の距離を詰めるようになり、これに応えるように彼女の中でも宇佐の存在がどんどん大きくなっていく。
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ヘタレで世話焼きな主人公(後輩)と読書家な鈍感ヒロイン(先輩)のもどかしい恋愛劇。 先輩を慕う後輩が一途にアプローチするというわかりやすい構図。 しかし、コマの一つ一つに切なさや愛おしさが詰まっている。 物語の構成も、ときに上品で下品。おかしくて切ない。 登場人物の喜怒哀楽が詰め込まれている。 ※個人的には作者の絵や、登場人物立の服装のセンスお気に入り。 ヒロインのりっちゃんは、二次元No.1ヒロイン! 可愛いよ、りっちゃん!!!!
ジャンル…ギャグラブコメディ 出版社… 少年画報社 連載中 アニメ…あり 発行している巻は購入済み あらすじ・・・ 色んな人が住む河合荘で後輩の主人公と先輩のヒロインがぎこちない恋愛をしていくギャグラブコメディです。 細評(10段階評価) 作画・・・10 内容・・・10 キャラ・・・10 では感想を 個人的には現在、一押し漫画です! 恋愛の内容もいいし、素直に面白い!! 同じ性別なんですが・・・ ヒロインの天然な行動にキュンキュンしちゃいます~~~ 可愛すぎですo(*^▽^*)oあはっ♪ 少女漫画要素の恋愛。少年漫画要素のギャグ。この2つが重なりあって最高です^^ そして作画!めっちゃ絵が綺麗です。 個人的には作画の上手い漫画家ベスト3に入ります^^ (藤原ここあ先生、宮原るり先生、井上雄彦先生が個人的ベスト3) 男性でも女性でも面白い!って言える作品ですので、気になる方は是非見ちゃってくださいな♪ アニメも原作の雰囲気を壊さず、忠実に作られています。 12話で綺麗にまとめられ、面白く作られていますので気になる人は見ちゃってくださいな^^ 個人的に神漫画です (*゜▽゜)*。_。)*゜▽゜)*。_。)ウンウン ・・・・・・ただ1つ残念な事。 コミックが出るのが遅すぎ(苦笑)
アニメ版は4~5年前に見ていて、好きな作品だったので漫画も見ることにしました。 前半、コメディ要素が多く、徐々に徐々に後半からラブ要素が加速していきます。 個性強すぎるメンバーが集まる河合荘の日常を描いており、個性の殴り合いをしてるかと思いきや、なぜか調和している。そんな河合荘が大好きでした。 みんな自分の未来へ変わっていくけども、その中には変わらないものもある。河合荘での暮らしは人生の一欠片でしかないけど、その欠片は光輝いていると思う。 読み終わってしまったのは寂しいけど、たくさん笑いや元気をもらいました。この作品に出会えてよかったです。 林さんどうなったんだろ。。。
2 蒼き鋼のアルペジオ
連載中 巻数 : 25
- 作者 : ArkPerformance
- 時期 : 2010年-
- 雑誌 : ヤングキングアワーズ
- 出版 : 少年画報社
あらすじ・ストーリー
突然、世界各地に「霧の艦隊」と言われる謎の超兵器を搭載した戦艦群が出現。人類はその艦隊になす術無く敗戦し、海上に出る事が出来なくなった…。その海戦から17年後、何故か「霧」の潜水艦イ401に乗り込んだ千早群像とその仲間達は、イ401の人体化(メンタルモデル)のイオナと共に、霧の艦隊に戦いを挑む…。
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原作となるこの漫画とアニメは少し違いがあります。が、どちらも良い感じで纏まっているので、アニメ→原作の順で読まれる方でもそこまで違和感は感じないと思います。軍艦や武器の描写も細かくてアニメに負けず劣らずの迫力だと思います。
人類vs霧の艦隊。 潜水艦イ401の人体化(メンタルモデル)のイオナと共に、霧の艦隊に戦いを挑む…。 劇場版のCadenzaもオススメです。
まず絵が綺麗。女の子が可愛い。これだけで及第点。 ヒロインが擬人化(美少女化)された軍艦ということで、艦これやアズールレーンが思い浮かべる方も多いだろうが、本作品は2009年から連載開始でこれらの始祖たる立場にある。 流石に連載を10年も続けているとストーリーがダレてくるかと心配されるかもしれないが、作品上はまだ数ヶ月しか経っていないはずなので、これからどのように進展し、エンディングを迎えるか全く不明。
3 それでも町は廻っている
完結済 巻数 : 16
- 作者 : 石黒正数
- 時期 : 2006年-2017年
- 雑誌 : ヤングキングアワーズ
- 出版 : 少年画報社
あらすじ・ストーリー
嵐山歩鳥は、丸子商店街の喫茶店シーサイドで、ウェイトレスのアルバイトをする女子高校生。ある日、マスターの磯端ウキが、店を繁盛させる秘策を思いつく。それは、シーサイドを巷で流行っていると話題のメイド喫茶にすることだった。しかし、関係者が誰もメイド喫茶を知らず、ウェイトレスがメイド服を着ればメイド喫茶だろうという安易な考えの下、シーサイドはメイド喫茶として再スタートする。
メイドカフェに憧れていた歩鳥の同級生・辰野トシ子はある日、シーサイドに見学に行くが、歩鳥とウキがメイド服を着ているだけで、他は普通の喫茶店と変わらないシーサイドに愕然とし、メイドカフェとはどのようなものか説教を始める。トシ子はウキに気に入られ、ウェイトレスとしてアルバイトをするよう勧誘される。最初は中学時代に共に卓球部だった針原春江と共に高校でも卓球部に入ろうと考えていたトシ子だったが、歩鳥の幼馴染でトシ子の想い人である真田広章がシーサイドの常連であることを知り、シーサイドでウェイトレスとして働くことを承諾する。
歩鳥とトシ子が学校に無断でアルバイトをしていることを耳にした担任教師の森秋夏彦はシーサイドに確認に訪れるが、歩鳥のボケぶりに気を取られ、アルバイトの許可の件は有耶無耶になり、歩鳥とトシ子のアルバイトは半ば公認となってしまう。歩鳥は森秋にほのかな好意を寄せるが、予想外な言動で自分を振り回す歩鳥を森秋は苦手に思うのだった。
冬のある日、歩鳥は飼い猫に逃げられていた困っていた美少年と出会う。自分を年上と敬わない美少年に戸惑いながら、逃げた飼い猫を捕まえるのに歩鳥は協力するが、翌日、美少年の正体がトシ子・針原の中学校時代の1年先輩で同じ高校に通う紺双葉という女性であったことを知る。人見知りでなかなか他人と関わろうとしない双葉を歩鳥は色々なところに連れ出し、一方、双葉も歩鳥との間に友情を育んでいく。
こうして歩鳥は様々な人物に遭遇し、さらに少し不思議な出来事を体験しながら、高校時代を過ごしていく。
[wikipediaより引用]
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最終巻は読むのがもったいなくて読めていません。大事な作品になってくるとこの現象が良く発生して、なんか読み終わらんのもそれはそれで、むむ、という状態になるのですが。 まあともかく大好きなマンガですよ。間違いない。愛着という意味では一番でしょう。でも愛着のあるものほどうまいレビューがかけないんだ。 別に正直全ての話が同程度の水準を持っているとは思わないし、面白さの平均水準で言えばもっと面白いマンガは色々あるかなとも思うけれど。 しかしこのマンガには他の漫画にはない何か、言葉にしえない何かがあるんですよ。 いやでもやはりこの魅力を頑張って言葉にしよう。 多分それは"人生"です。人生なんていうと大業かな。人の生きるということを一番親近感を持って描いている漫画だと思うんですよ。どうやったらこんなマンガがかけるのか、どうして他の漫画家にはこれができないのか、僕にはわからないですけど。 結局のところ、生活の、あるいは青春時代の些細な、本当に些細なことを、それで何かの善悪を断定したり、何か世界の理を発見したかのように騒ぐのではなくて、ただ目の前に転がして見る、という。それも別に、あんまり過剰な演出は使わないのです。簡単に言えばノスルタジーかな。でもそれも違うか。 そしてこの世界観は非常に優しい、優しいけど、それはカラッポの花畑の優しさ、何か引き算をして生まれた優しさ(数々の日常系作品のような)ではない何かなんです。日常系マンガっていうのは悪く言ってしまえば好きなものだけを集めた理想空間を作ってそこに逃げ込んで、癒しを求めるためのものだと思うんですが、そういうものではないんです。 あるいは、作者がスレてない、というところは大好きな点ですね。 なんで彼が漫画家になりたいって思ったんだろうな。 漫画家って編集者との話し合いもあるだろうし、読者に認められたい、有名になりたい、という思いもあるし、自分がこの作品を書いて大丈夫か、という不安もあるし、逆に俺は有名な漫画家だ、というおごりもあると思うんです。何かでもこの人のマンガってもっと素朴でそういう汚濁がないんですよね。 そしてさらに、物語に非常にちょっとしたミステリとか、SF、オカルトが入る。僕は小説ではミステリはむしろ嫌いなジャンルで、どうしてミステリが好きな人が多いのか理解に苦しむぐらいの人なんですが。殺人事件じゃないミステリはまあまあ好きで。こういう話の構成を練ってあるやつは大好きです。そして、SF、オカルトなどのスパイスもうまく効いてると思います。 メイドが主人公ですが、メイドのはなしではなく、メイドを下町の喫茶店でやらされてる女の子とその街の話です。よかったらどうぞ。(こんな長文読むやつどれくらいおるんかわからんけど)
「探偵になることが夢」というちょっと変わった小ボケ女子高生「嵐山歩鳥(あらしやまほとり)」を主人公に、下町の商店街の日常が描かれます。 強いて言えば一話完結のギャグ漫画…になるんでしょうか。(でもストーリーは繋がってます) 最初はピンとこなかったんですが、読んでいくうちに世界観にハマっていく不思議な作品です。 以下特徴。 ■舞台は大田区丸子。キーワードを挙げるとすれば「下町」「人情」。でも歩鳥がバイトしているのは、近所の婆ちゃんが流行りに乗って(?)無理やり始めたメイド喫茶。へんてこで作者独特の世界観。でもなんていうんだろう、変な人ばっかりなんだけどそこにちゃんと人がいる感じがして、読んでいてしっくり来る。 ■歩鳥の高校入学から卒業までの三年間が描かれるが、時間軸がバラバラ。例えばある話では冒頭から(なんの説明も無しに)歩鳥の髪が超短髪になっているかと思えば、次の話では元に戻っている。描かれる時間は完全にランダムで「髪を短くした話」がいつ出てくるのかはわからない。作者の趣味?なのか、これでもかというくらいに時間軸に対する伏線がばらまかれ、最終的には並べ替えて矛盾なく繋がるように出来ている。(作者曰くタイトルの「廻っている」は何度も見直して欲しい漫画自体の読み方にも掛けているとのこと) ■基本はいわゆる日常もの(萌えよりむしろサザエさんとかに近い)だが、ミステリやファンタジーやSFっぽい非現実な話がたまに放り込まれる。それが歩鳥の平和すぎる日常に違和感なく混ざり、全体として独特の雰囲気を作っている。 世界観に浸れる、愛すべき作品なんですが、なんとも説明しにくい作品でもあります。 個人的に不意打ちで感動したのはエピローグ。 エピローグを見るとまた最初から読みたくなります。おすすめです。
東京の下町を舞台に、そこで生まれ育った女子高生「嵐山歩鳥」を中心とした日常系マンガ。 数話にまたがるストーリーもありますが基本的に一話完結形式で、歩鳥の周囲で起きる何気ない日々が描かれるものとなります。 本作の面白さは文章で伝えるのがすごく難しいです。 "何気ない日常"を描いているのですが、その日常の範囲が多岐に渡っていて、町内会で起きる小さな事件や、友人や弟の恋愛劇、実は幽霊や未知の生き物が関わっていたというファンタジー展開もあります。 ただ、それらの出来事により全体のストーリーに影響を与えることはほぼないです。 作中で流れる時間は歩鳥の高校生活3年間のみで、色々な出来事は起きますが、それによって現実的にありえない方向に舵が切られることはないです。 例えば、序盤に歩鳥のアルバイトをしている喫茶店のオーナーの死別した夫の幽霊が出てくる話がありますが、その幽霊は作中登場キャラクターに気づかれることはなく、歩鳥の日常に関わることはないといった感じです。 非日常だけど、あくまでも日常の中で生活している歩鳥と仲間たちの日々が綴られます。 ただ、普通に読んでいると、数話で読者は違和感を感じます。 わかりやすいところで、6巻で歩鳥の髪型がベリーショートになってしまうのですが、次の話では髪型がもとに戻ります。そして、数話後でまた同じ髪型になっています。 話が時系列ではなくシャッフルされていて、それでよくよく読んでみると、どこか話がつながっていることに気づくわけです。 例えば、歩鳥の友人でひとつ上の「紺先輩」は11話で登場するのですが、よく見ると3話のモブに紺先輩がいて、11話で歩鳥を以前目撃したことを告げています。 また、気づいたらぎょっとするのですが、時系列的には後で出てくる幽霊が、よく見ると別のストーリーの一コマにいたりします。 文化祭の劇の話やバンドを組む話、放火魔の話など、各所にパズルのように分解されたストーリーのピースが散りばめられていて、10年以上の長期連載の中どうやったらこんなプロットができるのか驚く作りになっています。 初期に描かれたストーリーが実は時系列的には後半の話で、最終回につながっていたことが後でわかるような話もあり、読み終えた後で時系列順に読み返してみるのも楽しい作品だと思います。 ラストは"それ町"らしい終わり方でした。 気づいていたのかと、そういえばそういう伏線は何度もあったなーと思いました。 後で、『どこでどうやって』と考察する余地も与えられているあたり、読者を探偵に変えさせてくれる終わり方だと思いました。 よくある日常系と思いきや、かなり深い作品です。
4 HELLSING
完結済 巻数 : 10
- 作者 : 平野耕太
- 時期 : 1998年-2009年
- 雑誌 : ヤングキングアワーズ
- 出版 : 少年画報社
あらすじ・ストーリー
英国の小村、チェダース村で村人が行方不明になる事件が続出していた。
そしてある夜、その村は喰屍鬼(グール)によって埋めつくされた。
この事件に王立国教騎士団、通称ヘルシング機関が動いた。
そこに派遣されたのはヘルシングのゴミ処理係の「吸血鬼」、アーカード。
喰屍鬼を操るのは吸血鬼。アーカードは襲われていた婦警のセラスを吸血鬼もろとも殺し、アーカードの手によってセラスは女吸血鬼となって復活してしまった...
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吸血鬼が吸血鬼を退治するお話。敵味方問わず、信念を曲げずに戦い切る登場人物達には好感が持てます。アンデルセンと少佐がお気に入り。 よろしい ならば戦争だ
グロテスクで絵も好みが分かれると思いますが面白い作品です。 名言も多く、カッコいい漫画です。 アンデルセン神父には憧れます
舞台は二十世紀末の英国。 世間一般に流布されない"吸血鬼事件"を処理してきた大英帝国の王立国教騎士団、通称「ヘルシング機関」。 そこに所属する怪物、吸血鬼「アーカード」と、ヘルシング家当主「インテグラル」を中心に展開するダーク・ファンタジー。 吸血鬼の設定は、日光を苛み、並外れた身体能力を持つ、ブラム・ストーカーの描いたそれに準拠しています。 大コマで登場キャラクターがセリフを吐き散らかすシーンが多く、独特の台詞回しはヒラコー節と呼ばれています。 名言が多く、少佐の演説のセリフ「よろしい ならば戦争だ」や、ウォルターの「小便はすませたか?神様にお祈りは?部屋の隅でガタガタふるえて命乞いする心の準備はOK?」など、一定年齢以上の人は当然知っている、今なお語り継がれるセリフが多々あり、一時代を築いた作品だと思います。 線が太く、化け物たちが、武器で、銃で、牙で、殺し合う場面が多く占められていて、設定、台詞回し、バトル描写、どれも熱く心滾らせる名作です。 一方で、宗教的、政治的に過激な描写も多く、ナチス残党による組織が前面に登場し、嬉々として虐殺を始めるなど、いろいろすごいマンガだと思います。 ちなみにこのとき出てくる演説が、かの有名な「諸君 私は戦争が好きだ」云々で、本作の異様さ、異色さ、そして"異様だと感じられることに関する不思議な嬉しさ"を感じることができる、まさに本作を象徴する名場面です。 バトルシーンが多く、場面がわかりにくい感じを受けますが、なんてことはなく、殺したいやつが殺したいから殺し合っているというシンプルな作品です。 正直なところ「かっけー」、「すっげー」がわかればそれで問題はないと思います。 全10巻とそれほど長くなく、コマ割が大きく、バトルが多いですが、絵が濃厚なためかかなり読み応えがあり、噛み締めて読むのがおすすめです。 ちなみに私は少年画報社のアプリで読みましたが、コミックス版だと巻末におまけマンガがあり、かなりファンキーで面白かった記憶があります。 アプリ版だとおまけマンガがないのがとても残念です。今から読む方はコミックス読みをおすすめします。
5 百万畳ラビリンス
完結済 巻数 : 2
あらすじ・ストーリー
人と関わるのが苦手な礼香はゲーム会社でバグ探しのアルバイトをしていたが、ルームメイトの庸子と共に木造迷路に迷い込んでしまい!?ミステリーファンタジー!
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ジャンル分けが難しいですがSFだと思います。万人受けはしませんが人によっては最高傑作と言えると思います
「バグ技っていいよね」と思う人は楽しめると思う。主人公のような宝探しのポジティブ思考を持つ人がラッキーを掴みやすいのかなと感じた。自分には主人公のような自由な発想をどこか諦めている節があるので、もう少し自由に思考できるようになりたい。 2巻分の作品だったが冗長に感じる部分もあったので、1巻に内容を詰め込むくらいで良かった気がする
無限に続く団地のような異世界に迷い込んだ女子大生2名が、そこからの脱出を試みる漫画。 ※第1巻の表紙には、黒髪ロングの清楚な女性とデブのおっさんみたいな奴が描かれているが、デブの方も正真正銘の女子大生なのでお間違えないように… 何故2人がこの世界にいるかの説明もなく始まる本作品、何をしたらいいのか、どこへ行けば良いのかも分からないうちに、怪物が出てきて襲ってくる。そいつらから逃げるうちにだんだんとその世界の法則をゲームをデバッグするかのように解析しつつ話が進行していく。 この謎解きがミステリーを読むようで面白い。 また、最後に分かるその世界の設定も非常に凝ったものでありSFとしても楽しめる。世の中にあふれている異世界召喚ものの世界設定もこのくらい考えて欲しいとワガママに思う。 ところで、見た目清楚な黒髪ロング女子大生、ストーリー上致し方ないのだが、随分ユニークな性格で実社会ではお近づきになりたくないなぁと感じた。 【重要事項】 ※第1巻…入浴シーンあり
6 TRIGUN MAXIMUM
完結済 巻数 : 14
- 作者 : 内藤泰弘
- 時期 : 1998年-2008年
- 雑誌 : ヤングキングアワーズ
- 出版 : 少年画報社
あらすじ・ストーリー
人間災害ヴァッシュ・ザ・スタンピードの戦いを描く。砂漠の惑星全体を巻き込みヴァッシュの秘密をめぐって戦いが繰広げられる。アメコミ風の絵とアクション、魅力的な悪役、徐々に明かされる秘密などどれも秀逸。特に人間の弱さ・醜さを知り、なお不殺を貫くヴァッシュの意志には、上っ面だけではない平和主義やヒューマニズムがある。これから読み継がれていくべき超大河SF作品。
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7 ワールドエンブリオ
完結済 巻数 : 13
- 作者 : 森山大輔
- 時期 : 2006年-2014年
- 雑誌 : ヤングキングアワーズ
- 出版 : 少年画報社
あらすじ・ストーリー
陸は幼馴染の洋平と少女レナと出会う。二人は「刃旗」という武器で怪物「棺守」と戦う戦士であった。怪物との戦闘中に現れた繭から出てきたのは天音に生き写しの子どもだった…。この作品の特徴はただうまいだけでなく、「動かし方」を知っている絵。静止した絵ではなく、そのうまさをアクション描写の中で活かしている。それらの描写が謎めいた物語を加速させ、全体を面白くしている。
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8 イケてる2人
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佐次京介はHのことしか頭にない単細胞高校生。悶々とした日々を送っていたある日、興味本位で聞いた伝言ダイヤルの、アリスと名乗る少女と待ち合わせる。 しかしアリスの正体はクラスメートの美少女・小泉明で?!やりたい盛りの健全なる青少年・佐次と、ミステリアスな美少女・小泉明の、ちょっとHなドタバ タラブコメディ!
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メインヒロインの小泉明が非常にかわいいです。いわゆるクーデレですが、途中からは割と感情が表に出るようになりましたね♪通常主人公が女の子1人占めみたいな話も多いですが、サブキャラもしっかり彼女持ちになるのも評価高いです!話数重ねるうちにめちゃくちゃ絵が上手くなっていくのもGOODでした。
9 猫瞽女 -ネコゴゼ-
完結済 巻数 : 4
- 作者 : 宇河弘樹
- 時期 : 2015年-2017年
- 雑誌 : 月刊ヤングキングアワーズGH
- 出版 : 少年画報社
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1950年代ソ連占領下の日本が舞台。旧支配層に手を焼く自治政府は秘密警察“必罰執行人”を使って吊し上げ、戦後復興を進めようとしていた。「朝霧の巫女」宇河弘樹の最新作は猫社会を舞台にした架空“赤化”昭和アクション!
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もっと見る15 惑星のさみだれ
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- 作者 : 水上悟志
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主人公の雨宮夕日は、ある朝、言葉を喋るトカゲから世界を救う騎士の1人として選ばれたことを告げられる。最初は無関心な夕日だったが、敵である魔法使いが生み出した泥人形の襲撃を受ける。死を覚悟したその時、守るべき姫である朝日奈さみだれに救われ、更に常人ならざるさみだれの気概に触れたことで彼女に忠誠を誓う。ここにひとつの主従が生まれ、この時から夕日の戦いが始まった。
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「忠誠を誓え」からはじまる清く正しく中二病物語。見よ!水上悟志のストーリーテーリング!! 中二(厨二)病ってのは真に便利な言葉で、それだけに一人歩きしてる感がいなめないが、個人的には本作の主人公が正しくソレだろうと思っている。(乗り越えていくあたり、特にな。) 戦いの中、生きるもの、死ぬもの、それぞれの繋がりや受け継がれていくものへの丁寧なエピソード作りと描写には涙せざるをえない! これだけの数の個性豊かな登場人物が一人として無駄になっていないのもポイント。 派手な絵柄ではないが、著者のストーリーテーラーとしての力量は太鼓判を押したいのだが、以外に(というと失礼か?)長いキャリアの中では本作がその嚆矢になったと言ってよいと思う。 あと、少年画報社やっぱ好きだなぁ。だってこのマンガ、アワーズ以外だったら全うできなかったと思うぜ?
ヤングキングアワーズで連載していたマンガです。 世界を滅ぼす悪いやつの送り出す12体の泥人形と戦うため、従者となるケモノに選ばれた12人の騎士と姫による戦いの日々を描いた作品です。 平凡な大学生「雨宮夕日」は、ある日、目の前に現れたしゃべるトカゲによって"トカゲの騎士"に選ばれます。 人間不信で何事にも無関心な夕日は、当然のごとく拒絶したのですが、町中で泥人形に襲われ、死を覚悟していたところ、姫「朝日奈さみだれ」に救われます。 彼女の内に秘めた目的と野望に触れた夕日は、さみだれの忠誠なる従者となることを誓う、という展開です。 ストーリーが進みつれて12人の騎士が順々に現れます。 獣の従者に選ばれた人間が騎士となるため、彼らの年齢、性別はバラバラで、それぞれに生活があります。 また、泥人形も現れる度より強大になってゆき、バトルは激化していきます。 姫と契約を交わす精霊(プリンセス)「アニマ」と、泥人形を繰り出し、空に浮かぶビスケットハンマーで地球を砕くことを企む魔法使い「アニムス」の知られざる過去。 そして騎士同士の人間関係、恋愛等も絡めながら展開する物語。 世界を守るため戦士たちが戦い、戦いを通して成長し、ついでにボーイミーツガールをやっちゃうよくような、ある王道ストーリーマンガのようですが、その通りであり、そうではないです。 空に浮かぶ巨大なハンマー、必殺技を叫びながら敵に斬りかかるバトルなど、どこか中二感が溢れているのですが、熱いマンガかというと、熱いのですが、一概にそうともいえないです。 命をかけた戦いを繰り広げていて、現実的にありえないことが起こっているのに、どこかおだやかというか、作中、独特の空気が流れています。 アニムスも飄々としたパジャマ姿の男性で、敵である騎士と世間話をしたり、騎士もどこか一癖あるメンバーが揃っていて、微妙に裏切ったり、やっぱり裏切ってなかったりしています。 伏線というと「伏線か?」となるのですが、さみだれの過去や全ての始まり等、キレイに終わらせて完結した感じがしました。 抑揚がないような雰囲気があり、人によっては読みにくいと感じる可能性がありますが、ハマるひとはハマる作品だと思います。 特に全てが終わったアフターストーリーでは思わず視界がにじみました。とても良かったです。 やや地味ですが、ファンの多い作品だと思います。 「10巻くらいで完結する面白いマンガないか?」 と聞かれたときには、本作を推したいような感じですね。 ストーリーが積み上げられてきて、最後に全体像を見て感動するような、見事な作品だと思いました。
衛星軌道上の巨大なハンマーで地球を砕こうと企む「魔法使い+12体の泥人形」と、地球を守る「精霊アニマとその契約者"姫"+12人の獣の騎士」の戦いを描いた作品。と書くと『聖闘士星矢』っぽい話かと勘違いする人もいるかもしれないが、日常生活あり、ボーイ・ミーツ・ガールあり、特訓あり、回想シーンあり、青臭い友情あり、仲間の死あり…の盛りだくさんなコミック。正直言ってジャンル分けし辛い。 コミック完結(2010年)から12年後にTVアニメ化(しかも2クール)されていることから、根強い人気がある作品だと思う。 地球の命運を賭けた戦いなのにスケールは地元限定みたいな感じで、緊張感があるんだかないんだか分からない世界観でコメントしづらい。 ストーリーも若干分かりづらく、根暗な大学生である主人公が何故"姫"に忠誠を誓い、戦闘狂のようになっていく理由も理解し難い。これについてはアニメ版が丁寧な演出で分かりやすくなっているので、機会があればそちらも見ることをオススメしたい。もっとも、コミックではふつうに描かれていた"姫"のパンチラシーンがアニメではなくなっているのはちょっと残念であるが… 自分が一番衝撃を受けたのは、精霊アニマが登場したシーンだった。それまではいるのかいないのか分からない謎の存在の精霊がいきなり現れたことも驚きだったが、そのビジュアルが凄かった。古今東西のコミックで美少女とか色々見てきたつもりだったが、あんなに非現実的な女性は初めて見た。繰り返すが、あのコスチュームは凄い。まず胸元に目を奪われてしまうが、実はお尻もかなり刺激的なデザインで素晴らしい! 改めてストーリーに関して述べるとエピローグが非常に長いことが特徴である。これは作者が10代の頃「このキャラあの後どうなったの?」と気になっていた経験の反動からきたものらしいが、もうお腹いっぱいというほどに充実している。
16 ドリフターズ
連載中 巻数 : 7
- 作者 : 平野耕太
- 時期 : 2010年-
- 雑誌 : ヤングキングアワーズ
- 出版 : 少年画報社
あらすじ・ストーリー
西暦1600年、関ヶ原の戦いの最中、謎の存在『紫』の手により島津の退き口から、エルフやオークのいる異世界に召喚された島津豊久は、同様に流れ付いた織田信長や那須与一と出会う。その地で「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれる豊久らは、成り行きと武士としての本能から、人間が支配するオルテ帝国に虐げられるエルフの村を解放、その勢いのまま「国奪り」を開始する。
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絵が苦手で敬遠してましたが、アニメを見てとてつもなく面白かったので漫画を一気に読みました。 歴史好きやGATE好きなら面白いです。
17 スピリットサークル -魂環-
完結済 巻数 : 6
- 作者 : 水上悟志
- 時期 : 2012年-2016年
- 雑誌 : ヤングキングアワーズ
- 出版 : 少年画報社
あらすじ・ストーリー
桶屋風太は中学2年生。平凡な中学生生活だったはずが額に大きな傷のある美少女の転入生・石神鉱子の出現によって一変する事に! 壮大な輪廻転生スペクタクル!
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文句なしに面白いマンガなのでぜひぜひ読んでもらいたいです。 ストーリーがとにかく良い。 風太と鉱子、2人の中学生が前世の因縁を巡って争うのだけども そもそも戦わなくてはならない理由が風太には分からない。 それを知るためにスピリットサークルという謎の道具を使って 7つ用意されている前世の記憶、「過去生」をひとつひとつ追体験していくという流れ。 謎が謎を呼ぶ物語の展開、過去と現在のリンクのさせ方が秀逸で 過去生を見るたびに物語に引き込まれていきます。 クライマックスでこんなに熱くさせてもらったら 多少のご都合主義も大正義と言わざるをえないでしょう。 さみだれを読んだときに感じた力みはなく、 キャラも好感がもてるしかなり洗練されているように感じました。 もっと知名度が上がっても良いと思う。
良作だからこそ2巻増やして最終話でも触れた伏線を回収して欲しかったです。☆5に近い☆4.5だと思っています
前世で毎度毎度因縁がある二人の話。間違いなく傑作。方太郎編が特に好き。
18 蝉は胎児に寄生する
完結済 巻数 : 1
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めちゃんこ怖い 解決しようとする脳のバグの恐怖感がとんでもない
19 善悪の屑
完結済 巻数 : 5
あらすじ・ストーリー
街中にひっそり佇む小さな古書店。そこで営む2人の男 が本業とは別に担う仕事は 「復讐の代行」 。彼らは 「復讐屋」 を名乗り、法の裁きから逃れた加害者を被害者の代わりに壮絶な復讐をもって裁きを下す処刑人であった。凶悪な犯罪に巻き込まれた被害者やその遺族が「無念」を晴らすため、カモ達の元を訪れる。殺人、イジメ、強姦、リンチ…様々な悪意によって魂を踏みにじられた被害者達の心に安らぎが戻る時は来るのか…
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復讐屋の物語で有害指定図書の漫画です。暗い話ですし拷問や私刑描写があるので好みは分かれると思います。
残忍な事件を起こしておきながら、証拠不十分だったり巧妙な手口で被害者に訴えを起こさせないようにしたりするなどにより、のうのうと笑って生きる犯罪者達に対し、被害者に変わって復讐を行う"復讐屋"の日々を描いた作品。 取り扱う事件はどれも凄惨で、決して許すことはできない、また反省の色も見られない犯罪者に対し、復讐屋がその犯罪内容に見合った惨い仕置を遂行する内容となっています。 主人公は復讐屋の「鴨ノ目 武(カモ)」。 普段彼は、相棒の「島田 虎信(トラ)」と共に古書店を営んでいますが、依頼を受けて復讐代行を行う"復讐屋"としての裏の顔があります。 ひどい事件があり、その被害者や被害者遺族から依頼を受ける。 カモとトラは、安穏と過ごしている犯人を捕らえて、目を塞ぎたくなるような私刑を淡々と執行するフォーマットとなっています。 各事件にはモデルとなったであろう実在の事件が存在するのが特徴です。 凶悪犯罪として有名な事件がモデルになっているようて、ある程度知っている人が読むとピンときます。 実在の凶悪犯罪に関する知識がある程度あれば、それを推測しながら読む楽しさもありますが、知らない場合、マンガを読んで不快になり、元ネタの事件の内容を知って悲しい気持ちになる可能性があるので注意が必要と思います。 例えば、一話目の事件は「光市母子殺害事件」が元ネタだろうと思います。 また、「尼崎事件」や「スーパーフリー事件」などが元ネタと思われる事件が取り上げられてます。 事件の内容そっくりそのまま同じであるわけではなく、ある程度、脚色はされていますが、悪意のある第三者に人生をめちゃくちゃにされ、挙げ句罪もなく殺される様は、読んでいて心にくるものがありました。 カモとトラの私刑内容もまた惨いです。 相手は確かに凶悪な犯罪者なのですが、まさに死んだほうがましと思うような拷問を行った末に殺します。 犯罪行為の内容を鑑みると、妥当、なのかなあ、深く考えさせられるような内容だと思いました。 全体的にリアルで、グロいというよりも、人の残酷性に暗い気持ちにさせられます。 ラストは続編『外道の歌』に続く終わり方となっています。 スピンオフもいくつかあるので、そのうち読んでみたいと思います。
20 パラレルリープ・シンドローム
連載中 巻数 : 1
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イラストレーターのセンスを感じる。 一コマ一コマに味のある漫画。
21 シマウマ
完結済 巻数 : 22
あらすじ・ストーリー
俺は知らなかった……この世の中には奴隷や家畜……それ以下の世界がある事を……始まりは、一通のメールの着信だった。そこに添付されていたのは、原型の崩れた仲間の顔と抜き取られた一対のアバラ骨……。小遣い稼ぎの美人局でヤクザを引っ掛けてしまった事から、タツオの日常は転がるように暗闇へと堕ちていく! 〔シマウマ〕とは、いったい何者なのか!?
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基本的に登場人物が主人公を含めてゲスな変態が多いし、後味の悪い展開なのでお勧めはできません。
22 うなぎ鬼
完結済 巻数 : 3
あらすじ・ストーリー
取り立て屋とデリヘルの運転手をしている倉見勝。社長の千脇の“金銭哲学”に心酔している勝に、新たに命じられた「仕事」とは...。「東京近郊に『黒牟』という街がある。そこにコンテナを運べ。一往復で十五万だ。小学生にだってできることだ」鬼か人か。疑念と恐怖に心が蝕まれていく!入り組んだ路地、運び込まれる冷凍の箱、饐えた臭い、黒い顔。表情のない男たちが蠢き、うなぎが群れる―超弩級の暗黒ミステリー。
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雰囲気が怖い。 物語の真相とか結末は拍子抜けだったが、それゆえ人間の想像力の豊さゆえの恐怖が際立っていた。
不安になる怖さとモノローグの秀逸さに引き込まれて、一気に読み進めてしまった。 陰鬱というよりは警戒心が生む暗さ。正体不明の恐怖。 いちいち人の表情が臨場感あって訴えかけてきます。 後を引く終わり方も良かった。
倉見勝というガタイはいいが、気の弱い男が主人公のホラー漫画。 彼はギャンブルでした借金が膨らみ、闇金に手を出した結果、気がつけばその額は、到底返済不可能なものとなってしまった。 保険をかけて殺される寸前のところ、千脇という会社社長に拾われ、借金の取り立て人として雇用される。 人がいいが、話しかけると少し考える癖のある倉見の顔は、千脇曰くには"怖い"ため、非常に役に立つということだ。 そんな折、倉見と同僚の富田は、千脇から、あるコンテナをうなぎの養殖場へ運びだけというバイトを任される。 50~60kgほどの、ちょうど人が入れるくらいの大きさのコンテナを。 原作は角川ホラー文庫のホラー小説。 霊や妖怪こそ出ないものの、うなぎ養殖場やその周囲の人々の異様な表情、雰囲気は恐怖感を煽ります。 決して中身を教えてくれない謎のコンテナ、タンパク質ならなんでも食うといううなぎ、それらの符合が導き出すものは、嫌が上にも自ずとあるキーワードを連想してしまいます。 果たして、そのコンテナの真実は。 全3巻と長くなく、先が気になって一気に読んでしまいました。 最後は"要するに"とまとめてしまうと大したことなかったりしますが、それでもそこに至るまでのドラマは引き込まれるできです。 ただ、ラストの展開は非常に後味が悪いものとなっています。 続きが描かれるとして、読みたいとは思わないですが、山木という男の最後の行動、及びその後の行動は、人によって解釈が変わりそうです。 個人的には、ハッピーエンドで終わる気がしないので、本作は非常に良いタイミングで結末を迎えたと思います。
23 鬼門街
完結済 巻数 : 15
あらすじ・ストーリー
鬼門と呼ばれる街に生まれた主人公。可もなく不可もない日々を過ごしていた彼を突然襲った悲劇とは……! ? そして、不死身となった彼が背負った巨大な宿命と、「鬼」の正体とは……! ? 「Hey!リキ」の永田晃一が描く新境地の超大型新連載!
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続きが気になります
何というかあれ、例えるならめっちゃタチの悪いドラえもん
可もなく不可もなく 特別面白いわけでもないし、つまらないわけでもない
24 外道の歌
連載中 巻数 : 14
あらすじ・ストーリー
書店も電子書籍も超話題の売れ筋コミック「善悪の屑」の第2部!法で裁けない屑には屑による直接制裁を!
復讐代行人の一人「カモ」の過去が遂に明らかに!?
残酷でも読み終えた後にスッキリする本当の「正義」の意味を問う問題作!
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善悪の屑の続編です。主人公を取り巻くキャラのサブストーリーが徐々に増えてきて愛着が湧いてきます。
25 リュウマのガゴウ
完結済 巻数 : 10
- 作者 : 宮下裕樹
- 時期 : 2012年-2017年
- 雑誌 : ヤングキングアワーズ
- 出版 : 少年画報社
あらすじ・ストーリー
サンデーGXでの「正義警官モンジュ」でお馴染みの作者が描く、世界を救う唯一の光「リュウマ」という名を継ぐ者たちの物語…壊れた世界を舞台に繰り広げられるフォークロアクロニクル!
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絵が好きだし、ストーリーも好き。複雑に話が絡み合っているので理解するのに頭を使う部分はある。
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