おすすめ星雲賞コミック部門受賞漫画ランキング

51PSV31HFZL こんにちは!マンガーレ運営です。
このページをみてるという事は、おすすめの星雲賞コミック部門受賞漫画をさがしているという事でしょうか?
ここでご紹介するランキングはマンガーレに集まった1万人を超えるマンガ好きの口コミにより選出された人気漫画のランキングです。
ぜひ参考にして、素敵な漫画と出会ってくださいね!
※ちなみに左側から連載状況や巻数、また作者や雑誌名、そして漫画に含まれる成分などで絞り込んでさがす事もできますので、ぜひいろいろと活用してみてくださいね!
それでは、おすすめ人気漫画ランキングを紹介していきます。 今後はこの説明を非表示にする

ランキング更新日: 2023年07月10日

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1 風の谷のナウシカ

完結済 巻数 : 7

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あらすじ・ストーリー
千年前の「火の七日間」と呼ばれる最終戦争により、巨大産業文明は崩壊し、「腐(ふかい)」と呼ばれる菌類のに世界は覆われていた。生き残った人類は、腐海が放つ猛毒と、そこに棲む巨大な虫たちに脅かされていたが、辺境にある「風の谷」は、酸の海から吹く風によって森の毒から守られ、のどかな農耕生活を送っていた。族長の娘であるナウシカは、住民から深く敬愛されており、人が恐れる腐海の虫とも心を通わせる少女だった。

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アニメーションの巨匠のオリジナル作品。壮大なスケール、独特の世界観。 癖の強いタッチで好き嫌いが分かれるとは思いますが、間違いなく名作だと思います。

おなじみアニメ情報誌の「アニメージュ」誌上で連載されていた、全7巻の原作版風の谷のナウシカです。 劇場版は本作連載時途中で作られたため、原作より設定を抜粋し、要約された序盤のみの内容となっています。 劇場版は原作で言うと、色々端折って3巻序盤の王蟲の群れをナウシカが体を張って止めるところまでとなっており、原作とは巨神兵の設定も、王蟲が群れをなして暴走するエピソードも異なる、映画とは全く別の話になっています。 映画とは全く違う、まさかの結末が漫画版にはあります。 結構、難解な話でした。 旧人類と腐海や王蟲、巨神兵といったシステム、そして現人類の間だけの話であれば、そうややこしい話ではないのですが、本作の前提とした設定として、国々は戦争を行っているという点があります。 大きく、トルメキア王国と土鬼の2つの勢力による紛争があり、そして風の谷やペジテ市を含む小国が点在しています。 この2国が、互いに互いの思惑があって行動し、あちこちで起こる戦闘の説明が挟まることもあり、読みづらいわけではないのですが、とにかく重たかったです。 はははと笑いながら読める内容ではなく、大人向けの雰囲気がします。 戦局がよく読まないと理解が追いつかないことに加え、登場兵器の凝った描写、メーヴェやガンシップといった乗り物の設定など、薀蓄好きのオタク受けする内容が詰まっているので、そういったひねた内容が好きな方にはおすすめです。 ラストは結構、乱暴な終わり方をしているのですが、仕方ないのかなという感じでした。 ただ、物語の最中、ナウシカに妙に母性を強調していたのが鼻につきました。 こういう心理学的な暗喩っぽいところが(無意識によるものだと思うのですが)忍ばされているのも含めて、本作は一般向けではない、オタク向けの作品っぽいと感じました。

説明の必要がないくらい有名な作品。特に映画が流行りましたね。これは宮崎駿さんが実際に書いていた原作マンガです。映画は、この原作の一部でしかないことがよくわかります。たった7巻ですが、その情報量の凄さに圧倒されます。さすがは巨匠というべきでしょうか。

2 鋼の錬金術師

完結済 巻数 : 27

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あらすじ・ストーリー
エドワードとその弟アルフォンスは、幼き日に亡くなった母親を思うあまり、死んだ人間を蘇らせるという錬金術最大の禁忌人体錬成を行ってしまう。しかし錬成は失敗し、エドワードは左足を、アルフォンスは体全てを失う。 エドワードは己の右腕と引き替えに、かろうじて弟の魂を錬成し、鎧に定着させることに成功したが、その代償はあまりにも大きすぎるものであった。 エドワードはアルフォンスと共に、失った全てを取り戻すため、絶大な力をもつ「賢者の石」を探すに出る。 右腕と左足を鋼の義肢「機械鎧(オートメイル)」に変えた彼を、人は「鋼の錬金術師」と呼ぶ---。

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錬金術で失われた身体を取り戻すために、旅をするエルリック兄弟の物語。 作者本人も語っていますが、月刊誌だからこその丁寧な絵。作り込まれたストーリー。これが作者初の連載とは思えない完成度の高い作品です。 様々な謎を解明しながら、進んでいくストーリーであるのに一切の矛盾もなく、また伏線もしっかり回収した上でのエンディング。しかし、ご都合主義の死んだはずの人間が生きていたり、なんだかんだで上手くいくような展開はありません。人は死にます。挫折もします。苦しみます。だけど、それらに打ちひしがれても目的の為に進み続ける兄弟の姿に周りの人間も立ち上がり進んでいく。 周囲の人間のストーリーもしっかりしており、何より魅力的なキャラが多いのも特徴です。心の底から嫌いなキャラって敵も含めて話の中心になっている中にはいません。 作者の生き様と言うか価値観をそのまま描き表わした作品な気がします。 ガンガンという、雑誌の歴史を作った作品でもある本作。最終話が掲載された号が店頭から全て無くなってしまったため、異例の二号連続最終話掲載。その事実だけでも、この作品を一度読んだ人は最後まで読まずにはいられなくなるということは明らかだと思います。 また余談ですが、巻末や裏表紙などに散りばめられた作者の遊び心は非常に笑わせてくれます。余裕があれば一度そちらも見てみてください。

ストーリーが緻密で完成されている。アニメ化も大成功してるし、ほんとに人気=面白さになっている珍しい作品。オススメ!

全27巻という長さにも関わらず、一話から最終話まで一切の破綻がない稀有な作品。途中でダレたりもなく、とんでも展開にもならず、強さのインフレも存在せず、伏線をきちんと回収し、ラストはくそカッコいいという断トツの名作

3 プラネテス

完結済 巻数 : 4

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あらすじ・ストーリー
2070年代(2075年以降)。人類は宇宙開発を進め、月面でのヘリウム3の採掘など、資源開発が商業規模で行われている。火星には実験居住施設あり、木星・土星への有人探査計画も進んでいる。毎日、地上と宇宙とを結ぶ高々度旅客機は軌道上と宇宙とを往復し、宇宙ステーションや月面には多くの人たちが生活し、様々な仕事をしている。しかし、長い宇宙開発の歴史の影で生まれたスペースデブリ(宇宙空間のゴミ。廃棄された人工衛星や、ロケットの残骸など)は軌道上にあふれ、実際にたびたび旅客機と衝突事故を起こすなど、社会問題となっていた。 また、地上の貧困・紛争問題は未解決のままで、宇宙開発の恩恵は、先進各国の独占状態にある。このため貧困による僻みや思想的な理由付けによるテロの問題も、また未解決である。 主人公のハチマキは宇宙で働くサラリーマン。主な仕事は宇宙のゴミ「デブリ」の回収作業。いつか自分個人の宇宙船を所有することを夢みている。ゴミ拾いは大事な仕事だと自分を納得させつつ、当初の夢と現実の狭間でこのまま現実を受け入れるか、それともを追い求めるか思い悩む。

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近未来の宇宙が舞台のストーリー。少し難しいけれど漫画好きの方にはオススメです。

ちょっと未来。 人類は宇宙へ進出していた。 主人公は衛星軌道上のゴミ回収屋。 実はこのスペースデブリなる物、わりと最近も問題になっていて、いつの日か人類がなんとかしなくてはいけない問題でもある。 宇宙を舞台にした哲学マンガともいうべきもの。 「宇宙兄弟」あたりが好きな人にはとてもオススメ。 「愛が足りなーい!」と ラストシーンの「気安く愛を語るんじゃねぇ」は一見の価値あり。

今まで読んだ漫画(1000冊ぐらい)の中で1番面白かった。 価値観というのは本当に人による。それは今までの生き方やその人自身の才能によってそれぞれつくられていくのであろう。中には年を重ねると無くなってしまうものや新たに出来る価値観がある。 このプラネテスという漫画は、「愛」をテーマに個性や意思、哲学をもったキャラクターがたくさん出てくる。そして、全員悪役ではない。それぞれの価値観をもって何かと戦っていたり、待っている人達の話だった。 人生に悩んだり、何かじっくりと時間があるときに是非読んで欲しい。これを読むことで人生が良くなったり、変わったりする可能性は勿論低い。なぜなら人生は漫画を読むだけで変わるのではなく、自分の意思でそれまで生きていて培った価値観を元に変えていくものだから。ただ、前向きになれるし、頑張ろうって気にもなれる。 個人的にはアニメよりこちらの方が好きだ。アニメの方もとても楽しめた。ただ、ロックスミスの立ち止まらず戦う姿、そしてラストの名台詞を読むために何度でも読み返せる漫画の方が好きかな。恐らくアニメは2週ぐらいしかしてないからかもだけど。(あとは、漫画の主軸がロックスミスに寄ってる部分があるためこんな感想になってるのであろう。)

4 20世紀少年

完結済 巻数 : 22

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あらすじ・ストーリー
高度成長による「と希望」に満ちあふれていた時代から、一転して経済は停滞しオカルトブームが起き、世界滅亡の空気まで漂いはじめた、1970年前後。 そんな時代の中で、少年たちは、地球滅亡をもくろむ悪の組織や、東京を破壊し尽くす巨大ロボットに蹂躙され、混沌とし、滅亡に向かっていく未来の世界を空想した。そして、それらに立ち向かい地球を救うのは、勧善懲悪正義のヒーローとその仲間たちだ。下らないようなストーリーを描いたスケッチブックを、少年たちは“よげんの書”と名付ける。しかし大人になるにつれ、そんな空想の記憶は薄れていく。 1997年、主人公のケンヂは、突然失踪したの娘のカンナを養い、コンビニを営む平凡な日々を送っていたが、お得意先の一家の失踪や幼なじみのをきっかけに、その薄れかけていた記憶を次第に呼び覚まされていく。そして世界各地の異変が、幼い頃空想した“よげんの書”通りに起こっていることに気づく。一連のできごとの陰に見え隠れするの人物“ともだち”との出会いによって、全ての歯車は回り出す。

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こんなヘッポコ漫画しか描けなくなった浦澤先生はさっさと廃業しろ!

コンビニ店長をしている冴えない青年・ケンヂは、身の回りで起こる不可解な事件が、自身が子供の頃に秘密基地で書いた『よげんの書』の内容をなぞっていることに気づく。 それらは"ともだち"と呼ばれる謎の人物によって引き起こされていた。 宗教団体のような"ともだち"の集団は、政党を率いて社会的な立場を強くしていっていた。 また、『よげんの書』では、2000年に巨大ロボットが現れて人類は絶滅すると書いていたことを思い出したケンヂは、かつて秘密基地の仲間だった友人たちを集め、"ともだち"に対抗する。 星雲賞受賞作で、3部作で実写映画化もされたストーリーマンガ。 世界征服を企む"ともだち"と戦う、ケンヂと仲間たちの姿が描かれたものとなっています。 『よげんの書』を知る"ともだち"とは何者なのか、幼い日の思い出が現在と交錯し、やがて謎が解き明かされてゆく展開です。 4部作になっていて、巨大ロボットの進撃を食い止めるべくケンヂたちが立ち上がる1部、ケンヂの姉の娘・カンナに主人公をバトンタッチし、世界の救世主となった"ともだち"に叛逆する2部、世界大統領となった"ともだち"がその真の企みを明かすまでを描いた3部、そして完結編の4部構成です。 続編も含めて全24巻とかなり長く、キャラも多くてストーリーも複雑、テンポもあまり良くないです。 時系列と登場人物を整理しながら読まないとわけがわからなくなり、それであってもかなり終盤にならないと回収されない伏線が、作中多数張られます。 そのためやや読みにくさを感じるところがありますが、過去の因縁と現在の事件が絡み合ったシナリオは秀逸で、はまれる人ははまれるかと思います。 読むたびに謎が増えてゆき、解決しないまま舞台が数年後になったりするので、途中で読むのを中断すると、次読み始めたときに何がなんだかわからなくなるので注意が必要ですね。 ただ、20世紀少年では、最後までともだちの正体は明かされず、ケンヂがギターをかき鳴らして終わりとなります。 続編に21世紀少年があり、21世紀少年は20世紀少年のタイトルだけ変えた直接の続きで、こちらで"ともだち"の正体が明かされる形になります。 20世紀少年だけだと最後すごい中途半端な終わり方になるので、読む場合は21世紀少年も最後に読む必要ありです。

5 うる星やつら

完結済 巻数 : 34

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あらすじ・ストーリー
地球の命運を賭けた「鬼ごっこ」の地球代表に選ばれてしまった高校生の諸星あたるは、当初やる気がなかったものの、恋人で幼なじみである三宅しのぶの色恋仕掛け(勝ったら、結婚してあげる)により、彼女と結ばれたいがため族代表のラムを追いかけ始める。あたるがラムを追いかけつつ発した「勝って結婚じゃぁ〜」の一言は、あたるが恋人で幼なじみのしのぶを想っての発言であったが、ラムは自分に求婚しているのだと勘違いし、それを受け入れてしまう。そのため、鬼ごっこには勝利、地球は侵略を免れるが、ラムは諸星家に住み着いてしまう。

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いまだに私の好きなヒロインNo.1はラムちゃんです。

昔、高橋留美子作品はテーマパークのようだと言った人がいたけれども、本作もそんな閉ざされた世界のお話だ。登場人物は増えるし、人間関係も微妙に変わっていく。しかし歳は取らない。永遠に高校2年生が続く世界。だから終わり方もあれで良い。ところで初期の頃には出番が多かったメガネが、途中から全く出てこなくなったのは、押井がモデルといわれているアニメ版メガネへの反感からなのではないかとずっと思っている。

異星人のラムちゃんと諸星あたる、それに、この二人を取り巻く人々の物語です。 全編大いに笑えます。実に脳みそがすっきりします。 でも、時々ですが、思いっきり感動する話もあります。 成仏できない少女があたるに恋をした話は、読み終わった後で感動に浸ることができますし、 最終話の Boy meets girl. は、まさに人間味あふれる物語でした。

6 カードキャプターさくら

完結済 巻数 : 12

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あらすじ・ストーリー
友枝小学校の小学4年生、木之本桜は父・藤隆と兄・桃矢の3人暮らし。 ある日、桜は藤隆の書庫から不思議なカードが入った本の封印を解いてしまい、カードを街に解放してしまう。 それは、この世に災いが訪れるという、魔術師クロウによって作られた『クロウカード』。 桜は同時に甦った封印の獣ケロベロスと共に、カードキャプターとしてカード集めを手伝うことになるのだった。

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大学時代に集めてた漫画。 ブックカバーかぶせて、付録のクローカード大切にしてました。 clampは、友達のお姉さんが、創竜伝で好きで知ってて。 さくらは、絵の可愛さから魅かれて、集めだしました。 2部構成で、1部の話はまずまず、2部の話はだれてきてるかな。 ケロちゃんが、可愛かったです。 ともよちゃんがいい子でした。 アニメも必見です。

封印の獣・ケルベロスと一緒に、街で事件を起こすクロウカードを封印する少女、木之本桜の物語です。 子供の頃アニメで見ていて、その後マンガを買い始めました。 アニメとの相違点として、李小狼の許嫁の中国娘、李苺鈴はマンガでは登場しません。 また、クロウカードの数がマンガとアニメでは全然違い、漫画版は19種類しかありません。 私は漫画のほうは全部言えるけど、アニメのほうはところどころ記憶が怪しいです。 CLAMP作品はどれもどこかストーリーに「ん?」となるところがあり、本作はその代表的なものと言えます。 面白いかと聞かれると微妙ですが、CLAMPは総じて雰囲気が良くてキャラクターが可愛ければそれでいいと思います。 そのため、マンガを読む上で、ストーリーを重視する方にはおすすめできません。 12巻とあまり長くなく、(最近続編が始まったけど)ちゃんと完結しています。 2ちゃんねるで専用板ができるほどの有名作ということもあり、コモンセンスとして読んでいてもいいかと思います。

CLAMP作品は昔の作品の方が好きなのが多いです。一番のお気に入りは「20面相におねがい!!」です。読んだことがない人は「CLMAP学園探偵団」と共に御一読下さい。

7 PLUTO

完結済 巻数 : 8

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あらすじ・ストーリー
世界的に有名な7体のロボットが次々に破壊されていく事件が発生。その現場には必ず2本の角のオブジェが突き立てられていた。自らも狙われるロボットである刑事・ゲジヒトは犯人を捕らえるために捜査を続ける。

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漠然と「面白い漫画ない?」くらいの人にまず読んでみてもらいたい。 手塚治虫へのオマージュであると同時に立派に浦沢漫画でもあり、かつ、面白い。 名作リメイクの指標となるべき作品だろう。 (ここまでのレヴェルに持っていけないんだったら書き直す意味なんてねーのよ。重版すればいいじゃないっ!) 浦沢直樹の描くアトム! 当時はそれだけでファンが上ずった印象が残っているが・・・(同時代的証言w) 個人的にはヘラクレスがシヴすぎて泣ける。 浦沢漫画はこういう脇役がいいんだよねー

8 人魚の森

完結済 巻数 : 1

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あらすじ・ストーリー
現代より約500年前。漁師の湧太は仲間と共に浜に流れ着いた人魚の肉を面半分に食べてしまう。すると仲間は次々に死んでいき、湧太だけが生き残り不老不死の体となってしまった。 不老不死の妙薬と呼ばれる人魚の肉。それは力が強すぎるために、普通の人間にとっては猛毒であり、死ぬか、“なりそこない”と呼ばれる化け物に変わる。それに耐え切り不老不死を得ることができる者は、数百年に一人。湧太がその一人の人間であった。そのために湧太は、人と交われぬ永遠の孤独をその身に背負うことになる。親しいものは皆に絶え、永遠の時を生きなければならない。いつしか湧太は元の人間に戻ることを切望するようになる。 元の人間に戻るためには人魚に会うこと、「人魚に会えば何とかなる」と聞かされた湧太は人魚を探すを続けることになった。戦国江戸、明治、大正昭和。数多き時代を流れ生きる湧太だったが、ある日ついに人魚の里を見つけ出す。 湧太がそこで出会ったのは、囚われの身の少女魚であった。彼女は人魚の里の陰謀により人魚の肉を食べさせられて不老不死になった人間だった。 「元の人間に戻る方法は無い」と言い渡された湧太は、助け出した真と共に旅に出る。その永遠の旅の中、彼らは「人魚の伝説」に翻弄される人々の悲哀を見続ける。[wikipediaから引用]

9 寄生獣

完結済 巻数 : 10

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あらすじ・ストーリー
ある日突然、空から人知れず多数の正体不明の生物が飛来する。その生物は鼻腔や耳介から人間の頭に侵入し、脳を含めた頭部全体と置き換わる形で寄生して全身を支配し、超人的な戦闘能力で他の人間を捕食するという性質を持っていた。寄生後の頭部はもはや人間の物ではないが、自在に変形して人間そっくりに擬態する。彼ら「パラサイト(寄生生物)」は高い学習能力で急速に知識や言葉を獲得し、人間社会に紛れ込んでいった。 その日まで平凡高校生であった泉新一は、1匹のパラサイトに襲撃されるが、間一髪で脳の乗っ取りだけは免れる。パラサイトは新一の右腕に寄生して同化し、右手にちなんで「ミギー」を名乗るようになり、新一とミギーの共生生活が始まる。

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命とはどれだけ重要なものか、人と人のつながりの大切さに加え、人の闇をよく描くとても深い作品です。アニメとは主人公のキャラが中盤少し変わりますが、物語には変化はなく、どちらもお勧めします。

このマンガのジャンルは何になるのだろう? たびたび見られるグロ描写や、人を食べる怪物という「ホラー」なのか、唯一パラサイトと人間の中間の立場にたつ主人公達と周りにあらわれるパラサイトたちとの「バトルアクション」なのか、生きるとは何なのか人間とは何なのかを問いかける「哲学」なのか。 どれも「寄生獣」を構成する重要な一部ではあるけど、一言であらわすにはどれも足りない気がします。 少なくとも私は「寄生獣」と同じ系統と呼べるマンガを見たことがない。それほどに唯一無二のマンガではないかと思っています。

ある晩、頭部を置き換えて全身を乗っ取り人を捕食する性質を持つ、謎の生命体が空から飛来する。 主人公の高校生「泉新一」もまたその寄生生物に乗っ取られようとしていたのだが、右手から侵入してきた生命体に気づき、固く縛ることで寄生を逃れるが、生命体は頭を乗っとこることに失敗した代わりに右手が置き換わってしまう。 そうして、右手の寄生生命体「ミギー」と新一の共生生活と戦いの日々が始まるストーリーです。 1995年完結のアフタヌーン連載マンガで、今となってはかなり古いマンガです。 ただ、知らない人はいないほどの有名作で、現在も語り継がれる名作です。 ドラゴンボールやスラムダンク等と並び、日本を代表するマンガ作品の一つだと思います。 単に新一がミギーと共に他の人に害を与える寄生生物(寄生獣)と戦う話ではなく、人の活動の不合理性や、寄生獣目線での思想が語られます。 例えば、ミギーは人を食わなくても、新一から栄養を分け与えられることで生命活動を維持することを発見します。 つまり、人食いは必須ではなく、人と同じように活動し、人と同じものを食べることで生きることはできます。 それでも寄生獣たちは人を食うことを前提に活動します。 その理由は語られませんでしたが、ある寄生獣は、「人には天敵がいない状態のため、際限なく個体数を増やすことができる。そのためやがて人で溢れてしまう。その時、寄生獣に感謝する日が来る」ようなことを述べます。 ですが、人は人を食い殺す生き物の排除に動きます。 寄生獣から見れば人が豚を食うのと変わらない、つまり、豚から見れば人こそが寄生獣であるはずなのに、と。 物語は"人間"と"寄生獣"の立場で語られますが、新一は人と寄生獣の両方を宿す中間的存在であり、平凡な高校生であるはずの新一が、人の考え、寄生獣の考えに頭を悩ませ、それでも家族や友人、恋人を守るため戦うストーリーです。 バトル描写が多いですが、哲学的なところがあります。 また、浅薄で人間らしい新一と、合理的で冷徹なミギーのコミカルに感じるやりとりも魅力です。 二人の関係性は、作風は全く違いますが、のび太くんとドラえもんに近い印象を受け、それだけにラスト間際の展開は心揺さぶられました。 名作ですが、ハリウッドが原作権を保持していて、結局映画されずに権利元に戻った関係上、20年近くメディアミックス不可の状態でした。 2014年に、アニメ化、国内で実写映画化しましたが、両方評判が非常に悪いです。マンガ版のみを読むことをおすすめします。

10 うしおととら

完結済 巻数 : 33

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あらすじ・ストーリー
に住む少年・蒼潮は自宅の蔵の中で一本の槍に縫いとめられていた妖怪を解放してしまう。うしおが「とら」と名づけたその妖怪は、かつて近隣一帯を恐怖のどん底に叩き落していた大妖怪であった。また、とらを500年間縫い留めていた槍こそ、2000年以上も前の中で妖怪を滅ぼすためだけに作られた「獣の槍」であった。獣の槍の伝承者となったうしおは、とらと共に様々な妖怪との戦いを繰り広げる。

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当時中古漫画屋さんで見つけ本。 絵の線が太くて、当時、抵抗あったけど、勢いはあります。 獣のやりという化け物退治の槍を持ったうしおと、ばけものとらとの物語。

文句なし!大河冒険ものの完成形! ジャンプのお家芸と思っていた大河冒険ものはサンデーで、「うしおととら」で完成しちまったんだよーというのが個人的見解。 ラスボスを見据えつつ、主人公と地続きのミッションを積み上げていく様は文学的とも言えるんじゃなかろうか。 読み進んでいくうちに高層建築ができていく快感がある。 んで、それが一気にラスボスへと届くラストのカタルシスは凄まじい。もう泣くとか泣かないとかいうレベルじゃないのよ。 ひたすら読むだけ。読み続けて気が付いたら終わってんの。 脇を固めるキャラクター達もあげはじめたら切りがないくらい皆、魅力的で、つまるところ個人的には欠けたところの無い作品。 絵的、マンガ的には無論、文句のつけようが無いしな。(好みの問題は無論、自由だ。) 流にーちゃんがホント好きなんですー! ヒーローババーンじゃないのよ、秋葉流!

藤田先生の漫画は好き嫌いがはっきり分かれると思うが、私はすごく好きです 徐々に心を通わせていくうしおととらの関係は、見ていて心が温まります。 終わり方も文句なしです。

11 もやしもん

完結済 巻数 : 13

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あらすじ・ストーリー
この力があれば新しいの発見だって、食中毒や流行病の未然防止だって、世界征服だってできちゃう?!細菌、カビ、酵母、ウイルス…etc。まとめて微生物なんて呼ばないで!こいつら強烈な個性もっている。

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全巻買って母と親子で楽しく読めました!あまり親しみのない農業のことの説明が詳しくのっていたり、とても面白かったです!この絵柄もすごい好きだしアニメもとても面白かったです。いろんな人にぜひ読んでほしいと思います!

主人公は種麹屋の次男坊・沢木直保。 彼には生まれつき特殊な能力があり、ミクロやナノの世界で生きる菌やウイルスを目視することができます。 それを視覚することができない普通の人には信じてもらえず、そのため、変わり者として扱われてきました。 そんな彼が「某農業大学」へ入学し、祖父の友人で細菌や発酵研究を行っている樹慶蔵のゼミに入ります。 直保と一緒に大学入学をした幼馴染の結城蛍や、大学の先輩、樹ゼミのゼミ生たち、そしてたくさんの菌たちとの大学ライフを描いた作品です。 酒造りや味噌づくり、ウイルスの感染症から発酵食品の歴史まで学べる学習マンガとしての側面も強いです。 序盤から、イヌイットの保存食・キビヤックや、韓国の高級食品・ホンオフェを取り上げていて、興味深く読めました。 口噛み酒というと『君の名は。』で有名ですが、個人的にはもやしもんで知ったという方のほうが多いのではと思います。 A.オリゼーを中心として、各菌たちの関係性や"かもし"のメカニズムが学べます。 また、A.ソーエやL.ヨグルティ、S.セレビシエ、O-157や溶連菌など、菌たちがマンガらしくデフォルメされていて、楽しく学べる菌マンガ的な作品ですね。 一方で、同級生、先輩たちも個性的です。 特に、序盤は幼馴染として一緒に大学に入学した結城蛍は、途中から不在になり、女装姿で再登場します。 恋愛要素低めのマンガですが、女装の蛍がモテてるようにみえる直保に嫉妬するようなシーンがあり、なんともいえない気持ちになります。 女性キャラは少なくないのですが、女装した結城蛍が一番人気キャラであることは言うまでもないですね。 地ビールについて議論を交わし、桶買いなどの商習慣にメスを入れるなど、菌だけではなくとりまく業界についても学べます。 ただ、終盤に連れて文章量がかなり多くなります。 ちゃんと読めばすごく良いと思うのですが、それこそ大学講義レベルの内容が繰り広げられるため、ある程度の理解力が必要だと思います。 ですが、菌の学習パートが本作のポイントではありますが、そこを読み飛ばしたとしても普通にマンガとして面白いです。 序盤は入りやすいので、斜め読みでもある程度詳しくなれるところもあると思います。 菌に興味があってもなくても生きるのに発酵は必要不可欠で、皮膚の上にも土の上にも空気中にも目には見えない菌がいる。 目に見えない彼らについてある程度知ってみると、世界が少し違って見えるかもしれないと思いました。

12 童夢

完結済 巻数 : 1

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あらすじ・ストーリー
超能力殺人のチェイスを始めた!ペンと墨が構築した超四次元コミック。日本SF大賞に輝く初期大友作品の頂点に立つロングセラー。

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真っ赤なトマトになっちゃいな と無邪気に人を殺す老人。この頃のマンガで超能力をホラーとして書いた作品は珍しかったと思う。

有名な作家の人達が影響を強く受けた漫画のひとつとよく聞くため読んでみた。 全く古さを感じない漫画だと思う。

団地での超能力者同士の戦いを描いた漫画。作者は大友克洋氏。 「AKIRA」の2年前に描かれた作品であり、個人的には話が長引いてクライマックスがぼやけた「AKIRA」よりもこちらの方が好きである。 本作品では割と初めのうちに犯人が分かってしまう。もしこれが推理小説だったらNGな展開だが、本作品では犯人を知ってしまった読者も当事者として劇中に取り込まれるような雰囲気になる。 没入感がハンパなく、目を背けることも出来ずに惨劇を観させ続けられるようになり、最後まで一気に読ませるシナリオが素晴らしい。 その意味でも、たった1巻で完結させた本作品はよく出来ていると思う。 それにしても「子供は怖い」。自分はアーサー・C・クラーク氏の古典的SF「幼年期の終り」を思い出してしまった。

13 スター・レッド

完結済 巻数 : 3

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あらすじ・ストーリー
この漫画のあらすじ・ストーリーがわからなくてみんな困ってるにゅ! 知ってたら助けて欲しいにゅよ~

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萩尾望都の中で一番好き SFの名作沢山ありますが、一番まとまりがいいっていうか、そんな感じ たった3巻ですが、かなり壮大な話で、感動もの、ちょっと寂しげ

14 星を継ぐもの

完結済 巻数 : 4

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あらすじ・ストーリー
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言わずと知れたSFの傑作 最初は原作である小説の方を読もうと思いましたが、せっかくマンガがあるのでこちらを読みました。 固有名詞が多く軽くメモでも取りながら読むと楽だと思います。 内容は70年代に書かれたものとは思えないほど、とても深く面白いものでした。 2014年のインターステラーに良く似ているなと感じました。共通しているのは物理学、天体学、地学などをしっかりと取り扱っていたところだと思います。 是非SFモノが好きという方に是非オススメしたいです。

15 アップルシード

完結済 巻数 : 4

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あらすじ・ストーリー
第5次大戦で壊滅に近い状態となった地球を総合管理局が統一する。混乱した地球とヒトの生存を目的として設立された都市オリュンポスはバイオロイドの手により運営されていた。総合管理局の存在を知らず、荒廃した都市で生活をしていた、機械の体を持つブリアレオスと兵器の扱いにたけたデュナンの前に一人の少女が現れた。二人は少女に導かれ、オリュンポスに招かれるが、そこでは密かに人類の運命を決める計画が進行していた・・・。攻殻機動隊で知られる世界的コミック作家士郎正宗の商用コミックデビュー作。美少女メカものの先駆的存在。2004年に劇場映画化された名作

18 21世紀少年

完結済 巻数 : 2

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あらすじ・ストーリー
『ともだち』に戦いを挑み命を落としたケンジが生きていた!自分の作った曲とギターを手に、彼は総てを終わらせる為に立つ。引き込まれずにはいられない魔性の作品!

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20世紀少年の完結編。 人類滅亡のために作られた"ともだち"のUFOが落ち、"ともだち"の企みを破ったケンヂたちが、"ともだち"の正体と過去の精算に動く内容です。 一応、ラストで"ともだち"の正体が明かされ、その動機についても、対読者に向けてはオープンとなります。 そのきっかけは、世界を混乱に陥れ、大勢の死傷者を出すに至ったにしては些細なできごとでした。 ただ、20世紀少年も含めストーリーは複雑なので、それまでの内容を理解していないと、最後まで読んでも意味が分からなかった、となる可能性があります。 また、超技術や巨大ロボット、巨大な宗教団体、政治団体を立ち上げるだけの資金や科学力の出処は不明のままで終わります。 "ともだち"の正体やその動機についてはわかりましたが、いまいちスッキリしない部分もある終わり方と思います。 "ともだち"の覆面の下の顔があるキャラとそっくりだったところなども、結局、明かされないまま終わった気がします。 普通に読んでも解説がほしい中で未回収の伏線も混在しており、その意味でも複雑な作品でした。 とはいえ、絶望的と言って良い状況から"ともだち"騒動を収束させていて、ケンヂたちの嫌疑やカンナの母の件も含め、大団円で終わっています。 カタルシスのようなものは無いですが、構成がかなりしっかりしている良作でした。 読むのに結構骨が折れる作品ですが、話題にもあった有名作ということもあり、興味があれば読んでみていいと思います。

19 ヨコハマ買い出し紀行

完結済 巻数 : 14

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あらすじ・ストーリー
海面が上昇しつつある近未来舞台ロボットのアルファとその周囲の人々を描く作品。変わり行く世界でも平穏に暮らす人々のゆったりとした雰囲気。繊細かつ濃厚な描写によって表現される果てしなく広がる風景。それら作品全体が醸し出す力にひたすら魅了されてしまう。

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改めて読み返してみましたが、すごい話だと思います。 もう、随分前に連載終了しているのに、全く色褪せないばかりか、懐かしいのに新鮮な気持ちにさせてくれるような。 作中の詞で言うところの、“お祭りのようだった世の中”が落ち着いて、“後に夕凪の時代と呼ばれる”未来の日本が舞台。 作中の状況についてはっきりと明言されてはいないのですが、どうやら都市は水没し、文明は衰退、人類は滅びに向かっている様子です。 そんな中、カフェ・アルファを営みながら、オーナーの帰りを何年も待ち続けているロボット、アルファさんと、周囲の人々の話。 地球を周回する謎の巨大飛行機、異様に育った果物、ロボットたちの出生の謎、人の形をしたきのこのような物体など、作中今の状況を読み解くようなTipsは登場するのですが、謎は解き明かされることなく、連載は最終回を迎えました。 そんなわけで、ストーリーはあっても断片的なため、アルファさんのてろてろとした日常をぼんやりと描いたものになっています。 文章が少ない、というか話によっては「んー」とか虫の声だけとか、そういう回もあります。 確かに、世界は破滅に向かっている雰囲気があるのに、悲壮感は感じられず、穏やかな時の流れを感じさせる作品です。 ただ一方で、作中には時間の経過があり、海はどんどん迫り上がって、子供が大人になって親になるのですが、アルファさんたちロボットは老いずに、カフェ・アルファで変わらぬ日々を過ごしてゆく。 人類が終焉を迎え、彼女たちの可動が止まるその日まで。 月琴という楽器が出てくるのですが、本作の雰囲気にもあって素敵です。欲しいなー。

20 機動戦士ガンダム THE ORIGIN

完結済 巻数 : 24

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あらすじ・ストーリー
人類は、宇宙世紀(以下、U.C.と記す)0001より、増えすぎた人口をスペースコロニーへと移住させることで地球の人口過密状態とエネルギー問題を解決し始めていた。コロニーへと移住した人々は「棄民」と揶揄された一方、コロニーへと移住することなく地球に「残り、住み続けること」は、その行為自体が特権(エリート)的行為とされた。前者をスペースノイド、後者をアースノイドと呼ぶようになった。それぞれのコロニーは自治政府が統治する形態をとりつつも、そこで生産される農産物などの資源は地球連邦への貢納を義務づけられ、地球連邦を脅かすような大規模な軍隊も持つことが許されず、各コロニーには連邦軍が駐留する形をとっていた。 そのなかでも、特に地球からの独立の気運が高いコロニー、サイド3:ムンゾ自治共の最高責任者ジオン・ズム・ダイクン議長と彼を支持する有力者達は、地球連邦国家からの独立を、主に共和制議会制度を利用し目指してきた。しかしその独立運動の象徴たるダイクンが、議会での対連邦重要演説中に急死してしまう (U.C.0068)。求心力を失った政治混乱の中、彼と共に独立運動を支えてきたデギン・ソド・ザビ一派とジンバ・ラル一派の政争が始まり、ムンゾ自治共和国防衛隊(後のジオン公国軍の母体とされている)や私兵集団である保安隊という暴力装置を一族で押さえていたザビ派が泥沼の政争を制する。その結果、デギンが共和国議長となり、更には自ら一族がジオン独立運動の正当な後継者であることを示すため、ジオン共和国を名乗り、彼の長男であるギレン・ザビ国民運動部長主導による対連邦戦争遂行体制の整備が進められていく。 こうした世相の中、ジオン・ズム・ダイクンの遺児であり、本作の準主人公ともいえるキャスバル・レム・ダイクンとアルテイシア・ソム・ダイクンの兄妹が、ザビ家の権力争い、更には前述した政争に乗じてザビ家内の自らの主導権を固めんと暗躍するザビ家の長女キシリア・ザビ親衛隊隊長によって翻弄されながら、懸命に生き延びていく。更にはキャスバルが、対地球連邦独立のためにジオン共和国内に設立されたスペースノイド合同宇宙軍士官養成学校に身分を偽ってシャア・アズナブルとして入隊し、「ザビ家への復讐」を胸に、軍人としてしたたかに成長していく。

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最初の3巻辺りで断念しました。今丁度映画やってるからその勢いで読もうかなと。

普通に面白いです、シャアの所以とか新ネタもちょこちょこあったし 最後があの曲で終わったので大満足

1979年からTV放映されたファーストガンダム(以降原作と記す)を、キャラクターデザイン・作画監督の安彦良和氏がコミカライズし、2001年から約10年間「ガンダムエース」誌に連載された漫画。 原作との一番の違いは、シャアとセイラの幼年期~シャアが赤い彗星と呼ばれるようになった前日譚がストーリー途中で追加されている点である。(OVA化済み) その他の大きな違いとしては次のようなものがある。 ・地球に降りたホワイトベースは、原作では地球を一廻りしてジャブローに着くが、本作品では最短距離でジャブローに行った後にベルファスト、オデッサ(オデーサ:ウクライナ語)などへ行く。 ・キシリアが、ドズルの姉ではなく妹になった。 ・ジムのビームサーベルが、左肩ではなく右肩に装備された(笑)。※やっぱり左腕でシールドを持っているのに左肩にサーベルを装備しているのは変だよね また、ラストのア・バオア・クーでのセイラさんの行動が意外でとても感動した。一年戦争終了後のセイラさんの様子はZガンダム、ガンダムZZで描かれているため今更変更は出来ないだろうが、本作品のこの展開をそのまま進めたifの世界も見てみたい。 本作品は安彦良和氏の繊細なタッチが堪能出来てとても嬉しい反面、手塚治虫氏が『新宝島』で導入した「映画的手法」のようなコマが多く、一言でいうと「コマ割りが古臭い」イメージがある。本作品は漫画ではなくアートブックとして楽しむ方が良いかもしれない。 - - - - - - - - なお、2022年6月に公開される安彦良和監督の劇場版『ククルス・ドアンの島』のエピソードは本作品に載っていないので注意して欲しい。 付け加えると、おおのじゅんじ作『機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島』も劇場公開作品とは別物なのでこちらも要注意。

21 究極超人あ~る

連載中 巻数 : 10

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あらすじ・ストーリー
ボンヤリ型の高校生アンドロイドと超愉快な仲間たちがくり広げる大騒ぎ!!全まんがファン必読、噂の大ヒット・ギャグ!!

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ゆうきまさみの伝説的ギャグ漫画。 ある程度より上の年代の漫画好きは当然のように知っている作品だと思います。 転校生のアンドロイド、R・田中一郎と個性的な光画部の面々が織りなす文化部日常系マンガ。 文化部日常系では走りというべき作品で、学校行事があり、生徒会との闘いがあり、幽霊騒ぎや顧問の問題など、今ではテンプレート的ともいえる内容を、とんでもないやりかた(ゲリラのように部室で籠城、ロードバイクで新幹線に追いつくなど)で解決していきます。 腹を抱えて笑える内容というわけではなく、まったりと読めます。 ただ、当時のタレントや声優などのマニアックなネタが多く、楽しむためにはある程度の前知識のようなものが必要かもしれません。 特撮好きな私としては、ニヤリとするネタが多かったです。 内輪ネタだったり、絶対に誰も知らないであろうコアすぎるネタを織り込むこともあるので、全部わかるということはまずないかと。 本作で有名な下山ダッシュはOVAで登場するエピソードで、本作中には登場しませんので、念のため。

連載当時から読んでいましたが、最初の頃は主人公のR・田中一郎がアンドロイドであるという事実が伏せられており、話中で彼がどつかれた際に頭がモゲたことから人間ではないことが分かり、(おそらく日本中の)全読者が大パニックになったという記憶があります。 というのも、彼はそもそも登場時から頭が外れることがあったのですが、当時の古典的漫画ではビックリした時、頭が外れる描写がギャグとして一般的にあり、本作品もこのような演出の一環として頭が外れるのだとばかり思っていたためでした。 ただ、改めて読み返してみると、彼が人間でないことは最初から当たり前すぎるほど明確なので、当時の自分はあまりに純粋だったなぁ…とつくづく情けなくなります。

22 TRIGUN MAXIMUM

完結済 巻数 : 14

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あらすじ・ストーリー
人間災害ヴァッシュ・ザ・スタンピードの戦いを描く。砂漠の惑星全体を巻き込みヴァッシュの秘密をめぐって戦いが繰広げられる。アメコミ風の絵とアクション、魅力的な悪役、徐々に明かされる秘密などどれも秀逸。特に人間の弱さ・醜さを知り、なお不殺を貫くヴァッシュの意志には、上っ面だけではない平和主義やヒューマニズムがある。これから読み継がれていくべき超大河SF作品。

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TRIGUN第二部。

24 イティハーサ

完結済 巻数 : 15

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あらすじ・ストーリー
作中は1万2千年前の古代日本を舞台にしており、真言告(言霊)の概念が存在する。 目に見えぬ神を信仰する世界、あるの少年鷹野(たかや)はある日捨て子を拾う。赤子は透祜(とおこ)と名付けられ、鷹野の妹として育てられた。7年後、透祜が育った村は目に見える神、威神の徒党に襲われる。生き延びた透祜と鷹野、彼等の兄のような存在の比古(あおひこ)は目に見える神、亞神(あしん)の信徒に助けられる。 目に見えぬ神々、目に見える神(平和を尊ぶ亞神、争いを好む威神)とその信徒の戦いを描く。

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25 成恵の世界

完結済 巻数 : 13

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あらすじ・ストーリー
ほのぼのストーリー。随所に渡り「機族」と呼ばれるメカ娘達のコメディ要素溢れる物語も、今作では重要な位置を占めています。最初は地球の話ですが、巻が進むにつれて二人の行動が銀河を左右するまで話が広がっていき、読者の追従を許しません。さらに作者入魂のメカ描写は秀逸の一言。ほのぼのストーリーと、メカ好きの方必見です。

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