
1 僕だけがいない街
完結済 巻数 : 9
- 作者 : 三部けい
- 時期 : 2013年-2017年
- 雑誌 : ヤングエース
- 出版 : 角川書店(角川グループパブリッシング)
あらすじ・ストーリー
売れない漫画家・藤沼悟は、「再上映(リバイバル)」と呼んでいる特殊能力を持っていた。その能力は、直後に起こる「悪いこと(事件・事故等)」の原因が取り除かれるまで、その直前の場面に何度もタイムスリップしてしまうというものだった。
ある日、ピザの配達中に交通事故をめぐるリバイバルを経験した悟は、事故の被害は減らせたが自身は負傷し、二日間入院することになる。これを機会に、ピザ屋で一緒にアルバイトをしていた愛梨と親しくなり、また事故の知らせを受けて上京した母親・佐知子とアパートで暮らし始めることになる。
後日、佐知子との買い物中にリバイバルが発生、このとき子連れの男の挙動に注目した佐知子は誘拐を未然に防いだことを確信し、同時に1988年に北海道で起きた誘拐殺人事件の真犯人の正体に気づく。
しかし、真犯人も気づかれたことを察知し、正体を伝えられる前に佐知子を殺害、死体の発見者である悟を犯人に仕立て上げる。悟は死体を発見後、リバイバルで殺害を阻止できないかと試みるが失敗。さらに強く念じたところ、それまで経験したことがない長期間のタイムリープが発生し、1988年にいることに気づく。2006年で母親を殺害した犯人と1988年の連続誘拐殺人事件が同一人物であると確信した悟は、2つの時代を往復しながら真犯人に立ち向かっていく。
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取りあえず第1巻の展開力は本当に素晴らしい。それ以降は主人公が悲劇的な結末を避ける為に奔走する姿が描かれているが、犯人が分かって終わりの作品ではない。アニメ版は1クールで少し急いだ感じがするので、この物語を楽しみたいのなら、こちらの原作の方をお勧めする。ただ、序盤の期待感に応えるだけの結末だったかと言われると、素直に「はい」とは言えない気がする。
タイムリープものの当たり年だった2016年。 この作品が一番出来が良かったと思います。 SF要素のあるミステリ漫画として紹介されることも多いですが 犯人探しや謎解きに期待して読まない方がいいでしょう。 犯人の候補は少なく、そこに行きつくまでの作業もかなり地味。 タイムリープの能力(本作ではリバイバルと呼ばれる)は本人の意志で起こせるわけではなく 後半覚醒して自在に操れるようになり犯人を追い詰める!・・・といったベタな展開もありません。 この漫画の魅力は何と言っても主人公の成長を描くストーリーの熱さ。 リバイバルは能力というよりむしろ彼に与えられた試練です。 主人公は宅配ピザのバイトで生計を立てている売れない漫画家。 自分に自信がないから他人と深く関わることを拒み、優しさを素直に受け入れられない。 そんな最近よく見かける設定の冴えない男が事件に巻き込まれ、 解決に向けて自分を奮い立たせ奔走する姿に心を動かされます。 家族の愛情の深さに気付いたから犯人を見つけ出すための行動を起こす勇気を持てる。 どん底の中でも信じてくれる人がいたから他人と手を取り、一人では為しえなかったことを実現できる。 この漫画にはそんな作者の強い信念がこめられていて、少年漫画的な熱さがあります。 だからこそ主人公に共感し、犯人と対峙する場面に手に汗を握り、 邂逅のシーンで思わず泣きそうになってしまう。 少々エンジンのかかりが遅いところはありますが、是非最後まで読んでください。 SFサスペンスで家族の愛情、友情の尊さ、人生への賛歌を表現した傑作だと思います。
犯人がわかっても楽しめる。 アニメよりも全体的にストーリー構成が素晴らしい。 そして何より。最近ダラダラダラダラ長いだけの漫画が多いけど、ポイントしぼって9巻で完結。 最高です。
2 BLUE GIANT
完結済 巻数 : 10
あらすじ・ストーリー
ジャズに心打たれた高校3年生の宮本大は、雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、何年も川原でサックスを独り吹き続けている。
「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」
努力、才能、信念、環境、運…何が必要なのか。無謀とも言える目標に、真摯に正面から向かい合う物語は仙台、広瀬川から始まる。
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読み進めていくうちに本当に漫画の中に引きこまれていきます。 ジャズの熱さ、キャラクターの感情等ダイレクトに伝わってきて、自分の感情も揺さぶられます。 今一番続きが楽しみな漫画です。
ジャズ・サックスのプレイヤーを目指す若人が主人公の作品。 高校生の宮本大は、ある日ジャズに触れ、そしてライブハウスで聞いたジャズ演奏を目の当たりにし、世界一のジャズ・サックス奏者になることを決心する。 本作については「騙されたと思って、一巻だけでいいから読んで見てください」につきると思います。 浦沢直樹ライクな画風と、ジャズをテーマとしている渋い内容に敬遠してしまいがちで、実際、私もいまいち食指が動かなかったのですが、あまりにもネット上の評判が良いので、少なくとも駄作ではないと思って読み始めてみました。 これがもう凄いのなんのって、ここまで続きが読みたくなった漫画にも久しぶりに出会いました。 宮本大がサックス奏者として躍進する様を描いた作品と一言で言うとそうなのですが、高校生からサックスを始めて一朝一夕に、ジャズのプロとして食っていけるようになるわけもなく、序盤、主人公は河川敷で一日も欠かさず練習を続けます。 仙台という厳しい土地にも関わらず、大雪が降っても、真夏でも、ひたすら練習を続ける、その様がまずは常軌を逸しています。 「一日も欠かさず練習をする」こと自体は他の漫画でも見られる描写ですが、実際やってみろと言われるとかなりきつい。 宮本大はそれを誰に強制されるわけでもなく、“自分のために”やるんです。 その描写に、心打たれます。果たしてここまで打ち込んだ何かが自分にあったかと問いかけてくるかのようで。 そして読み終える頃には、宮本大のファンになって応援していることとなると思います。 ジャズをテーマにしている漫画なので当然演奏のシーンも多々あるのですが、月並みな感想ですが、音が聞こえてくるようでした。 演奏中は基本的に擬音語は書かれないスタイルですが、演奏の迫力、汗、周囲の反応、息継ぎや指使いの描写に優れていて、セリフも擬音語も無いページが数ページ続くこともあるのですが、不思議に騒がしく感じます。 そして決まってそういうページでは涙腺が緩みました。 中盤に差し掛かる前辺りから舞台を仙台から東京に移し、自信家のピアニスト沢辺雪祈と、高校生からの同級生だった玉田俊二をドラマーに引き込みトリオを組みます。私的には玉田が特に好きなキャラです。 玉田は進学のために上京していたところを、住み場所のない大に押しかけられるという役どころだったのが、大と雪祈に感化されてドラムを始めるます。つまりメンバーで唯一のただの素人なのですが、必死に練習し大と雪祈の演奏に追いつくようになります。 正直勇気づけられます。天才でもない、積み重なった努力もない、そんな今の自分にもこれから頑張れば何かできるのかもしれない、そんな気にさせてくれるキャラです。 全10巻ただし、10巻で完結せず、続編「BLUE GIANT SUPREME」に続く終わり方になっています。 実際のところ本作は羽ばたくまでの序章にすぎない内容だと思います。「BLUE GIANT SUPREME」も注目です。
凄すぎて笑えちゃう貴重な“漫画” といったら、大げさに感じられるかもしれないけれど、実際に身震いするようなシーンに「ハハハハハ!」と声に出して笑ってしまい、同時に感動から涙がタラーっと流れてしまった。(続編ではさらにそんなシーンが幾度かあった)
3 からかい上手の高木さん
連載中 巻数 : 19
あらすじ・ストーリー
いっつもオレをからかってくる隣の席の高木さん。
だけど見ていろ、今日こそは必ず高木さんをからかって恥ずかしがらせてやる!!
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高木さんの動作や言動から溢れる恋心が魅力です。 主人公である男の子の視点で描かれているので、高木さんの心の声は聞こえてきません。 それでも、高木さんの動作や言動から高木さんの心の声が聞こえてきそうで、もどかしい気持ちになります。 『もし、主人公がこう行動していれば』という妄想が掻き立てられて、気が付いたら頭の中で二次創作をしている自分がいました。 ニヤニヤできる良作です。
女の子にひたすらからかわれる中学生のラブコメ。 ひたすらイチャイチャしてると言ってもいい。正直うらやましい。 ワンパターンといえばワンパターンだけど、なかなか飽きがこない。 5巻が一番面白かったです。
とにかく二人のやりとりが面白くて微笑ましい! 高木さんのふと見せる照れた表情や西方の高木さんを思いやってる行動が見ていてずっと見ていたくなる感じ。
4 テルマエ・ロマエ
完結済 巻数 : 6
あらすじ・ストーリー
世界で最も風呂を愛しているのは、日本人とローマ人だ!!風呂を媒介にして日本と古代ローマを行き来する男・ルシウス!!彼の活躍が熱い!!……風呂だけに。
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最初の映画で来場特典でもらったやつだけ
目のつけ所が面白い!3巻くらいでネタが尽きるんじゃないかと勝手に心配してた(笑)
何か変わったキャラで独特な雰囲気の漫画でしたが、それなりに面白く読めました。
5 響 ~小説家になる方法~
完結済 巻数 : 13
- 作者 : 柳本光晴
- 時期 : 2015年-2019年
- 雑誌 : ビッグコミックスペリオール
- 出版 : 小学館
あらすじ・ストーリー
とある文芸編集部の新人賞宛に送りつけられた、直筆の投稿原稿。編集部員の花井は、応募条件を満たさず、ゴミ箱に捨てられていたその原稿を偶然見つける。封を開けると、これまで出会ったことのない革新的な内容の小説であった。作者の名は、鮎喰響。連絡先は書いていない・・・
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「小説の世界を繊細に描く純文学青春譚」 ・・・・・を想像していました。 タイトル詐欺です。表紙イラストも釣りです。 小説家みたいなビジュアルイメージにしにくいものを、 マンガでどう表現しているか期待してたんですよ。 そんな幻想は第1話で木っ端微塵に崩れ去ります。 レビューを書いている事点で5巻まで刊行されていますが ここまで響ちゃんの書いた文章、一切マンガに登場せず。 じゃあ一体このマンガはなんなんだよ!というのは読んでのお楽しみですかね。 5巻の表紙だけ真実の姿の近いとだけ言っておきます。 それにしても、おかしいだろこのマンガwwwwwww
3巻まで読んだ感想です 主人公がイかれたキャラクターということは事前に知っていましたが想像以上でした 天才だけど人間的に致命的な欠点がある主人公はよくある設定ですが、その他の設定、キャラの行動、話の流れがあまりにもリアリティーがなくてギブアップです 主人公が気軽に暴力を振るうのはそういうキャラとして受け入れられますが、暴力を振るった後の結果が都合が良すぎます 続きをもっと読めば面白く感じてくるのかもしれませんが、私には合いませんでした
2017年のマンガ大賞 大賞受賞作で、平手友梨奈主演の映画も話題になった作品です。 いかにも文学少女然とした知的な少女が静かに読書をしている表紙と、"小説家になる方法"というサブタイトルから、「ああ、この少女が小説家になるためにがんばる話なんだろうな」と思ってページを捲ったのですが、全然違いました。 表紙の少女は気に食わないことがあると、相手が見知らぬ大人だろうが文部科学大臣だろうが即ぶん殴る武闘派で、ずけずけと物を言い、そして小説に関しては天才的な才能を持っています。 "小説家になる方法"というサブタイトルですが、小説家には開始して速攻でなります。成り上がります。 なお、本作の主人公みたいな何書いても超絶絶賛されて、失礼を働いた相手にも才能で黙らせるような方法誰にも真似できないので、本作を読んで小説家になるためにはどうすればいいか学ぼうと考えているような方向けの内容ではないですね。 あらすじは、ある日、文芸雑誌「木蓮」の編集部に、募集要項を無視した、手書きの新人賞応募作が届く。 それを読んだ編集者の「花井 ふみ」は、内容に感動し、宛名しかないその作品・お伽の庭の作者「鮎喰 響」を探すが、名前しかわからない。 彼女、鮎喰 響は、今年から高校生になった女の子ですが、コミュニケーションを取るのが苦手で、誰とでも衝突をしてしまう性格をしていました。 花井は、作家「祖父江 秋人」の娘、「祖父江 凛夏」との繋がりから、響と接触することに成功するのですが、響は相手の立場も知らない花井と初対面で殴り合いのケンカをします。 そしてその後、文学賞の審査員である作家「鬼島 仁」の顔面に回し蹴りを食らわせます。 さらに新人賞の授賞式では、壇上で同期の受賞者を後ろからパイプ椅子でぶん殴ります。 それぞれ、もちろんそうなった経緯はあるのですが、基本的に小説家・響による残虐レスラーのようなダーティーファイトが繰り広げられる展開となります。 作品の雰囲気としては"クロエの流儀"に近いと思いました。 主人公は普通に騒動を起こして周りを不快にさせる嫌な奴なので(なぜかみんなにモテモテですが)、そういうキャラが苦手な方にはおすすめできないです。 響は狂人ですが、文才自体は間違いなく、文壇上で俺TSUEEEを繰り返す展開となります。 金の卵である彼女を利用しようと企む悪い大人たちに文字通り鉄拳制裁を加える内容で、この状況をどうひっくり返すのかというところは読んでいてワクワクしました。 表紙やタイトルから受ける印象からは全く違う内容でしたが、とても面白かったです。 サスペンス要素があり、続きの展開が気になる作品で、全13巻、気付けば一気読みしていました。 ただ、前述の通り、主人公の正確に難ありのため、人を選ぶかも知れません。私は面白かったですが、賛否があると思います。
6 信長協奏曲
連載中 巻数 : 22
あらすじ・ストーリー
勉強が苦手な高校生のサブローは、ひょんなことから戦国時代、天文18年(1549年)にタイムスリップしてしまい、そこで出会った本物の織田信長に、病弱な自分の代わりに信長として生きてくれと頼まれ、信長として生きていくこととなる。
当初は、周囲から困惑され裏切りや暗殺されかかるも誤解や偶然が重なり飄々と切り抜ける。このことから家中や領民から支持され、家臣の平手政秀の死をきっかけに本気で天下統一を志す。室町幕府第13代将軍の足利義輝との謁見をはじめ、尾張、美濃を制覇し京に上洛後、敵対した足利将軍家・朝倉家・浅井家・武田家など隣国大名を打ち破っていく一方、楽市楽座・産業振興・兵農分離などを推し進め領地経営も成功し安土城築城を開始して天下人へ駆け上がりつつある。[wikipediaから引用]
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ざっくりした感じがとても読みやすい。
合わなかった
7 月刊少女野崎くん
連載中 巻数 : 15
- 作者 : 椿いづみ
- 時期 : 2012年-
- 雑誌 : ガンガンONLINE
- 出版 : スクウェア・エニックス
あらすじ・ストーリー
無骨な男子高校生「野崎梅太郎」。彼に恋をした女子高生「佐倉千代」は勇気を振り絞って告白するものの、何故か恋人ではなく少女漫画家のアシスタントになったのでした…。
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読むたびに、こういうマンガは強いなあと思います。 思い切って片想いのあの人に告白した女子高生が手に入れたものは、宛名入りサイン色紙だった!? 朴念仁な現役高校生少女漫画家・野崎君、彼に振り回される千代ちゃんと、個性豊かな友人たちが贈る、ギャグ色濃厚4コマラブコメ。 恋愛成就から薄皮一枚、だけど全力で遠ざかる方向に構築されていく人間関係が見どころ。 キャラ同士のすれ違いっぷりが、とにかく読んでて可愛いし楽しいです。 千代ちゃん報われろ。 とか言いつつ堀鹿島ペア推し。 あと、何より安心感がある。 最新刊買うのは決定事項、オススメ訊かれたらコレ、みたいな横綱相撲。 白鵬よりつえーや((+_+)) この作品、何をやるか、何ができるかが明確なんですよね。 完全にキャラ同士の絡みで笑いを作るキャラマンガなんだけど、各キャラの軸がかっちり決まってる。 人数もそこそこ投入してるから、定番だったり少しずらしたり、キャラの組み合わせも自在。 たまに原点に立ち返ったカップルで胸キュンを作るのも忘れない。 やってることはシンプルだし、それ以上をやろうとはしません。 余計な事しなくてもいいくらいラブ&コメって強いし、それを自在に行き来できる技量を作家さんが持ってるのでしょう。 気づけばもう9巻ですか、ずっとド安定の面白さです。 『俺様ティーチャー』を斜め読みするに、椿先生はキャラの組み合わせで無限に話が作れそうな方。 ここまで来ると、いつまで続くか、どう終わるかは、政治的な理由の比重が大きくなりそうですが、やはり墜落のしようがない安定感。 きっと最後まで楽しくお付き合いさせて頂くことになると思います。 もっかい、千代ちゃん報われろ。
少女漫画家の野崎と彼を慕うヒロインを中心にした、すれ違い系日常群像喜劇。 クラスメイトの野崎に想いを寄せているヒロインは、ある日彼に告白をする。 しかし話が噛み合わず、彼女は野崎のアシスタントをすることになり、この日を境にドタバタした日常が始まる。 この作品の一番の特徴はすれ違い系のコメディ。 登場人物たちの噛み合わない会話のせいで、人間関係が明後日の方向に進展していってしまう。 また、主要登場人物それぞれにヒーローとヒロインのペアがあり、複数のラブコメが群像劇のように展開する。 そして面識のない(作中の中では関係が深くない)人物達が鉢合わせすることもあり、読者がニヤニヤできる要素もある。 御託を淡々と並べたが、言いたいことは一言。 本作は最高のギャク漫画である。
キャラが光る作品(⌯˃̶᷄ ⁻̫ ˂̶᷄⌯) ストーリー性の少ない4コマ漫画ながら 個性豊かなキャラが魅力となり作品を引っ張っている。 それぞれの恋愛模様も気になるところ♪
8 ダンジョン飯
連載中 巻数 : 12
- 作者 : 九井諒子
- 時期 : 2015年-
- 雑誌 : ハルタ
- 出版 : KADOKAWA/エンターブレイン
あらすじ・ストーリー
ダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、
金と食料を失ってしまった冒険者・ライオス一行。
再びダンジョンに挑もうにも、このまま行けば、途中で飢え死にしてしまう……。
そこでライオスは決意する「そうだ、モンスターを食べよう! 」
スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン!!
襲い来る凶暴なモンスターを食べながら、
ダンジョンの踏破を目指せ! 冒険者よ!!
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ファンタジー世界を舞台にした料理漫画 そして、その食材はスライムやゴーレムといった「モンスター」 この漫画の不思議な面白さは 「まるで実在するかのような感覚」に陥ることでしょうかね 空想の世界だったファンタジーの世界を舞台に 「食」という極めて身近なテーマを盛り込み、個性的なキャラクター達で彩れる いままでありそうでなかった、面白い感覚になる漫画です。
【モンスターを食べるのにめっちゃおいしそう笑】 RPG的なダンジョンの中に入っていく中で出会うモンスターたちを料理していく食べていくマンガ。 これはジャンル的にはどこらへんになるのか分からないけど、たぶんグルメ漫画かな?笑 それくらいに出てくるご飯がめちゃくちゃおいしそう。 モンスターを食べるって聞くとグロテスクとかまずそうとか思い浮かべると思うんですが、むしろおいしそうなんですよね。 僕もダンジョンの中に入っていってモンスターたおして食べたい。 ちなみに僕のお気に入りのレシピは「大サソリと歩き茸の水炊き」です。
妹がドラゴンに喰われた!というのが本作品の第1話。 幸い、残りのパーティメンバーは魔法によってダンジョンから無事に脱出出来たのだが、そこからが問題。 いきなり脱出してきたので装備は全部ダンジョン内に置きっぱなし。着の身着のままの状態でどうやって妹を助けにいくか?更に問題なのはダンジョン走破の際の食料はどうするか?買うにしても金はないし… で、ひらめいた!「ダンジョン内のモンスターを食べればいいじゃん!」「えーそれ、やだよ」「無理無理…」 とか、ってオイ!お前達。そんなグダグダやっていていいのか?だって、妹はドラゴンに食われたんだよ? 何のんびり内輪モメしているんだ!早く助けに行けよ! と読んでいるこっちがハラハラする(涙) というのも、本作品では「ダンジョン内で死んでも蘇生術で生き返られる」という設定があるため、登場人物達の死生観は我々とは全く違う。この点に大きなショックを受けた。 本作品はグルメ漫画の体を成しているが、あれはグルメ漫画を皮肉っぽくおちょくっただけで料理漫画ではない。 上記のように常識に囚われない斬新な世界を楽しんで戴きたい。
9 惡の華
完結済 巻数 : 11
あらすじ・ストーリー
ボードレールを愛する少年、春日高男。ある日、彼は、放課後の教室に落ちていた、大好きな佐伯奈々子の体操着を、思わず盗ってしまう。それを、嫌われ者の少女・仲村佐和に見られていたことが発覚!! 盗んだことをバラされたくない春日に、彼女が求めた“契約”とは‥‥!?
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つまらないというより、主人公の思いやりの無さにイライラする。 サブキャラも増悪な描写で読了不可な作品でした。
イガイガしてドロドロして爽やかな青春マンガ、素晴らしいです。 実のところ、物語の内容というより、何か作者の惡の華をカッコつけて意味もわからず持ち歩いたとかのエピソードへの共感がすごかったところもありますが。 押見修造は自分に誠実で、やもすると青春文学といえるようなやり方が本当に魅力的だと思う。 ただ、話の展開の仕方はやや迷走していたようにも思う。最初に全体の構想はちゃんと練っていたのだろうか。青年マンガにありがちな重々しいテーマと瞬間的な詩的な描写のために全体の構成があまりうまくいっていない現象が若干あるように思う。 まあ週刊マンガ(だよね確か)でやるにはやや重すぎるテーマかな。
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10 ゴールデンカムイ
完結済 巻数 : 31
あらすじ・ストーリー
『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。『黄金を巡る生存競争』開幕ッ!!!!
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主人公やその周りのキャラクターが魅力的だけど、敵はそれより更に魅力的なキャラクターが大勢いる。
ストーリーはまあまあおもしろいし、ご飯が美味しそうだし、アイヌ文化とか言葉を知れる面白さもあるって感じ
明治末期の北海島を舞台にした作品です。 アイヌを殺害して金塊を奪ったとされ網走監獄に収監された男が、金塊の在処を残すため複数の囚人の身体に隠し場所を示す入れ墨を彫り脱獄させます。 入れ墨は一つでは場所がわからないようになっており、金塊の場所を特定するためには、囚人の入れ墨・刺青人皮を集める必要がある。 財宝の在処を巡る複数陣営の争いを縦軸に、アイヌと北海道の歴史、アイヌ文化や自然について語られる内容となっています。 主人公は元・日露戦争の陸軍兵「杉本佐一」。 彼は亡くなった友人の妻であり幼なじみの「梅子」の眼病の治療費のため、お金を必要としています。 そんな折、偶然に出会った網走監獄の脱走兵から金塊の話を聞き、戦いの渦に飛び込んでゆく展開です。 また、杉本は、冬眠明けのクマに襲われていたところ、アイヌの少女「アシㇼパ」に救われます。 殺害され金塊を奪われたアイヌは彼女の父であり、アシㇼパは父の仇を討ち金塊を取り戻すため、杉本と行動を共にします。 杉本の他に、鶴見中将率いる陸軍第七師団、蝦夷に独立国家を築くため金塊を狙う元新選組副長「土方歳三」陣営の、大きく3つの陣営が金塊を狙っていて、北海道中に散らばった入れ墨を持つ囚人を巡り競い合うという内容です。 奪い合いは刀や鉄砲で殺して奪うのが基本で、熊による獣害描写もあります。 集めるものがそもそも人の皮ということもあり、全体的にグロいシーンが多々あるので注意が必要ですね。 また、3つの陣営は競い合っているのですが、分裂したり、一時的に手を組むこともあり、登場人物も多いです。 2022年4月7日から28日までの全話公開で一気読みしてみましたが、状況がわからなくなることがあり、どちらかというと一気に読むには向かない作品だと思います。 コミックスでは加筆がされるそうなので、コミックスでも読み直してみようと思っています。 各陣営のキャラは非常に個性的で、危ない思想を持ったキャラが多いです。 またキャラクターは筋肉質な野郎の割合が圧倒的に多く、濃厚な野郎同士の絡みを楽しめる作品でもあります。 ラッコ鍋の場面などは特に有名ですね。 時にはいがみ合っていた男たちがラッコの熱にあてられ、情熱に任せて取り組みを行うというとんでもない名場面です。 また、ほとんど唯一のヒロインと言えるアシㇼパさんも、アイヌの食文化で美味とされる小動物の脳みそや目玉を杉本に食わせるシーンでドン引きする杉本を恐ろしい表情で見つめるなど、ヒロインというよりも顔芸の印象が強いです。 本作において、ロマンスと言われて思いつくのは野郎同士の絡みですね。 アイヌの文化についても詳しく読むことができます。 その内容は北海道アイヌ協会からも評価されていて、資料や文献の正確さは信頼できると思います。 作中、杉本たちは樺太にわたりますが、日本でもロシアでもない、アイヌという民族目線の樺太が書かれていて、その歴史とも相まって興味深く読めました。 ラストも、現在も続くアイヌ文化を残す活動につながっていくようなきれいな終わり方でした。 大団円ですが、最後は白石が持ってっちゃいましたね。
11 恋は雨上がりのように
完結済 巻数 : 10
- 作者 : 眉月じゅん
- 時期 : 2015年-2018年
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あらすじ・ストーリー
少女17歳。片想い相手は冴えないおじさん
橘あきら。17歳。高校2年生。
感情表現が少ないクールな彼女が、胸に秘めし恋。
その相手はバイト先のファミレス店長。
ちょっと寝ぐせがついてて、
たまにチャックが開いてて、
後頭部には10円ハゲのある
そんな冴えないおじさん。
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人生の折り返し地点にさしかかった彼が織りなす
小さな恋のものがたり。
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ビッグコミック、と言うよりは小学館らしい良質な恋物語。 個人的に読者の男女比が気になる作品だが、書影のヒロインが気になる男性諸氏は読んで損はないと思う。 ・・・んー、この手の作品て「何処に行き着くか」が割りと重要だと思うので、現時点だとこんなもんかな。
女子高生がバイト先のファミレス店長のおじさんに恋する。 ただそれだけで、キャタクター造形に優れているわけでもなく 絵は少し古風で萌えるような絵柄でもなく ドキドキするような展開もなく 心を打たれるような台詞などなく ラブコメのような面白さがあるわけでもなく びっくりするほど中身のない、いわゆる雰囲気マンガである。 実写化しやすい内容だけど、まさかね・・・
主人公の美人女子高生と冴えない中年ファミレス店長との恋物語。 女子高生のほうからアプローチするのだが、そんな甘い話はないと冷静に距離をおく店長の心情がいじらしい。 女子高生のほうも恋愛には慣れてないのだが、自分の気持ちに素直に行動しているところがすがすがしい。 作者は今作が初連載のようですが、絵のクオリティも高く、脇役のキャラクターも上手く描いている。 今続きが一番気になる作品です。男女ともおすすめです。
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完結済 巻数 : 22
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鈴木英雄。35歳。
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グロい((((;´・ω・`))) 「グロい、キモい」と言いながら読み続けていますw ゾンビものですね。 コッチ方面好きな方にはオススメだが やや展開が遅いのが難点。 今後の謎解きをどう描くのか期待して います!
まだ読んでないの?! 読まない理由が見つからないッ!
いわゆるパニックホラー漫画です。 世界中がゾンビのような存在、通称・ZQNになる謎の感染症にかかり、そんな世界から活路を見出すべく抗う一人のダメ人間の話です。 ZQNになると自我がなくなり、生前では信じられないようなパワーを持って生者に襲いかかり生きたまま肉を食い破ります。 そしてZQNに噛みつかれた人間はZQNになってしまうという設定で、話が進み連れてZQNがある共通の行動をしていることや、ZQNに噛みつかれてもZQN化しない特殊な存在がいること、そして謎の巨大な生命体などが現れ、少しずつその謎が解き明かされていく形式となっています。 主人公は「鈴木英雄」という、かつては数巻程度の連載も持っていた漫画家で、30半ばでアシスタントとして生計を立てています。 彼は極度に内向的で、人をやり込める妄想をしたり、自分を肯定してくれる存在と会話することが日課になっています。 恋人はいるのですが、売れっ子漫画家の元カレと当然のように連絡を取り、冴えない英雄は日々重圧を感じています。 主人公は冴えない中年男性で、1巻は彼のつまらない日常描写を淡々と描いていますが、テレビのニュースや数が増える警察や自衛隊の行動などから日常に少しずつ違和感が生まれ始めます。 1巻ラストで、英雄の日常は一気に音を立てて崩れるのですが、そこに至る描写は秀逸です。 とりあえず、1巻を読んで欲しいと思います。 多分、どこかのWeb漫画サイトで1巻までなら公開されていると思うので、1巻ラストは本当に鳥肌が立ちました。 その後も失速することなく、面白く読むことができました。 終盤あたりで役者が揃い、いよいよクライマックスとなる最終巻、最終巻が、読んで「えー」ってなりました。悪い意味で。 全22巻の21巻までは楽しく読めたのです。正確に言うと、21巻の終盤に、「これってちゃんとたためるのかしら」という不安はあったのですが、その不安が見事に的中します。 最終回は本当にひどいです。多分、たたみ方を考えずに大風呂敷を広げてしまったのだと思います。 1巻はおすすめ、ただ、その後も21巻までは面白いので、本作をおすすめするかについては難しいところです。 オチが良ければ名作だったのにと思いました。
13 約束のネバーランド
完結済 巻数 : 20
あらすじ・ストーリー
母と慕う彼女は親ではない。
共に暮らす彼らは兄弟ではない。
ここグレイス=フィールドハウスは小さな孤児院。
至って平穏なこのハウスでささやかながらも幸せな毎日を
送る三人の主人公エマ、ノーマン、レイ。
しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた・・・
子供達を待つ数奇な運命とは・・・!?
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子供の頃に見た悪夢そのものだね。 新鮮な驚きは無いけど、まさに追体験だろうか。 夢から覚めてそのまま漫画にしたような感じ… このどうしようもない無力感と焦燥感。 色があるような無いような不思議な感覚に陥りたいならどうぞ約束のネバーランドで。
これを見つけたとき、約ネバだぁぁぁぁ(((o(*゚▽゚*)o)))となりましたwww エマが可愛い❤︎ ノーマンは、天才すぎる。。。 レイはかっこいいし、クール! と、思いました! 約ネバの実写版もありますが、実写では表しきれないところもあり、漫画が一番!だと思います!www 最終回までが、怖かったデスが。。。
週刊少年ジャンプで連載されていた作品です。 ジャンルを分類するとしたらサスペンスアクションという感じですかね。 舞台はグレイス=フィールド(GF)ハウスという孤児院 。 たくさんの兄弟達と優しいママの元育てられた子供たちが、自分たちの過酷な運命を知り、その運命から逃れるため抗い始めるという展開です。 主人公はGFの孤児「エマ」。 ある日里親が決まってハウスから去っていった少女・コニーの忘れ物に気づき、同級の「ノーマン」と共に、近づいてはならないと言われていた門へ届けに行くのですが、そこで見てはならないものを見てしまいます。 信じていたものが足元から瓦解し、絶望の後、その世界から逃れるために動き出す展開となります。 ネタバレたくないので具体的に書きませんが、いくらでもグロくできる設定にも関わらず、絵柄はイラストのようにキレイで、近世ヨーロッパ風のファンタジーな世界観が描かれています。 主人公のエマは女性主人公なのですが、ラブコメ要素は一切無く、ジャンプらしくない作風だと思います。 ただ、他のジャンプ先品とは別のベクトルで"友情・努力・勝利"が押さえられていると感じました。 序盤はとても良かったのですが、中盤から後半にかけてはちょっと間延びした感じがありました。 終盤もご都合主義が凄いです。 何でも叶える神龍的存在(代償あり)が出てきたり、どう考えても死んでるキャラが生きてたり、全部解決できる奇跡の存在みたいな事実が判明したり、頭脳バトルに見えて、意外に深く考えず楽しめる作品だと思います。 ただ、ラストの展開はすごく良かった。 今までの全てが報われたような気がしました。 下手に調べてネタバレを踏んでしまう前に、序盤だけでも読んで欲しい作品です。
14 昭和元禄落語心中
完結済 巻数 : 10
あらすじ・ストーリー
満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎(よたろう)。娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。昭和最後の大名人・八雲(やくも)がムショで演った「死神」が忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに……!? 昭和元禄落語心中・与太郎放浪篇、いざ幕開け!!
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師匠の過去話のあたりでちょっとダレたけどやっぱり一気見するとおもしろい~。 師匠のお色気がたまらんので枯れたオッサン好きにもおすすめです。 追記 最終巻まで読んで、すごくよい漫画って認識に変わりました。 前回のレビュー通り、ダレる部分はありますが、ぜひぜひご一読頂きたいです。
この作品を読んで、落語を聴きに行きたくなりました。 まだ、借りた1巻しか読んでいませんが、作者の力でしょうかグイグイと世界に引き込まれていきます。 やや少女マンガよりの雰囲気ではありますが、良き日本の文化を丁寧に表現していると思います。 解釈ひとつで語り手の作品に出来るのも落語の面白さと、読み取りました。 これは購入して現実の本棚にもコレクションせねば...。
舞台は昭和後期、獄中に見た落語に感動した元チンピラの男が、出所後即、落語家の元を訪れて弟子入りを志願する。 「与太郎」と名付けられたその男が最初の章の主人公で、表現の難しさ、楽しさと、師匠「八代目有楽亭八雲」の過去の因縁を知っていく展開となります。 2章は時が変わって戦前から戦後、襲名前の八雲・菊比古と、同時期に入門した初太郎の物語。 3章は再度時が戻って真打の昇進した与太郎こと三代目助六の物語となります。 戦後から平成初期にかけての落語界を舞台にした壮大なドラマで、移り変わる激動の時代に則さない落語という娯楽と心中しようという落語家の、一生が綴られています。 才能や色恋、襲名、擬似家族などの想いが複雑に絡み合ったストーリーで、雅でいて心を打つ物語だと思います。 落語界を描いていて、モデルもいるそうなのですが、主人公以外の落語家との確執であったり、大きく5つある落語界の裏表を描いたような泥臭い内容は描かれないです。 また、作中は色々起きるのですが、中心は落語ないし人で、実際に落語を弁じるシーンが多く描かれています。 落語のシーンは落語家もお客さんもとても楽しそうに描かれているので、本作を読んで、実際に落語を聞いてみたくなりました。 全10巻と短めですが、内容は濃くて重く、腰を据えて読む作品だと思います。 そして、その価値が十分ある素晴らしい物語でした。
15 ドリフターズ
連載中 巻数 : 7
- 作者 : 平野耕太
- 時期 : 2010年-
- 雑誌 : ヤングキングアワーズ
- 出版 : 少年画報社
あらすじ・ストーリー
西暦1600年、関ヶ原の戦いの最中、謎の存在『紫』の手により島津の退き口から、エルフやオークのいる異世界に召喚された島津豊久は、同様に流れ付いた織田信長や那須与一と出会う。その地で「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれる豊久らは、成り行きと武士としての本能から、人間が支配するオルテ帝国に虐げられるエルフの村を解放、その勢いのまま「国奪り」を開始する。
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絵が苦手で敬遠してましたが、アニメを見てとてつもなく面白かったので漫画を一気に読みました。 歴史好きやGATE好きなら面白いです。
16 テラフォーマーズ
連載中 巻数 : 22
あらすじ・ストーリー
「全く見た事のないものと出会う時、人間は人間ではいられない。」
西暦2599年──。火星のテラフォーミングが進行し、その地表は一面の苔とある生物で覆われていた。そして、選ばれし15人の若者達は重要任務の遂行を期待され、有人宇宙船『バグズ2号』に搭乗し、火星へと向かう。かの地で彼らを待つ、想定外の進化を遂げた生物の正体とは…!?
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17巻で丁度飽きてきた所で火星編が終わってこれからに期待してる。
火星編は面白かったです。
17 ボールルームへようこそ
連載中 巻数 : 11
あらすじ・ストーリー
平凡な中学生、富士田多々良は何の目標も見出せず、無為な日々を過ごしていた。そんなある日、不良に絡まれているところを謎の男に助けられる。 男が多々良を連れて行った先はなんと、社交ダンスの教室! 同じ学校に通うダンサーの女の子、花岡雫や、そのパートナーで天才ダンサーの兵藤清春らに触発されながら多々良のダンススポーツにかける青春が幕を上げる!!
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あまりメジャーではありませんが競技ダンスを取り扱った作品です。 あまり知られていない競技なので読んでいて新鮮です! 恋愛あり友情ありらいばるありもちろん憧れの人も登場します! スポーツ漫画好きな人もそうじゃない人にもオススメ!
何もなかった少年が社交ダンスに通いどんどんのめり込んでいく 遠い先にいるヒロインに近づくために まぁとにかく面白い
アニメ化記念コメ。かっこいいし面白い。読んでて熱くなれる作品ですね。 主人公が世界を食う前にアニメが世界を席巻することでしょう。 今でも十分面白い作品に仕上がっていますが、この作品はこれからが本番。 どれだけ面白くなるんだろうかと期待してしまいますね。
18 聖☆おにいさん
連載中 巻数 : 20
- 作者 : 中村光
- 時期 : 2008年-
- 雑誌 : 月刊モーニングtwo
- 出版 : 講談社
あらすじ・ストーリー
目覚めた人・ブッダ、神の子・イエス。世紀末を無事に越えた二人は、東京・立川でアパートをシェアし、下界でバカンスを過ごしていた。近所のおばちゃんのように細かいお金を気にするブッダ。衝動買いが多いイエス。そんな“最聖”コンビの立川デイズ。“笑い”でも世界を救う! 聖人in立川。ブッダとイエスのぬくぬくコメディ。
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ギャグ線高いwww 私が通ってる学校がカトリックの学校で,近所にも仏教の学校あるし,なんか親近感わくww イエス様の意外な趣味とか,毎回宗教の時間が楽しいです
中村光作品٩( 'ω' )۶ ブッタとイエスの長期休暇を描いている ちゃっと変わったコメディ作品。 ハマる人はハマるはず! 完結はまだ先だと思うがどうまとめるのか 非常に興味あり。
世紀末を無事に乗り越えたイエスキリストとブッダ。 有給休暇を取って東京・立川の古アパートでルームシェアをして暮らすというコメディ。 決して豊かな生活ではなくて、日々家計に頭を悩ませつつも家事が大好き、趣味が高じて天界での人気漫画家にまでなってしまう堅実派ブッダと、まるで罪を知らない子供のように自由奔放に生きつつも周囲を笑顔にする、ネットゲームが大好きでリア充が恐怖の対象という、まるで現代っ子のようなイエス。 読者の宗派が違っても論争にならないのは緩やかで庶民的なそんなふたりを暖かく描いているからでしょうか。 読んでいるうちに、元ネタが知りたくなってついついwikiを開きたくなります。 自分が知っているエピソードが出て来ると嬉しくなったり。 知識があるほど味わいが出て来る作品です。 ちなみに大英博物館にも展示されているそうです。 私の人生のバイブルでもあります(笑) 全巻、30回以上は読み直していますが全く飽きが来ないです。 全巻買いそろえた漫画の2種類のうちのひとつです。
19 トリコ
完結済 巻数 : 43
あらすじ・ストーリー
世はグルメ時代!IGO直属ホテルの料理長・小松と、カリスマ美食屋トリコの二人が、最高の食材を求め、命を懸けた旅へ出発する!!本作に登場する食材はどれも実在しない物ですが、読者に「食べてみたい!」と思わせる島袋先生の世界観は流石です!これを読むとお腹が空くかも?
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インフレが激しいけどまあ面白いかな。
最初の方の展開は☆4.5位だったのですが後半の超展開はもう頭入ってきません。もっとシンプルにして欲しい。
最近超展開が続いていますが、基本的におもしろいです!
20 もやしもん
完結済 巻数 : 13
あらすじ・ストーリー
この力があれば新しい菌の発見だって、食中毒や流行病の未然防止だって、世界征服だってできちゃう?!細菌、カビ、酵母、ウイルス…etc。まとめて微生物なんて呼ばないで!こいつら強烈な個性もっている。
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全巻買って母と親子で楽しく読めました!あまり親しみのない農業のことの説明が詳しくのっていたり、とても面白かったです!この絵柄もすごい好きだしアニメもとても面白かったです。いろんな人にぜひ読んでほしいと思います!
21 となりの関くん
連載中 巻数 : 10
- 作者 : 森繁拓真
- 時期 : 2011年-
- 雑誌 : コミックフラッパー
- 出版 : KADOKAWA/メディアファクトリー
あらすじ・ストーリー
最後列の窓際の座席に座る関くんは、教師から見えにくい位置であるのをいいことに、授業中に一人遊びに興じている。クラス内郵便や、机の穴ゴルフといった誰しも遊んだことがある遊びから、将棋や囲碁、チェス、ドミノ倒し、棒倒しなど授業中の一人遊びを超越した行為、さらには机の研磨や砂金採りといった遊びとは呼べないようなことまで、こそこそと行う。
隣に座る横井さんは、真面目に授業に取り組もうとするものの、毎回関くんの奇怪な遊びが気になって授業に集中できず、ついつい見入ってしまう。しかも関くんの遊びは、なぜか絶対に先生にバレることが無い。この作品は、授業中に小さな机の上で繰り広げられる無限の可能性を追求したドラマである。[wikipediaから引用]
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友人から借りて読んだ。アイデアは面白いけど、横井さんのセリフがどうも受け付けない。
22 アオアシ
連載中 巻数 : 33
- 作者 : 小林有吾 他
- 時期 : 2015年-
- 雑誌 : ビッグコミックスピリッツ
- 出版 : 小学館
あらすじ・ストーリー
愛媛に暮らす中学三年生・青井葦人(あおいアシト)は、ある日、Jリーグのユースチーム監督・福田達也(ふくだたつや)と出会う。粗削りながら、無限の可能性を秘めたアシトを、福田は自チームのセレクションに誘い!?日本のサッカーを変えることになる少年の運命は、ここから、急速に回り始める―――!!
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面白い
まじで面白い
23 ハイスコアガール
完結済 巻数 : 10
- 作者 : 押切蓮介
- 時期 : 2012年-2019年
- 雑誌 : 月刊ビッグガンガン
- 出版 : スクウェア・エニックス
あらすじ・ストーリー
『ポリゴン』って何? 食えんの? そんな2D全盛期だった古き良き格ゲーブーム到来の1991年。ヤンキーとオタクとリーマンが蔓延る場末のゲーセンに、彼女は凜と座していた──。
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あにこれにも書きましたが、 この物語は、旧式のゲーム機をベースにしたラブコメです。 とても温かく、ほのぼのとします。 そして、ヒロインの女の子二人の気持ちが、とても切なく感じます。 主人公の矢口ハルオは、大のゲーム好き。自分の信念をしっかり持っており、誰にでも優しい男の子です。 ヒロイン大野晶は、美人だけど無口。そして彼女も大のゲーム好き。 さらに、もう一人のヒロイン日高小春は、美人で明るく、ゲームをたしなみます。 晶は自分の気持ちをうまく話せない女の子です。 だから多くの人には気持ちが伝わらない。両親にすら彼女の気持ちは伝わらない。 晶は親の都合で転校することになります。 空港まで見送りに来てくれたハルオと別れたくないので、ハルオに必死にしがみつきます。抱きつくのではなくしがみつきます。そして声にならない声を発して泣き叫びます。 でも両親にむりやりはがされ、飛行機に乗せられてしまう。 このときの晶の心の叫びが、私の心に痛いほど伝わってきました。とても切なく、やるせない気持ちでした。 小春は自分のことを表現できる女の子 でも小春はハルオのことが好きで、ハルオと話すきっかけがほしいがためにゲームをしている。 それって、意外とつらいはずです。 ハルオが小春の気持ちに気づいていないこと。 どんなに上手に自分の気持ちを話しても、相手が理解してくれないってつらい。それが好きな相手だったらなおさらです。 小春がハルオに自分の気持ちを伝えようと、涙目でありったけの勇気を奮い起こして伝えた言葉は、とても切なかった。 このときの彼女の心の痛みがズキズキと伝わってきました。 二人とも幸せになってほしい。 矛盾した望みだと分かっていますが、そう望まずにはいられなくなる物語です。
スト2、ヴァンパイア、侍スピ、龍虎、KOF、ファイナファイト…、これらに当時100万円はくだらないほどに突っ込んだのは良い思い出。 ただ懐かしいゲーム(懐ゲー)を題材にした作品だけで終わることなく、思春期で中二全開ゲーム脳なハルオと、ミステリアスお嬢様大野さん、そしてもう一人のヒロイン日高さんこの三人が織り成すドタバタ劇? ハッキリ言 って恋愛要素やラブコメ系が苦手な私ではあるが、この作品においてのラブコメは必須なのかもしれない。
1990年代の格闘ゲームの流行によりブームとなったアーケードゲーム。 その頃の一般的な小学生たち同様、なけなしのお小遣いをゲームセンターにつぎ込んだガイル使いの少年「矢口春雄(ハルオ)」と、ザンギエフ使いの少女「大野晶」を主人公にしたラブコメ作品です。 小学生から高校生に進学し、小中と卒業式を迎えるが、ゲーセンだけは卒業できない少年が主人公で、ラブコメ作品ではありますが、主人公の脳内は魂寄せからの鬼炎斬コンボで頭がいっぱいという残念なラブコメとなっています。 ヒロインも作中、言葉らしい言葉を発さず、主人公にどういう感情を持っているのかもよくわからないまま、ファイナルファイトを涼しい顔でノーコンの上トップスコアでクリアします。 相手を喜ばそうとか、そういう好き同士であれば当然発生する感情のやり取りは無く、ただ、「ギャフンと言わせてやりたい」、「新作ゲームが出たから語り合いたい」という感情で一緒にいるようにも見えるのですが、傍目にはとても仲がよく、早くつきあってしまえばいいのにとヤキモキさせる展開となります。 登場するゲームは実在のもので、ストⅡがストⅡ'になり、ダッシュ ターボになり、レインボーなんていうよくわからないものが登場したりして、スリーはいつでるのかと話題になったりする(そしてスリーではなくZEROが出る)など、当時を知る人が読むととても懐かしいです。 ストⅡだけでなく、龍虎の拳や、サムライスピリッツ、ワールドヒーローズ、ヴァパイア、キングオブファイターズなどなど、格ゲーのみではなく源平討魔伝、魔界村、大工の源さん、パズルボブルやぷよぷよ、パロディウス、タントアールなど、ゲーム愛に溢れたキャラクターたちが登場するので、ピコピコ少年だった自分としては感涙の内容でした。 タントアールとかイチダントアールとか、当時ゲームギアでもやりまくってたなー、と。 ただ、私的にはゲーセンに行く目的は目下音ゲーだったのですが、本作では音ゲーについては取り上げられませんでした。 ハルオの趣向的にあっていないので仕方ないと思いますが、音ゲーも黎明期は色々出て(カラオケとかパラパラとか)衰退していったので、少し残念でした。 また、後半で主人公が大阪のゲーセンを見て回るシーンがあるのですが、そこに新世界のQティーが少しだけ登場したのにとても感動しました。 あと、日本橋のフェラーリが登場します。 私の知っている頃には名前はSCOTになっていましたが、フェラーリの看板だけは見覚えがあり、ここもよく行っていたなーと懐かしい気持ちになりました。 本作を読むと、ストⅡではブランカ、ヴァンパイアではガロン使いだった自分を思い出し、あの頃のアーケードゲームをまたやりたい気持ちになりますね。 気づけばゲーセン談義になってしまいますが、ラブコメ部分もすごく良いです。 押切蓮介といえば『ドヒー! おばけが僕をペンペン殴る!』とかのイメージだったので、本作を読んで驚きました。 なお、ハイスコアガールは著作権侵害により一時連載が中断されましたが、その後和解が成立しています。 その上で、加筆修正版として、最初5巻分だけ『ハイスコアガール CONTINUE』として発売されています。 ハイスコアガールの5巻までとCONTINUE 5巻は、基本的に同じ内容なので注意ですね。 続編も連載中なので、引き続き楽しみです。
24 海街diary
完結済 巻数 : 9
あらすじ・ストーリー
鎌倉で暮らす三姉妹の元に、自分たちが幼い頃に離婚して家を出て行った父の訃報が届いた。次女・佳乃は15年以上会っていない父の死を特に何とも思えず、三女・千佳も父との思い出が殆どなくて佳乃と同じ気持ちだった。それでも長女・幸の頼みで葬式に出るために山形へ赴いた佳乃と千佳は、そこで年齢の割にしっかりしている中学1年生の異母妹・すずと初めて出会う。
既に母も亡くしていたすずは父の再々婚相手の家族と暮らしていた。気丈だが感情を見せないすずに対し、葬儀の打ち合わせで会った亡父の妻は頼りなく、佳乃はすずの今後について安請け合いする亡父の妻に不信感を抱く。妹2人と違って記憶が確かな幸は父を許せず、夜勤を口実に欠席するつもりだったが、妹からのメールで事情を知ると徹夜を押して急行して葬式に出席する。葬式からの帰り、すずは幸から亡父のことで感謝の言葉をかけられ、堪えていた感情が爆発するように号泣した。幸はそんなすずに「鎌倉に来て一緒に暮らそう」と誘い、すずは快諾した。
そして、四十九日を済ませた翌週に、父を亡くした地を後にしたすずが鎌倉の異母姉たちが住む一軒家に引っ越してきた。異母妹を「四女」として迎えた香田家の新たな共同生活が始まる。
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映画もなかなか良かったけど、やっぱり原作の方が登場人物それぞれを丁寧に描いているので面白いです。 吉田秋生の作品はストーリーがしっかりしているので、再読しても面白い! 購入して家に備えておきたい一作です。
泣ける作品と、どっかのサイトに書いてあったので読んでみました 絵に癖がありますが結構好きな絵柄なのでよしです 確かに不倫の・・・ってな話がちょこちょこ出てきますが そんなにどぎつくなく、まあしょうがないかな?と思うくらいだったので 特に気になりません なんか一気に8巻まで読める魅力ある作品でした
鎌倉に住む3人姉妹 (香田幸・佳乃・千佳) の父 (浅野) が死に、葬式のため父が再々婚した相手 (陽子) と暮らした山形へ赴いた佳乃と千佳。 だが、既に離れて暮らしてから15年以上会っていない父を、2人は父と思うことができなかった。 2人はそこで父の再婚相手との子、三姉妹の異母妹である浅野すずと出会う。 葬儀の場で相続の話となり、駆けつけた幸と陽子のおじ、陽子で話をするが、陽子は頼りなくあぶなっかしい雰囲気である、その一方ですずは気丈で、年齢の割にしっかりしているが、3姉妹には彼女が無理をしているようにも思えた。 そんな折、幸はすずに、父の世話をしてくれてありがとうと言葉をかけると、すずは堰を切ったように号泣する。 鎌倉に帰る三人は、プラットフォームですずに、鎌倉に来て一緒に住まないかと誘い、すずはこれを即答で快諾する。 そして、鎌倉での4人姉妹の新たな共同生活が始まる。 一巻の一話がそんな感じでのスタートで、以降は、主に鎌倉での日々が続くものになっています。 終わり無く続いていくようなストーリーで、4人姉妹を中心に、失恋したり、大事な人が亡くなったり、遠い親戚が現れたり、恋愛したり、進級したり、家族が増えたり、普段の生活で当然のように起きるドラマチックな事件が述べられており、日常を扱ってはいますがいわゆる日常系ではなく、少しづつ変化する人々の生活を描いた作品です。 吉田秋生さんの作品は、本作の他はBANANA FISHしか読んだことがないので、銃とドラッグと歪んだ少年愛にまみれた斯の作品と比較すると、テーマが全く異なっていて驚きました。 人の死が描かれることはありますが事件性のあるものではない自然的なもので、殺人や、ましてやそれを隠匿するようなシーンは出てこず、描かれているのは一般の人々の行動の範囲内です。 すずの同級生だから少年は出てきますがゲスな親父に金で買われて犯されるようなシーンは、当然ながら無いです。 ただ、他の吉田秋生作品とクロスオーバーしており、ラヴァーズ・キスと世界観を共有しているそうなので、ラヴァーズ・キスもそのうち読んでみようと思います。 また、四姉妹が綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずというキャストで実写映画化していますが、こちらは監督の是枝裕和の描く世界観が個人的に苦手なのと、原作である漫画作品は非常にできが良くスッキリした気分で読み終えたため、映画で原作のイメージを壊されそうなため倦厭しています。 本作、とても面白かったです。 少年サッカーや法事や恋愛など、普通に一般の人が経験することですが、どう取材したんだろうと不思議になるくらい複雑な事情が自然にストーリーに溶け込んでいてすごいと思いました。 私もサッカー経験者ですが、当時を思い返すと、意識していたわけではないまでもこんな感じだったような気がするなぁと思います。 長女は看護婦、次女は金融業に勤めており、専門性が高い上、その業種の性格上街の人々と会話するシーンが多く、その中でさらに人同士がいろんな形で関わっていて、そしてストーリーが進みます。 そのあたり、小さな街の普通の日常なのに、非常に情報量が多く、壮大なストーリーだと思いました。 非常に良かったですが、子供の名前で走馬と書いてランマと読ませるのはキラキラネーム過ぎるのではと思いました。
25 ファイアパンチ
完結済 巻数 : 8
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『氷の魔女』によって世界は雪と飢餓と狂気に覆われ、凍えた民は炎を求めた──。再生能力の祝福を持つ少年アグニと妹のルナ、身寄りのない兄妹を待ち受ける非情な運命とは…!? 衝戟のダークファンタジー、開幕!!
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賛否両論になると思いますが途中から出てくるある強烈なキャラクターのおかげで大分話がこじれます。
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